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命の大切さや交通安全を訴えるプロジェクトの一環として、京都市東山区の保育園でヒマワリの種が植えられました。このプロジェクトは2011年に木津川市内の交通事故で死亡した東 陽大くん(当時4歳)が、生きていた証として、生前に育てていたヒマワリを、多くの人達にも育ててもらおうと、その種を全国各地に配布して活動を広げているものです。昭和保育園では17日、園児や東山警察署の署員、陽大くんの遺族も参加してプランターに種を植えたほか、交通安全教室も開かれました。陽大くんの父・圭一さんは、「少しでも今日のことを来年も再来年も思い出していただいて、横断歩道をきちんと渡るとかして、種を植えていただいたお子さんたちが交通事故に遭わないようになればいいなと思う」と、しみじみ語りました。プランターで育ったヒマワリの苗は、園庭の花壇などに植えられる予定だということです。