リーグ戦４連敗、ホームでは開幕６連敗中の京都サンガは、５月１９日、ホームにサンフレッチェ広島を迎えての一戦となりました。
雨の中、スタジアムに駆けつけてくれたサポーターのためにも、ホーム初勝利を飾りたいサンガは今季初めて、４バックから３バックにシステムを変更して試合に臨みました。
しかし、試合開始早々、綻びがでてしまいます。
前半９分、サンガがセンターライン近くでボールを回していると、狙いすましたかのようにカットされ、そのまま流れるようなパスワークであっという間に先制点を奪われてしまいます。
立て直すまもなく、その３分後にはロングボールを起点に攻め込まれると・・・・
最後は広島の新井に華麗なミドルシュートを決められてしまいます。
さらに前半２５分、コーナーキックに合わせたのは、またも新井。
これで早くも０対３とホーム初勝利に向けて厳しい展開となります。これはキーパーのク・ソンユンがビッグセーブ。
チームを鼓舞します。
しかし、後半に入っても主導権を奪えないサンガは、後半１０分にスローインから４点目を奪われると、後半２４分には広島の新井にフリーキックを直接決められ、今季のリーグ最多失点となる５点目を献上してしまいます。
大差がついても途切れることがないサポーターの声援にプレーで応えたいサンガイレブン。
途中出場した一美や、宮吉が積極的に攻め込み得点チャンスを演出します。
しかし、最後までゴールを奪えないまま試合終了のホイッスルが・・・。
これでサンガはリーグ戦５連敗、ホームでは開幕７連敗となりました。

【声】京都サンガ　チョウ監督
「いろんなことにいろんな形でトライした試合でしたけど、前半３失点してしまって、後半もセットプレー含めて失点を重ねて、最後は気持ちが切れる試合になっても仕方がないところを選手は踏ん張って最後までやってくれたと思いますし、この敗戦はすべて監督である自分の責任。
選手はよくやったと思います」