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長編小説・源氏物語の世界観を44点の写真で表現した企画展が、宇治市の源氏物語ミュージアムで開かれています。源氏物語の写真集も出版している京都市の写真家・中田昭さんが源氏物語や紫式部をイメージし30年間撮り溜めた写真が展示されています。京都御所のフジの写真は源氏物語の主人公・光源氏が思いを寄せた継母・藤壺をイメージしました。源氏物語・最後のヒロイン浮舟が身を投じた宇治川の激しい流れを捉えた写真も迫力があります。このほか、京都の伝統行事や植物、風景を写した写真も展示され、紫式部によって執筆されたフィクションの長編小説源氏物語で、登場人物が繰り広げた京都での営みや自然に思いを馳せることができます。企画展「写真でつづる源氏物語、京、そして宇治」は6月29日まで、宇治市の源氏物語ミュージアムで開催されています。