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京都府向日市の向日町競輪場の敷地内に、府が多目的アリーナ、仮称・京都アリーナを整備する計画について、地元住民らを対象とした説明会が開かれました。
府と向日市による説明会は、先月25日からこれまでに向日市内の公民館などで7回開催されていて、最終日となる6日は、市民ら260人あまりが集まりました。説明会の前半、府の担当者が京都アリーナの建設をはじめとする向日町競輪場敷地の再整備の概要やイベント開催時の混雑の緩和策、そして周辺道路の整備計画などを説明しました。これに対して参加者からは「駐車場の問題をどう考えているか?」「アリーナの騒音や振動の想定はどうなっているか?」といった質問が出されました。また、アリーナの事業費348億円について、「プロスポーツに府の予算を充てる必要があるのか?」などといった意見も出され、説明会は予定の1時間を大幅に超過して終了しました。