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葵祭・御禊の儀 祭のヒロイン斎王代が身を清める

2025年5月4日 18:00

京都三大祭のひとつ・葵祭を前に、祭のヒロイン・斎王代が身を清める「御禊の儀」が、京都市北区の上賀茂神社で営まれました。午前11時前、十二単を身にまとった67代斎王代の山内彩さんがおよそ50人の女人列を従えて上賀茂神社の鳥居をくぐりました。御禊の儀は、祭の無事を願って斎王代が身を清める神事で、上賀茂神社と左京区の下鴨神社で毎年交互に行われます。山内さんはお祓いを受けたあと、境内を流れる御手洗川の水辺へとゆっくり進み、両手をそっと浸しました。そして、人の形をした木の札「形代」に自分の穢れを移し、川に投げ入れることで身と心を清めました。山内さんは「国の安寧を祈る祭ですので、祈りを運んでいけるような1日になるように心身を整えて挑みたい」と葵祭に向け抱負を語りました。5月15日の葵祭では、斎王代をはじめおよそ500人の行列が雅な平安絵巻を繰り広げます。

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