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今日の祇園祭

「龍頭」復活 後祭 山鉾巡行

「龍頭」復活 後祭 山鉾巡行

「祇園祭」後半のハイライト「後祭」の山鉾巡行がきょう行われ、10基の山や鉾が都大路を進みました。午前9時半、巡行はくじ取らずの橋弁慶山を先頭に烏丸御池交差点を東に向けて出発し、先週日曜日に行われた前祭の巡行とは逆のルートをたどって都大路を進みました。後祭は1965年まで行われたあと、交通渋滞の緩和などを目的に前祭と一本化されていましたが、おととし、49年ぶりに復活しました。行列の最後尾となる大船鉾の船首には、幕末に焼失し、ことし復元された高さおよそ2mの龍頭が飾られました。また、河原町御池の交差点では、進行方向右への勇壮な「辻回し」が行われ、集まった多くの見物客らは大きな歓声をあげながら、豪華絢爛な山や鉾に見入っていました。

[2016年07月24日|今日の祇園祭

祇園祭後祭 静かな風情楽しむ

祇園祭後祭 静かな風情楽しむ

祇園祭の後祭はきょう、宵山を迎えます。昨夜、京都市中心部の山鉾町では豪華な山や鉾を見ようと大勢の人で賑わいました。後祭の山鉾町は、宵山期間中、露店などが出店しないため、前祭と比べて落ち着いた雰囲気が味わえます。昨夜、各山鉾町では、日が暮れはじめると共に少しずつ提灯の灯りがともり山や鉾が柔らかく浮かびあがり祇園囃子の音色が響く中、豪華な山や鉾を見ようと大勢の人で賑わいました。ことしから後祭では宵山期間限定で、スマートフォンで御朱印をダウンロードできる取り組みが行われていて、各山鉾の近くに設置されているパネルから、QRコードを読み取り御朱印をダウンロードできるということです。宵山は、きょう深夜まで楽しめあすには後祭のハイライト山鉾巡行が行われます。KBS京都テレビでは、あすの後祭巡行を午前9時から生中継で放送します。

[2016年07月23日|今日の祇園祭

後祭宵々々山 エコ屋台村登場

後祭宵々々山 エコ屋台村登場

きょうは、祇園祭後祭の宵々々山です。京都市中京区の京都芸術センターにはエコ屋台村がオープンし、熊本県の営業部長くまモンも登場して会場を盛り上げました。祇園祭の後祭の宵山期間は、静かな祭りの風情を楽しんでもらおうと歩行者天国や露店は行われていません。京都市では、繰り返し使うことができるリユース食器を使ったエコ屋台村を2012年から後祭りの中心地にあたる京都芸術センターなどに、オープンさせています。会場には、リユース食器を使った鮎の塩焼きやドテ焼きなどを提供する店など、11の飲食ブースが設けられ、家族連れなどで賑わっています。また、初日のきょうは、オープニングセレモニーが行われ、ステージで、舞妓の舞が披露されたあと熊本県の営業部長くまモンが登場し、門川市長から休み山のひとつで巡行復活を目指す「鷹山」の粽が、手渡されました。エコ屋台村は、宵山の23日まで行われています。

[2016年07月21日|今日の祇園祭

祇園祭後祭 山鉾曳き初め

祇園祭後祭 山鉾曳き初め

祗園祭後祭の山鉾巡行を前にきょう、山や鉾を試しに動かす曳き初めが行われました。組み立てた山や鉾の試しびきにあたる曳き初めや舁き初めが行われたのは、後祭10基のうち4基の山や鉾です。このうち京都市下京区四条通新町下ルの大船鉾では、鉾の上で軽快なお囃子が演奏される、エンヤラヤーの掛け声を合図に一斉に綱が引かれました。大船鉾ではことし、鉾のへさきを飾る「龍頭」が新調され、曳き初めがはじまると龍頭が左右に揺られながら鉾がゆっくりと動きました。曳き初めは本番の山鉾巡行では曳くことができない女性や子どもも曳くことができるとあって参加者は本番さながらの雰囲気を楽しんでいました。

