今シーズンから京都サンガに正式加入となった中野瑠馬選手に注目です。

【声】京都サンガ　ＭＦ　４８　中野瑠馬 選手（２２）
「京都ユースで３年間やって、トップチームに上がることを目標にしていたんですけど、トップに上がれなくて、立命館大学のサッカー部に加入して、特別指定選手として大学４回生のときに　
Ｊリーグに出させていただいて、今年が正式加入。
京都サンガのトップチームでもう一回プレーさせてもらうことになりました」

サンガユースに所属していた中野選手。
一度は遠のいたプロヘの道を再び手繰り寄せ、今シーズンから正式加入選手となりました。

【声】京都サンガ　ＭＦ　４８　中野瑠馬 選手（２２）
「プロになれると思ってなかったので、正直うれしかったけど、ちょっとびっくりしたのもありました。
トップチームに上がれなかったときの悔しさが、大学でも活きたかなと感じています」

昨シーズンは　大学サッカー部に所属しながら サンガの練習にも帯同。
特別指定選手としてＪリーグのピッチに立ち、味方のハンド判定で得点にはならなかったものの、存在感を示すプレーを見せました.。

【声】京都サンガ　チョウ 監督（５６）
「前に運ぶスピードとか、シュート力があるので、そういうところを存分に出してもらえたらと思いますし、その前の段階とか、関わり方がまだまだ判断が間違ってしまうとか、判断に至る前に相手に獲られてしまうことがあるので、その辺が課題ですけど、自分でその課題を克服していけば、試合で自信をもって臨めると思うので、是非今年一年、チームが優勝するために力になってもらいたいなと思います」

前節、福岡戦の終盤で共にピッチに立った平賀選手は・・・

【声】京都サンガ　ＦＷ　３１　平賀大空 選手（２０）
「やりたいプレーは、多分お互い分かっているところがあると思うし、後半から違うリズムを作って 変えていければなっていうイメージはありながらも、途中から出るときは、どういう役割か試合によって変わりますけど、一発決めたいなという話しはずっとしているので、アシストかゴールでどっちかが結果出せたら、もっとサンガは上がるんじゃないかっていう話しはしているので、そこは意識しています

ユース時代の先輩後輩であり、現在は寮生活を送る２人。
ピッチ外でも時間を共にすることが多いようで・・・

【声】京都サンガ　ＭＦ　４８　中野瑠馬 選手（２２）
「今、自分はまだ車がないので、（平賀選手に）送り迎えしてもらっているので、試合の行き道とか結構しゃべるし、練習終わった後とかも、２人で『俺らがんばろう』みたいな、ちょっと臭いですけど、試合終わって負けたりしたら、車の中は静かで両方しゃべらないみたいなときはあります」

【声】京都サンガ　ＦＷ　３１　平賀大空 選手（２０）
「瑠馬くん...優しいですよ。
優しいですけど、最近ちょっとこき使ってきてますね。
前もコンビニに水買いに行ってきましたし（笑）
最初は関わりづらい先輩だったんですけど、飛びぬけてうまかったし、今仲いいのはうれしいですけどね」

悔しさをバネに　プロとして京都サンガへ戻ってきた中野選手は、ユース時代の仲間とも再び切磋琢磨しながら紫の勇者として戦います

【声】京都サンガ　ＭＦ　４８　中野瑠馬 選手（２２）
「上の先輩には川﨑選手とか福岡選手とか、１年目、２年目から活躍していて、チームの中心に今なっているというのを、大学の時からずっと見ていたので、自分もそれに負けないように、今年からチームの中心になれるように、頑張りたいなと思っています」