サッカー、Ｊ１の京都サンガは、４月２日、ホームで柏レイソルと戦いましたが、劇的な結末で勝ち点をもぎ取りました。
今シーズン初のナイトゲーム。
紫の光に染まるスタジアムで、３連勝を狙うサンガは、前節からスタメン二人を変更し、宮本がセンターバックに、ケガから復帰し、今シーズン初出場となった福田が、右サイドバックに入りました。
序盤から試合の主導権を握ったサンガですが、前半１２分、相手のミドルシュートで先制を許してしまいます。
追いかける展開となったサンガは、前半１４分、チャンスを演出しますが、、、得点には至りません。
後半に入って、５人の選手を入れ替え、同点ゴールを狙うサンガは、サイド攻撃から何度もゴールを脅かしますが、、、１点が遠く感じられます。
このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムに、最後の最後にドラマが待っていました。

【実況】相埜裕樹アナ
実況「宮本、宮本からクロス入る。川﨑がいる。ゴール前混戦！
解説者「うわー、決まった！やった」
実況「サンガ、ラストプレーで追いついた！」

ゴール前の混戦では、川崎、さらには平賀がシュート、そして最後の須貝のシュートが相手選手に当たり、ついにボールはゴールラインを割りました。
サンガは、土壇場で同点に追いつくという劇的な幕切れで、貴重な勝ち点１を積み上げました。

【声】京都サンガ　川崎颯太キャプテン
「最後まで諦めずに、普通の言葉になってしまうけれど、ゴールを目指し続けて勝ち点を取れた。
全員が決めてやるぞという気持ちは持っていたと思うし、その気持ちがゴールにつながったと思うし、ただ勝ち点１を取っただけですし、前半１２分に点を取られてからずっと点を取れずに、最後に点を取るというよりは、２点、３点を取れるチームになっていかないといけないと思っているので、そこを改善していくだけかなと思います」

川崎キャプテンは、次節に向け、気を引き締めていました。
この試合では左サイドバックで先発し、相手ディフェンダーに倒されても起き上がり、また走るタフさをみせた須貝。
次節戦うのは、現在リーグ１位の鹿島です。
須貝選手の古巣でもあり、闘志を燃やします。

【声】京都サンガ　ＤＦ　２２　須貝英大選手
「もちろん勝ちたい相手ではありますし、チームが勝つために自分のパフォーマンスを最大限に発揮することが大事だと思っているので、中３日しかないので、しっかり準備をしてしっかり勝てるように、やっていきたいなと思います」