[2016年07月20日|今日の祇園祭

北観音山と南観音山で松取式

北観音山と南観音山で松取式

祇園祭の曳山に建てる真松を決める「松取式」がきょう、北観音山と南観音山で行われました。京都市中京区新町通蛸薬師の北観音山と南観音山では、けさ、山建てがはじまりました。縄がらみの作業が続く中、午後1時、曳山の中心に建てる真松が持ち込まれ、「松取式」が行われました。「松取式」は曳山の中心に建てる真松を選ぶ際、新しく伐った2本の松のどちらを使うかを決める儀式で、縄切れのくじを引いて決定します。くじびきの結果ことしは南観音山が先に真松を選びました。選ばれた真松は、あす行われる北観音山、南観音山の曳初めでそれぞれ披露されます。

[2016年07月19日|今日の祇園祭

都大路を彩る祇園祭 前祭「山鉾巡行」

都大路を彩る祇園祭 前祭「山鉾巡行」

祇園祭のハイライト前祭の「山鉾巡行」がきょう行われ、23基の山や鉾が都大路を進みました。午前9時ごろ、四条烏丸の交差点では、巡行の先頭を行く長刀鉾が、「エンヤラヤー」の掛け声とともに出発し、ゆっくりと四条通りを進みました。四条麩屋町では、最大の見せ場「しめ縄切り」が行われ、ことしの長刀鉾の稚児粂田龍志くん(11歳)がひと太刀で見事に切り落とすと、大きなどよめきと拍手が沸きあがりました。四条堺町では、巡行の順番を確認する「くじ改め」が行われ、24年ぶりに山一番を引いた「山伏山」の正使が見事な所作を決めると、大きな拍手に包まれました。また四条河原町の交差点では勇壮な「辻回し」が行われ、巨大な鉾が勢いよく向きを変えると、大きな歓声が上がりました。京都府警によりますと、午後1時までの人出は、およそ19万人でした。

[2016年07月17日|今日の祇園祭

あす前祭山鉾巡行 宵山の鉾町にぎわう

あす前祭山鉾巡行 宵山の鉾町にぎわう

祇園祭前祭の宵山のきょう、京都市の中心部にある山鉾町は多くの人でにぎわっています。きょう午後3時ごろ、京都市の四条通沿いには長刀や函谷などの鉾や、山が並び、その周辺は観光客ら多くの人でにぎわいました。このうち、綾小路通新町東入ルの綾傘鉾では、ちまきを売る子どもたちの可愛らしい声が響いていました。ほかにも、御朱印集めが流行っているということで、山や鉾の御朱印を求め多くの人が列をつくっていました。各鉾町ではこれから鉾の上などでお囃子の演奏を披露するなど、今夜、宵山の盛り上がりのピークを迎えます。前祭山鉾巡行は、あす午前9時から行われます。

[2016年07月16日|今日の祇園祭

祇園祭 金融機関も浴衣で接客

祇園祭 金融機関も浴衣で接客

祇園祭ムードが高まるなか、京都市下京区の京都中央信用金庫本店では、きょうから職員が涼やかな浴衣姿で接客にあたっています。祇園祭の山鉾の一つ、函谷鉾の町内に本店を構える京都中央信用金庫では、祇園祭の風情を感じてもらおうと毎年この時期に職員が浴衣を着て営業しています。きょうは午前9時の開店とともに、本店営業部の職員34人が花などをあしらった色鮮やかな浴衣姿で客を出迎えました。普段の制服とは違う夏らしい職員の浴衣姿に訪れた人は、古都ならではの風情を感じているようでした。浴衣姿での接客は、あすまで行われます。

[2016年07月14日|今日の祇園祭

精巧なミニチュア蟷螂山が完成

精巧なミニチュア蟷螂山が完成

ユーモラスなかまきりで知られる祇園祭・前祭の山鉾の一つ、蟷螂山の精巧なミニチュアが完成しきょうから町内でお披露目されています。中京区西洞院通り四条上ルの蟷螂山町に飾られているこのミニチュアは銅板製で高さ75cm、長さ60cm、幅50cmでカマキリや御所車も本物の山そっくり。精巧に作られ、彩色もほどこされています。このミニ蟷螂山は「国の現代の名工」の金属工芸作家・桶本忠弘さんが一年がかりで製作に取り組み、ようやく完成しました。宵山の16日までNPO法人京都もの創り作家の会の展示ブースで見ることが出来ます。

