ニュース
京都府警の警察署や警察施設の女性用トイレにカメラを設置したとして、京都府警の警察官2人が書類送検されました。
性的姿態撮影処罰法違反などの疑いで書類送検されたのは、中京警察署の20代の男性巡査と下鴨警察署の40代の男性警部補です。京都府警によりますと、20代の男性巡査は、ことし3月、勤務先の中京警察署の一般の人も利用できる女性用トイレの個室に小型カメラを設置し、盗撮しようとしたほか、ことし2月から3月にかけて京都市内の駅構内や電車内で盗撮した疑いがもたれています。また、下鴨警察署の40代の男性警部補は、ことし2月と4月、左京区内の警察施設の女性用トイレにスマートフォンを設置し、女性警察官1人を撮影した疑いがもたれています。調べに対し、2人はいずれも容疑を認めていて、京都府警は2人をともに書類送検し、停職3か月の懲戒処分にしました。2人は依願退職しました。京都府警では、去年9月に下京署の巡査が、今年3月には宇治署の警部補が、盗撮などの疑いで書類送検されていて、同様の不祥事が相次いでいます。