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2月15日、京都サンガF.C.は、今年J1に昇格したファジアーノ岡山とのアウェイ戦に臨みました。
この試合、期待の新加入ブラジル人・DFのパトリックウィリアム選手、そしてMFのジョアンペドロ選手の二人を先発させました。
新たな力を加えたJ1の初陣となりましたが、課題が残る結果となりました。
来場者に地元の名物「きびだんご」が配られるなど、J1初昇格でお祭りムードの岡山のスタジアムでしたが、多くのサンガ・サポーターが駆けつけました。
【声】サンガサポーター
グループ「"きびだんご"もらっても家来にならへんで!きょうは勝つぞー」
女性「京都サンガがんばれ!」
父と娘「川﨑颯太がんばれ!」
"これがJ1のレベルだ!"とサンガは試合序盤、初昇格の岡山に対して格の違いを見せつけ、何度もゴールに襲いかかります!
前半9分、平戸が蹴ったコーナーキックのボールを相手がクリア。
こぼれたボールにキャプテン川崎が強烈な左足シュートを放ちますが、ポストをかすめ、ゴールとはなりません。
3分後には、原のクロスがエリアスに繋がりますが、相手の固い守りに阻まれます。
リズムに乗れないサンガは、前半23分、相手のコーナーキックから痛恨の先制点を許します。
赤く染め上げた相手サポーターの応援が勢いづく中、前半36分にも岡山にゴールを決められます。
サンガは後半から、宮本とペドロに代え、新加入の須貝と福岡を、17分にはトゥーリオとキャプテン川﨑に代え、新加入の奥川とユース出身の中野を、30分には、エリアスに代え、米本を投入します!
サンガは交代枠いっぱいの5人を入れ替え、猛反撃に転じますが、中野のシュートはクロスバーに嫌われるなど、相手の執念のディフェンスを前に最後までネットを揺らすことはできませんでした。
【声】京都サンガ 3年連続キャプテン 川崎颯太選手(23)
「本当にしてやられた敗戦かなと思う。
素晴らしい雰囲気のスタジアムで試合ができたことは幸せですが、勝ちたかった」
【声】京都サンガ MF 8 米本拓司選手(34)
「自分たちは何も勝ち取っていないことをもう一度、意識しないといけない。
(次節の)ホーム開幕戦でしっかり勝てるようにいい準備ができたらいい」
【声】京都サンガ MF 29 奥川雅也(28)
「きょうの試合が京都サンガのサッカーではない。
みんなでコミュニケーションを取って、サンガらしいサッカーをファン、サポーターに向けて、がんばっていきたい」