[2016年07月14日|今日の祇園祭

長刀鉾稚児「社参の儀」

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祇園祭の前祭の巡行で先頭を行く長刀鉾の稚児が、神の使いとしての資格をもらう「社参の儀」が、きょう行われました。午前10時前、京都市下京区の長刀鉾町会所前では、ことしの稚児・粂田龍志くんが、白塗りの化粧をし、くじゃくの羽根飾りがついた蝶とんぼと金かん、それに鳳凰が描かれた振袖に狩衣姿で現れ、地面に足が着かないようにと強力と呼ばれる男性の肩に担がれて白馬にまたがりました。そして、沿道の人達が見守る中、八坂神社がある東の方向をじっと見つめる龍志くんをはじめ裃姿の保存会役員の列は四条通りをゆっくりと進みました。八坂神社では、弟の宗政くんと森英麿くんの禿とともに神前に進み、お祓いを受けました。稚児社参の儀は「お位もらい」とも呼ばれ、杉守りを授かり、稚児が神の使いとしての資格を得る儀式で、十万石の大名と同じ「正五位少将」と同じ位を授かるとされています。長刀鉾は今月17日の前祭山鉾巡行で先頭を進みます。

[2016年07月13日|今日の祇園祭

長刀鉾 曳き初め

長刀鉾 曳き初め

祇園祭のハイライト、前祭の山鉾巡行を前に鉾の試し引きをする「曳き初め」がきょう、京都市中心部の四条通周辺の5つの鉾で行われました。このうち、前祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾では午後3時半ごろ、ことしの稚児、粂田龍志くんらを乗せて、ゆっくりと鉾を進めました。浴衣姿の囃子方が演奏するなか、エンヤラヤーの掛け声を合図に一斉に綱が曳かれると、大きな鉾は「ギシギシ」と音を立てて動きました。曳き初めには子どもや女性たちも参加できるとあってきょうは、地元の小学生や観光客らも汗を流しながら鉾を曳いていました。

[2016年07月12日|今日の祇園祭

2階建てバスから祇園祭

2階建てバスから祇園祭

屋根のない2階建て観光バスから祗園祭を楽しんでもらおうと、きのうから期間限定の定期運行が始まりました。「スカイバス京都」は屋根がない2階建ての観光バスで、京阪バスと明星観光バスが去年10月から平安神宮や二条城など市内の観光地を巡る定期運行を行っています。今回、祗園祭を新たな視線から楽しむ期間限定コースがきのうから始まりました。コースはJR京都駅を出発し、山鉾が並ぶ四条通や八坂神社などを1時間で巡る14.5kmです。鉾建てが進む四条通りでは、山や鉾が間近に迫り、乗客らは一味違った祇園祭を満喫しました。この祗園祭限定コースのスカイバスの運行は、前祭の山鉾巡行の宵山16日までです。

[2016年07月12日|今日の祇園祭

祇園祭 放下鉾の鉾建てはじまる

祇園祭 放下鉾の鉾建てはじまる

祇園祭のハイライト、17日に行われる前祭の山鉾巡行に参加する23の山鉾のひとつ、放下鉾で鉾建てが始まりました。京都市中京区新町通四条上ルにある放下鉾保存会の会所前では、早朝から作事方と呼ばれる職人およそ20人が、強い日差しの中槌音を響かせながら鉾の部材を組み合わせ、作業を進めました。鉾建ては明日も続けられ、放下鉾ではあさって13日の午後3時から曳き初めが行われます。

