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関西インカレ陸上 女子総合で4連覇に輝いた立命館大の強さ!

2025年5月16日 18:30

大阪の長居で行われた大学の陸上選手権、関西インカレ、今回は女子総合で4連覇に輝いた立命館の強さをテーマにお届けします。
激動の4日間のフィナーレともいえる最終種目マイルリレー、各大学の応援にも一層熱がこもるこの種目を勝利で締めくくり、見事、女子総合優勝に輝いたのは立命館大学でした。
今大会で4連覇となった立命館大学。
彼女たち一人一人が積み上げた得点に込められた思いとは。

女子5000m決勝に出場したのは、立命館宇治高校出身の2人、3年の太田咲雪と1年の佐藤ゆあです。
4月末に行われた日本学生個人選手権では、同競技のレース中に転倒してしまい、悔しい思いをしたという太田は、今大会前、陸上人生で初めて緊張で眠れない夜を過ごしたと言います。

【声】立命館大 3年 太田咲雪選手
「悪い意味じゃなくて、それだけ自分がこの大会にかけている裏付けかなと思うので、そんな不安がらずにいつも通り過ごしました」

緊張をポジティブにとらえた太田は、見事優勝を果たしました。
そんな太田の背中を懸命に追っていた1年の佐藤は、途中太田に引き離されましたが、得意のラストスパートで、太田に続く2位でフィニッシュしました。

【声】立命館大 1年 佐藤ゆあ選手
「本当は優勝したかったんですけど、やっぱり先輩が強かったので、次は負けないように来年はしっかり優勝できるように頑張ります」

女子400m決勝で、およそ2年振りの自己ベスト更新記録で優勝を果たしたのは、立命館大学3年の児島柚月です。
高校時代、全国インターハイでは200m・400mの2冠を成し遂げた実力者でもある児島ですが、大学入学後は思うような結果が出ず、成長したつもりの練習になっていたと振り返ります。

【声】立命館大 3年 児島柚月選手
「優勝は最低限と思っていたので、すごくほっとしています。
プライドとか、一旦全部捨ててみて、去年の全日本インカレまでにゼロからやり始めてみようと
その成長する過程がすごく楽しかったなっていう風に思うので、一気に殻が割れた走りができて よかったなと思っています」

女子400mH決勝の注目は、ワールドユニバーシティゲームズ日本代表に選出されている2年の瀧野未来です。
この日のコンディションは悪くなかったという瀧野は、大会新記録・自己ベスト更新を狙い、このレースに挑みました。
期待に応え、優勝を飾った瀧野でしたが、目標のタイムとはいかず、悔しそうな表情を浮かべます。
まだまだシーズン序盤、今後の飛躍が期待されます。

【声】立命館大 2年 瀧野未来選手
「まず国際大会で、シニアで日本代表として出場させていただくので、そこはちゃんと責任をもって、自分に圧をかけて、今できる自分の最高のパフォーマンスをできるように励みたいなと思います」

そして女子1万m競歩では、昨年のパリオリンピックで男女混合競歩リレーに出場した4年の柳井綾音が優勝しました。
2位とおよそ2分差をつける圧巻の歩きで、関西インカレ4連覇を飾りました。
最終学年となる柳井からは 立命館大学への愛と女子総合優勝にかける想いが溢れます。

【声】立命館大 4年 柳井綾音選手
「私は小学2年生のときから、立命館大学に入りたいって気持ちで立命館に入ってきて、立命館のために頑張りたいという気持ちが強いので、一点でも多く稼がないといけないと思って歩きました」

また オリンピックを経験したことで 競技に対する変化があったと言います。

【声】立命館大 4年 柳井綾音選手
「1年生、2年生のときは、自分が歩きたいという気持ちで歩いていましたが、今はオリンピックとかを経験して、もっと競歩を知ってもらえるきっかけを自分が作っていきたいですし、陸上をもっと盛り上げたいという気持ちに、今は変わっています」

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