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前節、今シーズン初勝利をつかみ取った京都サンガ、ここからさらなる飛躍を目指すチームのプロ3年目のストライカーに注目します。
先週、一週間でリーグ戦3試合を戦ったサンガは、浦和と神戸に先制しながらも終盤に追いつかれ、勝ち点3を取りこぼしました。
しかし、前節の川崎戦では、奥川のJ1初ゴールで先制点をあげると、チーム全員が懸命のディフェンスでゴールを守り切り、今シーズン初勝利をつかみました。
チーム全員でつかんだ初勝利でしたが、プロ3年目の平賀大空選手は、悔しさをにじませます。
【声】京都サンガ 平賀大空 選手
「まだ自分本来の実力は出せていない。
ヴィッセル神戸戦では最後に失点してしまって、悔しい思いをしたりだとか川崎戦では逆に勝ちましたけど、個人的には途中出場で途中交代だったりとか、自分らしくないと言ったららしくないですけど、どっちかというと守備の方がメインになっているので、自分としてはもっと攻撃に関わりたいというのがあるので、そこをもっと今後出していければと思います」
今月2日に20歳の誕生日を迎えたプロ3年目の若武者に指揮官も期待を寄せています。
【声】京都サンガ チョウ監督
「『俺 誕生日でした』って言われて、『一言言って欲しかったです』と言われたので、反省しています・・・
大人のサッカーというかそういうのに去年ぐらいから慣れてきて、非常にゴール前での非凡な動きとか、シュート技術の高さというのは、あの年代では高いと思っていますし、今のJ1の中でも楽しみな若手の一人じゃないかなと思います」
世代別の日本代表にも選出されてきた平賀選手ですが、今年2月に行われた20歳以下のワールドカップ出場をかけたアジアカップには、けがの影響で参加することができませんでした。
日本代表は見事にワールドカップ出場権を獲得、試合後、サンガの喜多壱也選手の呼びかけで、平賀選手の背番号31を手で作り、メッセージが送られました。
【声】京都サンガ 平賀大空 選手
「かわいいっす。うれしいですね。
そこまで自分は日本代表にずっと入ってきた選手じゃ無かったので、違うチームの仲間からそういう風に思ってもらえるのはうれしいです」
【声】京都サンガ 喜多壱也 選手
「一緒に行って(アジアカップの)優勝を目指したかったし、本当は点決めたりしてやろうかなと思ってたんですけど、そういう場面も無かったので、みんな周りを巻き込んでやってもらいました」
サンガそして世界と戦う平賀選手の3年目の飛躍にこれから目が離せません。
【声】京都サンガ 平賀大空 選手
「まだまだ自分の勢いのあるプレーとか、相手をはがすプレーとか最後に点を取るところとか、そういう部分はまだ見せられていないですけど、これから長いシーズン必ずそういう姿をお見せできるように頑張りますので応援よろしくお願いします」