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馬の神様と知られる藤森神社で、疾走する馬の上に乗ってアクロバテイックな技を披露する「駈馬神事」が5日に行われました。
毎年5月5日に執り行われる藤森神社の駈馬神事は、室町時代に武士が馬術の腕前を神前に奉納したのが始まりとされ、およそ1200年の歴史がある伝統行事です。およそ200メートルある参道では、乗子たちが颯爽と駆け抜ける馬の上で様々な技を披露します。体に矢が当たったと見せかけ、馬から落ちそうな姿勢をとる「藤下がり」や、敵の矢が降りしきるなか駆ける「手綱潜り」など、目の前で繰り広げられるアクロバティックな光景に、訪れた人たちから大きな歓声が上がっていました。
【観客の声】
「すごく近い距離で馬がすごく速く走っていて、凄かった」
「馬が全力で走っているところを近くで見れてうれしかった」
「地元の伝統文化を見て胸が熱くなりました」