[2016年07月11日|今日の祇園祭

祇園祭 前祭鉾建て始まる

祇園祭 前祭鉾建て始まる

祇園祭のハイライト、前祭の山鉾巡行を来週に控え、京都市内の四条通り界隈では、きょうから「鉾建て」が始まりました。京都市内の四条通り界隈では、けさから5つの鉾で作業が行われ、このうち、前祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾では、午前7時半ごろから準備が始まり、およそ2時間後には鉾の中心となる櫓が組み立てられました。鉾の骨組みは、釘を1本も使わず、縄だけで固定する「縄がらみ」の技法で組み立てられていて、通行人らは足を止めながら、手際よく組み上げていく職人たちの作業を見上げていました。きょうは長刀鉾のほか、函谷鉾や月鉾、それに鶏鉾や菊水鉾でも鉾建ての作業が行われました。宵山期間に入る今月14日までに前祭の山や鉾あわせて23基が組み上がる予定で、前祭の山鉾巡行は17日に行われます。

[2016年07月10日|今日の祇園祭

綾傘鉾 稚児社参

綾傘鉾 稚児社参

祇園祭の山鉾のひとつ、綾傘鉾の稚児が祭の無事を祈る「社参の儀」がきょう行われ、稚児6人が京都市東山区の八坂神社を参拝しました。ことし、綾傘鉾の稚児を務めるのは、京丹後市の安達智徳くんや、京都市の山下伊くんなど幼稚園の年長組から小学2年生までの男児、あわせて6人で、きょう午後八坂神社の南楼門をくぐり本殿を参拝しました。6人のお稚児さんは、巡行当日と同じ白い化粧を施し金色の烏帽子に狩衣姿で、父親や鉾町の関係者らに付き添われ、神殿に向かって全員正座すると神事にのぞみました。ことしの祇園祭が無事行えるようお祓いを受け玉串を奉納すると、宮司から稚児の証である「宣状」を受け取りました。祭の無事を祈って本殿の周りを歩く「お千度の儀」では、梅雨の蒸し暑さの中、白塗りの額に汗を浮かべながら、大役を務めていました。6人の稚児は、17日の巡行当日、綾傘鉾を先導して歩きます。

[2016年07月07日|今日の祇園祭

祇園祭 提灯づくりピーク

祇園祭 提灯づくりピーク

祇園祭を彩る提灯づくりがピークを迎え、職人たちが作業に追われています。京都市下京区の「奥川提灯店」では、山鉾を飾る駒形提灯などを手がけ、ことしも「休み山」の一つ、鷹山のほか、大船鉾の提灯など祇園祭を彩る提灯をつくっています。作業は6月から本格化し、今月19日ごろまで続くということで、およそ3,500個の提灯を製作します。ピークを迎えたきょうも、職人たち4人が提灯に山鉾の名前や八坂神社の紋などをていねいに描いていました。

[2016年07月06日|今日の祇園祭

面の無事確かめる「神面改め」

面の無事確かめる「神面改め」

祇園祭の山鉾のひとつ、「船鉾」に伝わる2つの面の無事を確かめる儀式「神面改め」が、きょう行われました。午前10時、京都市下京区にある船鉾町の会所では、羽織はかま姿の保存会役員らおよそ20人が参列しました。祭壇前で「吉符入り」の儀式が行われ神職が祝詞を捧げたあと、参列者が玉串を奉納しました。つづいて神面改めが行われ、保存会の古川雅雄代表理事と高鳥広保町内会副会長が並んで正座し、息がかからないように懐紙を口に挟み、2つの面を取り出しました。神面は室町時代中期に作られたとされる「本面」と江戸時代に本面に似せて彫られた「写し面」があり、毎年、それぞれの面の無事を確認しています。17日の前祭巡行では写し面がご神体の神功皇后像に付けられ、本面は木箱に入れたまま、鉾に乗せられ巡行が行われます。

[2016年07月03日|今日の祇園祭

祇園祭くじ取り式 前祭 山一番は"山伏山"

祇園祭くじ取り式 前祭 山一番は"山伏山"

今月17日と24日に行われる祇園祭のハイライト山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」がきょう行われ、注目の山一番は、前祭が「山伏山」に、後祭が「浄妙山」に決まりました。祇園祭山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」は、午前10時から行われ、あらかじめ、巡行の順番が決まっている「くじ取らず」の9基を除く24基の代表者が緊張した面持ちで次々とくじを引きました。前祭の先頭を行く長刀鉾に続く注目の「山一番」には、24年ぶり「山伏山」が、また、後祭のくじ取らず、北観音山に続く山一番は11年ぶりに「浄妙山」に決まりました。祇園祭の山鉾巡行は、前祭が今月17日、後祭が24日に行われます。

