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人気ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズのキャラクターをデザインした、画家の天野喜孝さんが手がけた襖絵が、伏見区の伏見稲荷大社に奉納されました。18日午後、伏見稲荷大社で行われた奉告祭には、人気ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズのキャラクターをデザインした画家の天野喜孝さんが出席し、神職がお祓いと祝詞を奏上したあと、天野さんが玉串をささげ、襖絵の完成を奉告しました。奉納された襖絵は「INARI(イナリ)」と題し、丸い球を持った少女を中心に光と闇の世界観を表現していて、伏見稲荷大社を象徴するキツネのほか、ファイナルファンタジーに登場するモンスターが墨で描かれています。大小含めて17面の襖絵は、書院の一室の壁面にはめ込まれるということです。神楽女の奉納が行われた神楽殿には、襖絵の一部が並べられ、参拝者にも公開されていました。伏見稲荷大社によりますと、今後、一般公開も検討しているということです。