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春季京都府高校野球 選抜出場同志の決勝戦は京都国際が勝利!2年西村投手は14奪三振の好投!

2024年5月20日 18:00

春季京都府高校野球大会の決勝が5月19日に行われ、ともに春のセンバツ甲子園に出場した京都外大西と京都国際が対戦しました。
今大会、京都外大西が勝てば37年ぶりの優勝、京都国際は2年連続の優勝がかかります。
京都外大西の先発はセンバツ大会でエースを務めた田中ではなく、2年生の木邨が起用されました。
初回、京都国際はヒットとデッドボールなどで2アウト1塁3塁と、京都外大西の先発、木邨を攻め立てると、5番・金本がレフトへのタイムリーヒットを放ち、先制点を奪います。
京都国際の先発は、こちらもセンバツ大会でエースを務めた中崎ではなく、2年生の西村に大事なマウンドを託しました。
京都国際の先発・西村は、京都外大西の先頭バッター・杉浦を変化球で三振に抑えます。
その後は2番・3番打者をフライアウトに抑え、こちらは初回を3人で打ち取り、順調な立ち上がりをみせます。
次にチャンスを作ったのも京都国際でした。
3回、京都国際は初回の先制点のきっかけを作った1番・澤田、2番・三谷の連続ヒットでノーアウト1塁2塁となります。
続く3番・キャプテン・藤本が送りバントを成功させて、1アウト2塁3塁のチャンスで、4番・高岸に打順がまわります。
初球を振り抜くとレフトへの鋭い当たり・・・
レフトの守備に阻まれますが、タッチアップが成功し追加点をあげます。
一方、得点が欲しい京都外大西でしたが、京都国際先発の西村はストレートと変化球を駆使して、三振の山を築き、8回まで4安打11奪三振の好投をみせます。
そして迎えた9回のマウンドにも上がった先発・西村でしたが、長打とバッテリーミスで1アウト1塁3塁と、この日最大のピンチを迎えます。
京都外大西は代打・田中を送ります。
期待された田中でしたが、西村の鋭く曲がるスライダーにバットが空を切り、2アウトになるもののりますが、チャンスが続きます。
打席には、6番・谷、この日ヒットを放っています。
この場面で1塁ランナーが飛び出してしまい、挟まれている間に1点は入りますが、1塁ランナータッチされゲームセット!
先発の西村は、14奪三振1失点の好投で公式戦を初完投し、京都国際の連覇に貢献しました。

【声】京都国際高校 2年 西村一毅 投手
「準々決勝の時に4失点してしまい、すごく悔しい気持ちだったので、きょうは"抑えてやる"と気合が入っていた。
(優勝できて)とてもうれしかったですし、一度負けた相手に勝つことができたので良かった。
(近畿大会では)いつもと変わらず、強気な気持ちでやっていきたい」

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