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関西インカレ陸上 立命館大・永石小雪選手が自己ベスト更新で初優勝!京都教育大・長谷川麻央選手が女子800m、1500m優勝で2冠!

2025年5月12日 19:00

大阪のヤンマースタジアム長居で行われた大学の陸上選手権「関西インカレ」をシリーズでお伝えします。
今回は「涙と感動」の名場面です。

男子110mハードルでは予選トップ!
しかし、決勝でまさかのフライングで失格となった立命館大学4年の田原佳悟が、男子400mハードルで雪辱を果たしました!

【声】立命館大学 4年 田原佳悟選手
「(110mハードル決勝フライングで失格について)落ち込んだのですが、チームメートや家族のおかげで、立ち直ることができた。
自分の力だけではなく本当に応援の力が大きくて、最後に出し切れた。
周りの人に感謝する気持ちを忘れずに生きていきたい」

男子3000m障害に出場した京都産業大学4年の桒田大樹は、終盤に力が出せないレースが続いていました。
負けてもいいから前へ出よう!
大学ラストイヤーで果たした初優勝!

「まだ追い込めるやろ!」と横断幕に掲げるのは、京都教育大学陸上部です!
長谷川麻央が、そんな部のスローガンを体現した走りを見せます。
女子800m決勝、1周目、長谷川は3位につけます。
その後は、立命館大学2年、西田有里とのマッチレースに!
最後、長谷川が西田をかわし、初めて女子800mの関西女王に輝きました。
レース後は、電光掲示板で結果を確認する余裕すらありませんでした。

【声】京都教育大学 長谷川麻央選手
「走る前に顧問の先生に『ラストのラストまで諦めずに走ろう!』と言われた。
最後200mで諦めかけたが『もう1回だ!』と思いラストの直線で頑張りました」

長谷川は、女子1500mでも去年に続き優勝を飾り、大会2冠に輝きました。
そんな長谷川の背中を追いかける後輩が貴重な経験を積みました。
女子1500mで3位に入った京都教育大学3年の尾崎真衣です。

【声】京都教育大学 3年 尾崎真衣選手
「絶対ワンツー取ろうと言っていたので・・・(泣き崩れる)
まだ、3年なので次に生かして頑張ります」
【声】京都教育大学 長谷川麻央選手
「強くなると思います。今後に期待したいです!」

1年生の優勝もありました。
女子走り幅跳びに出場した京都橘大学の高宮ひかりです。
「いい記録を出して世間に注目されたい」という高宮は、優勝を決めて、この笑顔!

立命館大学4年の永石小雪は、佐賀北高校時代、女子100mでインターハイと20歳以下の日本選手権で優勝しました。
大学に入ってからは、ケガに泣き、思うような走りができませんでした。
永石は、高校3年の時に出した自己ベストを更新して、初優勝を飾りました。

【声】立命館大学 4年 永石小雪選手
「ここまですごく長かった。
つらかったなとか、リハビリをトレーナーと一緒にやった事とか、思い出がよみがえる(涙)
過去の栄光というか、自己ベストを塗り替えたいという思いがずっとあったので、何年か、かかったのですが。
それがモチベーションでした」

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