琵琶湖と京都を結ぶ観光船「びわ湖疏水船」の春の運航が28日から始まるのを前に試乗会が行われました。今回から航路が延伸され、より長く疏水沿いの魅力などを楽しめるようになります。
びわ湖疏水船は、明治時代に琵琶湖から京都に水を供給するために建設された運河＝「琵琶湖疏水」を巡る春と秋限定の観光船で、その航路は疏水の歴史や自然を感じる風景が楽しめます。さらに今回の春の運航から航路が大津港まで延伸され、琵琶湖の広大な景色も見られるようになりました。
航路のみどころのひとつ「大津閘門」は、琵琶湖と水路を船が行き来するために水門を開閉して水位の差を調整する設備で、乗船したまま体験することができます。

【声】京都市上下水道局 水上大嗣 広報課長
「これから桜や新緑が大変きれいな季節になります。日本遺産、琵琶湖疏水の魅力を満喫する　　
　びわ湖疏水船は琵琶湖まで延伸しますので、ぜひご乗船ください」」

びわ湖疏水船の春の運航は、3月28日から始まります。