[2016年07月02日|今日の祇園祭

祇園祭 幕明け 長刀鉾稚児らお千度の儀

祇園祭 幕明け 長刀鉾稚児らお千度の儀

日本三大祭りのひとつ、祇園祭がきょう幕開けし、京都市東山区の八坂神社で長刀鉾の稚児らがお千度の儀に臨みました。午前10時前、前祭の山鉾巡行で先頭を進む長刀鉾の稚児を務める粂田龍志くん(11歳)は来年3月まで改修工事のためフェンスで囲まれた八坂神社の南楼門をくぐりました。弟で補佐役の禿、宗政くん(9歳)と同じく禿役の森英麿くん(7歳)とともに本殿を参拝すると、白塗りの化粧の龍志くんは、神妙な面持ちで稚児に選ばれたことを神に報告しました。きょうの京都市内は真夏日の予想ですが、午前中は曇り空に時折、日が差すなか、鮮やかな水色の着物と朱色の袴の「涼み衣装」を身に付けた龍志くんは長刀保存会の役員に傘をさしかけられ、本殿を3周し、祭の無事を祈願しました。京都の夏を1カ月にわたって彩る祇園祭はきょうが幕開けで多くの山鉾町で神事始めの儀式「切符入り」が行われ、祭ムードが漂い始めます。

[2016年07月01日|今日の祇園祭

来月開幕 祇園祭概要発表

来月開幕 祇園祭概要発表

来月開幕する祇園祭の概要がきょう、京都市東山区の八坂神社で発表されました。八坂神社の森宮司や祇園祭山鉾連合会などによりますと、ことしの祇園祭は宵山期間が週末で祭のハイライト・山鉾巡行が前祭、後祭りともに日曜日になることから例年より30万人ほど多い人出を見込んでいます。そのため、各鉾町に自主警備の徹底を申し入れるとともに京都市は外国人観光客の通訳ができる案内員を従来の4人から6人に増員し、体制を拡充することなどを検討しています。また、去年の前祭では台風の影響で一時、巡行が危ぶまれたことを踏まえ、ことしは観光客や市民にリアルタイムで情報発信できるよう、連合会のホームページを開設したということです。

[2016年06月23日|今日の祇園祭

祇園祭長刀鉾 若冲の見送新調

祇園祭長刀鉾 若冲の見送新調

祇園祭前祭巡行の先頭を飾る長刀鉾の見送が新調され、きょう、報道関係者に公開されました。公開された見送は、伊藤若冲が1755年に描いた「旭日鳳凰図」を綴織で再現したもので、縦3m50cm、横1m80cmあります。およそ800色を使い地の部分には細かな糸を、また、図柄部分には太い糸を使って立体感を表現し、2人の職人がおよそ2年を費やし製作したということです。長刀鉾の見送には、1837年製作の「雲龍波涛文様綴織」がありこれと対をなす図柄が選ばれたということです。この見送は、来月13日から会所飾りとして公開され、17日の巡行で披露されるということです。

[2016年06月23日|今日の祇園祭

長刀稚児 京都市役所を訪問

ことしの祇園祭・前祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾の稚児と補佐役の禿がきのう夕方、京都市役所を表敬訪問しました。京都市役所を訪れたのは、ことしの長刀鉾の稚児を務める京都市立柊野小学校5年の粂田龍志くん(11歳)と稚児を補佐する禿役の龍志くんの弟で柊野小学校4年の宗政くん(9歳)、同じく禿役の京都市立正親小学校2年の森英麿くん(7歳)の3人です。祭本番を来月に控え、両親や長刀鉾保存会の役員らとともに市役所を訪問したもので応対した門川市長は「祇園祭は日本、世界の宝。感動的に見事に役割を果たして欲しい」と激励しました。祇園祭前祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾でしめ縄切の大役などを担う稚児らは少し緊張した面持ちながらも「頑張ります」と意気込んでいました。

