今回の夢追人は、京都市西京区大枝の平井 浩治さんと滋賀県東近江市の込山 仁さんを
訪ねました。（リポーター：京都・稲富菜穂、滋賀・西上真帆）

【京都編】

京都市西京区大枝にやってきました。今回の夢追人さんは、秋の味覚の農家さんだそうです。
早速会いに行ってみましょう！

竹林？...ということはタケノコ？　でも秋の味覚、ですよね？
タケノコの産地として有名ですが、ほかにも名産があるということで何でしょう？

祖父、父の代から続く柿農家を手掛ける平井 浩治さん。およそ50本の柿の木を
おひとりで育てています。

大きく味の良い実を育てるため、あえていくつかの実をとってしまう「摘果」。
どれくらいの実を残すか、どの実を残すか、見極めが肝心だそう。

祖父、父の代から続く柿農家ですが、すぐには継がず、コンピューターエンジニアの
経歴を持つ平井さん。お父様から頼まれ、20年前に農業の道へ。

お父様が亡くなるまで10年間は二人三脚で柿を育ててきましたが、それぞれこだわりの
育て方があり、お父様とはまた違うオリジナルの方法を模索してきたそう。

今後は、大枝の富有柿のブランド力をより高めたいと話す平井さん。タケノコのように
贈答品としても認知されるよう、地域全体で取り組みたいと意気込んでおられます。

【滋賀編】

滋賀県東近江市にやってきました。今回の夢追人、込山 仁さんは、秋の味覚を手掛け
られているそうです。早速会いに行ってみましょう！

父親が24年前に5人で立ち上げた梨園を、2年前に脱サラして引き継いだという込山さん。
6種類の梨を作っていて、9月上旬は幸水が旬に。

朝5時半頃からオープンする直売所。一時間程で完売するほど人気だそう。

父親たちが立ち上げた生産組合を込山さんたち3人の息子たちも引継ぎました。
3人は幼なじみということでチームワーク抜群！

最もおいしい状態まで収穫を待つ「樹上完熟」という手法で栽培しているとのことで、
甘くてシャキシャキの梨に、西上レポーターもご満悦！

父親たちが築きあげた「質」を落とさないよう、完熟した味ではどこの梨にも負けたくない
と話す込山さん。二人の仲間と独自の梨作りに励んでいます。

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