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関西学生空手道 京都勢が躍動!

2025年5月5日 20:00

4月29日に兵庫県で、関西学生空手道個人選手権が開催され、京都勢が躍動しました。
今年度初の公式戦となるこの大会、各階級3位までに入れば、7月に開催される全日本インカレの出場権を獲得することができます。
4階級がおこなわれる女子組手のマイナス50キロ級に登場したのは、去年この大会で準優勝の同志社大学3年の小川千尋です。
今年こそ優勝を目指して臨みました。
しかし準決勝、相手にポイントを先取される苦しい展開となります。
最後まで懸命に技を出すもポイントを奪えず、3位で今大会を終えました。

【声】同志社大学 3年 小川千尋 選手(静岡・御殿場西高校出身)
「本番でプレッシャーもかかる中で、あまり自分の力を出せずに終わってしまって、悔しい思いがいっぱいなんですけど、全日本インカレの出場権は獲得できたので、全日本インカレでしっかりと力を発揮できるように、また切り替えて頑張っていきたい」

残る3階級では、京都産業大学勢が活躍します。
京産大3連覇中のマイナス55キロ級では、2年の上出亜矢那が、去年3位のリベンジを果たし、初優勝を果たしました。

【声】京都産業大学 2年 上出亜矢那 選手(華頂女子高校出身)
「相手のペースに巻き込まれないように、最後までしんどくても、自分の力を出せるようにというのは、ずっとコートに立っている時に意識していました」

マイナス61キロ級の決勝では、京産大主将の4年・武田桜花と、京産大1年の澤木愛月との同門対決となりました。
両者ポイントを奪えず、迎えた試合時間残り4秒、青の武田の上段突きが決まり、勝負あり。
武田が主将の意地を見せ初優勝を果たしました。

【声】京都産業大学 4年 武田桜花 主将(華頂女子高校出身)
「3年間で初戦で負けることばっかりで、この大会がことし階級別で最後で、自分としても4年間やってきたことを全部ぶつけてやり切ろうという強い気持ちで臨んだので、すごくうれしいなって思います」

残るマイナス68キロ級の決勝は2年連続同じ顔合わせ、京産大3年・赤の池田真白と、同志社大4年・青の武田蒼生との一戦となりました。
試合は、この階級連覇の京産大・池田がポイントを先取します。
その後も池田が王者の貫禄を見せ、見事3連覇を達成しました。

【声】京都産業大学 3年 池田真白 選手(大阪敬愛高校 出身)
「3連覇に向けて準備してきたので、勝ちたいという気持ちが先行して、雑になる場面も多かったんですけど、何とか3連覇できてすごくうれしい気持ちです。
(全日本インカレでは)優勝だけを見て頑張りたいと思います」

男子組手マイナス84キロ級では、京産大3年の田山連太郎が優勝し、京産大が去年に続き、男女4階級を制覇し、強さを見せました。

【声】京都産業大学 3年 田山連太郎 選手(大阪・浪速高校出身)
「1・2年生の時は予選で負けてしまって、次の全日本インカレには別の枠で出場していたんですけど、今回は自分の力でしっかり優勝することができたので良かったです。
個人で日本一を取ったことが無いので、大学卒業の4年生までに何かで日本一になれるように頑張りたいと思います」

京産大 全員「押忍!」

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