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京都学生陸上対校選手権 壹岐きょうだいの末っ子、京都産業大学4年、壹岐元太選手が男子200mで圧倒的な強さ!

2025年4月7日 18:00

4月6日、宇治市の山城総合運動公園陸上競技場で「第89回京都学生陸上対校選手権」が行われました。
今シーズン、飛躍を誓う選手に迫ります!
大学の陸上シーズンの幕開けとなる大会には、京都と滋賀の21の大学の選手が参加しました。
高宮ひかり選手は、この春、大阪の大塚高校から京都橘大学に入学したばかり。
去年の全国インターハイでは女子走り幅跳びで3位に入りました。

【声】京都橘大学 1年 高宮ひかり選手
「私は、そもそも美容の道に進もうとしていたが、全国インターハイで悔しかったのと、やはり陸上は楽しいと思って・・・」

まだ、やり残していたことがあるはずだ!
高宮選手は、もう一度、陸上に向き合いたいと、大学の門をたたきました。

【声】京都橘大学 1年 高宮ひかり選手
「お父さんは、陸上をやめると言ったときに、残念そうな顔をしていて、けれど続けるとなったら、"よっしゃー!"と言っていました」

父が見抜いていた娘の才能!
この日、高宮選手は、自己ベストには50センチほど及ばない記録でしたが、1年生ながら楽々と優勝を飾りました。

【声】京都橘大学 1年 高宮ひかり選手
「父は剣道していました!
母はバレーボールをしていました!(笑顔)」

明治国際医療大学3年、末吉凪選手は、3年前、聴覚障害者のオリンピック(デフリンピック)の女子棒高跳びで銅メダルに輝きました。
2024年12月の聴覚障害者の日本選手権では、3メートル60センチをクリアして、デフ世界記録を樹立しました。

【声】明治国際医療大学 3年、末吉凪選手
「(棒高跳びの)魅力は他の競技よりも高く跳べることです!(笑顔)」

この日、末吉選手は、自己ベスト更新を狙いましたが、あと一歩届きません。
それでも、全体の2位。今シーズンの目標を聞いてみると・・・

【声】京都橘大学 1年 高宮ひかり選手
「とにかく誰よりも競技を楽しんでいる姿でいたい!
(そんな1年にできますか?)できます!(笑顔)」

男子200メートルでは、京都産業大学4年、壹岐元太選手が予選から圧倒的な強さを見せます。
昨シーズン、壹岐選手は西日本インカレで優勝して注目されました。
壹岐選手は、4人兄弟の末っ子です。
2人の姉は立命館大学時代、400メートルリレーの日本代表にも選出されたトップアスリートです!

【声】京都産業大学 4年、壹岐元太選手
「ずっと姉が速くて、今も速いのですが、それに比べられて・・・。
それは無くせる様にしていきたい!」

壱岐姉妹の弟と、言われるのは、もう嫌だ!
自分は自分だ!と今シーズンのテーマを掲げます!

【声】京都産業大学4年、壹岐元太選手
「家で"チョビ"と言われている。小さかったのでめちゃくちゃ。
だから逆襲のチョビでいいですか。
高校でも全国インターハイに出場できなかった。
大学で選手として伸びていくという感じで(末っ子の)逆襲ですね!」

学校別で争う、「対校得点」では男女とも、臙脂のユニフォーム、立命館大学が圧倒的な強さを見せ、男子は19連覇、女子は24連覇を達成しました。

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