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京都御所で13日、「御所透かし」と呼ばれる独特の技法を用いたマツの手入れの模様が報道陣に公開されました。
宮内庁京都事務所によりますと、京都御所には、クロマツやアカマツなどおよそ600本のマツの木があり、定期的な剪定が行われています。「皇后御常御殿」の西側庭園では、宮内庁の職員3人が「御所透かし」によるマツの新芽の摘み取り作業を行いました。10センチから20センチほどに伸びた新芽を、およそ3センチの長さに手で摘み取り、上は軽く、下は、やや濃く仕立てて、落ち着きのあるやわらかな姿に整えていきました。宮内庁京都事務所によりますと、作業は来月13日まで続くということです。