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文人・石川丈山の遺宝展 丈山ゆかりの詩仙堂 京都市左京区

2024年5月25日 18:00

安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した文人・石川丈山が晩年を過ごした京都市左京区の詩仙堂では、25日から丈山に関わる書物やゆかりの品を公開する遺宝展が開かれています。詩仙堂に伝わる80歳の石川丈山を描いた肖像が展示されています。肖像は江戸時代初期に活躍した狩野派の絵師・狩野探幽によるもので、丈山の書が添えられています。京都市左京区一乗寺の曹洞宗の寺院「詩仙堂」は丈山が1641年に造営し、晩年を過ごした山荘の跡で、ゆかりの品が今に伝えられています。遺宝展は90歳で亡くなった丈山の命日となる5月23日に合わせて毎年開かれているもので、会場には丈山の書や愛用品、武将としての丈山を知る資料などおよそ80点が展示されています。このうち狩野探幽が中国の詩人の姿を描き、丈山が漢詩を添えた「三十六詩仙像」は詩仙堂の名の由来に関係する肖像画で、訪れた人たちは詩人ひとりひとりの姿を熱心に見入っていました。この石川丈山の遺宝展は27日まで開かれています。

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