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メーデーの1日、京都府内各地で労働組合が集会を開き、物価高騰を上回る賃上げなどを訴えました。京都市中京区の二条城前で行われた京都総評の全京都統一メーデーには、各業界の労働団体からおよそ4000人が集まりました。はじめに、京都総評の議長をつとめる梶川憲実行委員長が「トランプ政権に右往左往するのではなく、暮らしの実態に根差した賃上げを」と挨拶しました。96回目となることしは、物価高騰を上回る大幅賃上げやジェンダー平等、中小零細企業への抜本的な支援などがスローガンに掲げられ、「今こそ賃上げ」「消費税を引き下げろ」などの宣言文が読み上げられました。参加者らは全員でガンバローを三唱したあと、プラカードや横断幕をかかげてデモ行進し、道行く人たちに労働環境の改善などを訴えていました。