京都府内各地の自慢の食を集めた販売イベントが、京都市下京区の京都市中央卸売市場で開かれています。このイベントは京都府内に23カ所ある「食の京都ＴＡＢＬＥ(テーブル)」と称した農林水産品直売所や道の駅のことを知ってもらい、観光促進につなげようと京都府などが去年から行っているものです。今回は府内の食材を使った加工食品74種類がずらりと並び、オープンの午前10時前には30人以上が列を作りました。オープンを待っていた人たちのお目当ては、乳製品やスイーツで南丹市美山町の美山牛乳、そして天橋立の景観や股のぞきをイメージし、上下逆さまのパッケージが目をひくチーズケーキが飛ぶように売れていました。また、メスの間人ガニをぜいたくに使ったパスタソースも注目を集めました。訪れた人たちは、思い思いに商品を手に取り、食の魅力あふれる京都を感じている様子でした。このイベントは11日までで、11日は市場の野菜や果物、塩干物の販売も行われます。