[2016年06月21日|今日の祇園祭

大船鉾 舳先飾る「龍頭」披露

祇園祭の山鉾のひとつ、大船鉾のへさきに取り付ける「龍頭」が新たに完成し、きょう、お披露目されました。午前11時から行われた式典には、四条町大船鉾保存会の関係者らが出席し、はじめに、龍頭を制作した滋賀県米原市の彫刻師 森哲荘さんが「この龍頭が、巡行で都大路を通るたびに、京都の人に愛される存在になってほしい」と挨拶しました。龍頭は高さ2mほどで、重さおよそ220㎏あるヒノキの彫刻です。大船鉾はおととしの祇園祭で150年ぶりに山鉾巡行に復活しましたが、へさきを飾る龍頭は設計図が無く保存会が復元に向けて調査を進めていました。そして、調査の結果、江戸時代後期に京都で有名だった彫刻師 九山新之丞とその息子が彫った可能性が高いということで、設計には息子の作とされる京都市東山区の滝尾神社の龍が参考にされています。龍頭は来月19日に鉾へ取り付けられ、夕方以降に一般公開されます。

[2016年06月18日|今日の祇園祭

祇園祭の神事 締めくくる夏越祭

祇園祭の神事 締めくくる夏越祭

祇園祭を締めくくる夏越祭がきょう、八坂神社境内の疫神社で営まれました。疫神社の夏越祭は八坂神社の祭神、素戔嗚尊が疫神社の祭神、蘇民将来からもてなしを受けたお礼に、蘇民将来の子孫であることを示す護符を持てば疫病を免れると約束したという故事にちなんだものです。神事では祝詞が奏上されたあと、山鉾連合会の吉田孝次郎理事長ら代表者が順に玉ぐしを奉納しました。八坂神社の森壽雄宮司は「ことしは、きつい雨にも見舞われたが、全ての神事がいつも通りに厳粛に豪華絢爛に行われたことに感謝します」と挨拶しました。きょうは関係者らおよそ350人が参列し、鳥居に設けられた直径およそ2mの茅の輪をくぐって無病息災を祈りました。ことしの長刀鉾の稚児や禿も参拝し、厄除けのカヤを抜いて持ち帰っていました。七月最後の日に営まれる夏越祭で、1カ月にわたる祇園祭はようやくすべての神事を終えます。

[2015年07月31日|今日の祇園祭

祇園祭後祭 10基の山鉾が都大路を巡行

祇園祭後祭 10基の山鉾が都大路を巡行

祇園祭後祭 10基の山鉾が都大路を巡行

祇園祭はきょう、後半のハイライト「後祭」の山鉾巡行が行われ、10基の山や鉾が都大路を進みました。午前9時半、巡行はくじ取らずの橋弁慶山を先頭に烏丸御池交差点を東に向けて出発し、先週金曜日の前祭の巡行とは逆のルートで都大路を進みました。後祭は1965年まで行われたあと、交通渋滞の緩和などを目的に前祭と一本化されていましたが、去年、49年ぶりに復活しました。進行方向右への辻回しとなった河原町御池交差点では、それぞれの山や鉾が右折し、中にはスムーズにいかない山もありましたが、無事、辻回しが成功すると観客からは大きな拍手が送られていました。きょうの京都市内は青空が広がり、午前11時現在の最高気温は31℃となりましたが、沿道には10時現在で去年より2,000人少ないおよそ2万人の見物客が集まり、豪華絢爛で勇壮な山や鉾に見入っていました。

[2015年07月24日|今日の祇園祭

祇園祭 後祭 宵山にぎわう

祇園祭 後祭 宵山にぎわう

きょうは祇園祭後祭の宵山です。京都市中心部の山鉾町では雨もあがり、観光客らがそぞろ歩きを楽しんでいます。室町通六角周辺の山が集まったかいわいでは、日が暮れはじめると共に少しずつ提灯の灯りが柔らかく浮かびあがりました。きょうの京都市は最高気温が27度と暑さもやわらぎ、過ごしやすい宵山となりました。新町通りでは6時から北観音山や南観音山で祇園囃子の音色が響き、祭りムードが高まりました。あすの後祭の山鉾巡行は橋弁慶山を先頭に10基の山鉾が午前9時半に出発します。

