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日本陸上競技選手権・室内競技 三段跳びクローズアップ!宮尾真仁、廣瀬桃奈、山中真琴、西村玲奈

2025年2月3日 19:00

陸上競技のトップ選手が世代ごとにしのぎを削る室内陸上が、2日間に渡って大阪城ホールで行われました。
"ホップ・ステップ・ジャンプ!"三段跳びのアスリートを紹介します。
三段跳びの起源は、水たまりをいかに少ない歩数で渡れるか?という子どもの遊びが、競技として発展したなど、所説あると言われています。
現在、男子の世界記録は18m29、およそ電車1両分の長さと言いますから驚きです。

洛南高校2年のときに全国インターハイの王者となった宮尾真仁選手は、今や大学屈指のジャンパーです!
2年前のアジア選手権では20歳以下の日本記録を樹立しました。
オフシーズンの練習の一環で出場したという宮尾選手ですが、2回目で15m84を跳び、トップに立ちます。
その後の3回のジャンプでは記録が伸びず、4位に終わりましが、34年ぶりに東京で行われる9月の世界陸上へ向け、「頑張りたい」と抱負を語りました。

【声】宮尾真仁 選手(東洋大2年・洛南高校出身)
「自分が競技生活をしてきく中で、自国開催の世界大会はもうないと思うので、そこで大学生のうちに世界大会を経験していくのが、自分の大学の大きな目標でもあるので、8月までには自分の最高のパフィーマンスをできるようにしたい」

洛北高校で短距離選手として活躍した廣瀬桃奈選手は、大学進学後に三段跳びに転向しました。
去年、全日本インカレで準優勝するなど、今後が期待されるジャンパーです。
現在24歳ですが、園田学園女子大学(今春から男女共学)の2年生!

【声】廣瀬桃奈 選手(園田学園女子大学2年・洛北高校出身)
「私は大学を2周していて、園田学園女子大学の4年制を卒業して、もう一度、違う学科に入り直しての2年生なので、特殊なキャリアというか・・・」

廣瀬選手は、教員免許を取って指導者になりたいという夢を抱き、同じ大学で、再び学び始めました。
そんな廣瀬選手にとって、三段跳びの魅力とは?

【声】廣瀬桃奈 選手(園田学園女子大学2年・洛北高校出身)
「跳ねるのも楽しいですが、やはり最後の三歩目が終わるまで、わからない所。
走り幅跳びだと走力が比例するが、三段跳びは走るのが早ければ良いわけでもない。
すごく"伸びしろ"が色々な要素である所も楽しい」

あと2年間、廣瀬選手は、勉学に励みながら三段跳びに打ち込みます!
(日本選手権室内陸上・成績5位)

20歳以下の部でも京都の選手が存在感を発揮しました!
去年の全国インターハイで準優勝した京都文教高校3年の山中真琴選手は、最後の大会でお世話になった人へ優勝を届けたいと出場しました。
しかし、結果は、またしても2位。
世代トップの称号は、競技を続けるという大学へ持ち越しとなりました。

【声】山中真琴 選手(京都文教高校3年)
「高校時代の経験をしっかり生かして、大学でも全国の舞台に多く出て、目立てる選手になりたい。
高校時代全く日本一取れなかったので、リベンジしたい!」

大きな手応えをつかんだ選手がいます!
去年の全国インターハイで6位に入賞した西城陽高校2年の西村玲奈選手です!
1回目で12m09を跳び、見事3位に入りました。

【声】西村玲奈選手(西城陽高校2年)
「高校記録を塗り替えて、もっとこれまでにない大ジャンプをして、みんなに知られるような、憧れられるような選手になって有名になります」

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