[2015年07月23日|今日の祇園祭

あす後祭前に「役行者山」で護摩焚供養

「役行者山」で護摩焚供養

祇園祭後祭の宵山のきょう、山鉾のひとつ役行者山では山伏による護摩焚供養が営まれました。三条室町上がるの役行者山では、午後2時過ぎ法螺貝の音とともにおよそ30人の山伏たちが訪れ、まず町会所にある御神体を参拝し般若心経などを唱えました。このあと、役行者山の前に張られた結界の中では、弓矢や宝剣、斧を使い場を清め邪気を払い、山伏の読経が響く中、護摩壇に火がつけられました。役行者山の御神体は、修験道の祖といわれる役行者で、山伏らは、「家内安全」や「無病息災」などと書かれた護摩木を次々と投げ込むと、あすの後祭巡行の無事を願っていました。この煙を浴びると厄や穢れを祓うとされていて、訪れた人たちは燃え上がる炎にそっと手をあわせていました。

[2015年07月23日|今日の祇園祭

祇園祭後祭 会所で飾り付け

飾り付け

今月24日に迫った祇園祭の後祭巡行を控え、きょうから宵山期間を迎えた鉾町で会所の飾りつけが行われました。橋弁慶山、北観音山に続くことしの後祭山一番となった京都市中京区室町通三条上ルの役行者山の会所には、朝9時過ぎから保存会の人たちが集まり、綴錦の名手とうたわれた西山勘七作の水引や、平成9年に復元新調された前懸などの飾り付けが行われました。役行者山の御神体は修験道の開祖として知られる役小角と一言主神、それに葛城神の三体で、役小角が一言主神など神を使い、葛城山と大峰山の間に橋をかけた事に由来しています。会所には、懸装品のほか肩こり解消や腰痛にご利益があるといわれる「腰かけ石」もあり、宵山期間中たくさんの人たちが訪れます。後祭では去年に続き10の山鉾をまわりご朱印を集める「ご利益めぐり」も行われ、参加した人たちは山や鉾を訪れては後祭の風情を楽しんでいました。

[2015年07月21日|今日の祇園祭

祇園祭後祭巡行曳き初め

祇園祭後祭巡行曳き初め

祇園祭の後祭巡行を前に、山や鉾を試しに動かす曳き初めがきょう、行われました。新町錦通り上がるの北観音山では、午後3時過ぎ揃いの浴衣姿の囃子方35人が鉾の上で軽快なお囃子を演奏するなか、エンヤラヤーの掛け声を合図に一斉に綱が曳かれました。重さおよそ9.5tの鉾が軋み、高さおよそ17mの鉾に取り付けられた松の木が左右に揺れながらゆっくりと動きはじめました。きょう曳き初めを行なったのは、後祭10基のうち新町通りにある北観音山と南観音山、それに大船鉾の3つの山と鉾です。曳き初めに参加した地域の児童や市民およそ250人は、綱を手に額に汗を浮かべながら三条通りと四条通りの間を一往復していました。北観音山では、宵山の深夜、本尊の楊柳観音を布でくるみ台座にのせて町内を練る「あばれ観音」が行われます。また、あす11時からは橋弁慶山で曳き初めが行われます。

[2015年07月20日|今日の祇園祭

祇園祭 北観音山が水引を復元新調

北観音山が水引を復元新調

祇園祭の後祭の鉾建てや山建てがすでに始まっていますが、山の一つ「北観音山」の胴体に掛ける水引がことし新しく復元新調されて、きょう、報道関係者に公開されました。新町通の北観音山でも、きょうから山建てが始まりました。山建ての作業と同時に町会所ではことし新しく復元新調された水引が報道陣に公開されました。水引は東西南北4面それぞれに、中国の三国時代の武将である関羽の生誕を祝う関帝祭の行列が表現されていて、華やかに飾られた山車などがまるで祇園祭の山鉾巡行のような行列を繰り広げています。背景の金地や人物などすべてが刺繍によるもので、およそ1億円をかけて8年がかりで復元新調されました。この水引は、明日の曳初めで初めて披露されます。

[2015年07月19日|今日の祇園祭

台風11号の風雨の中 祇園祭前祭 山鉾巡行

祇園祭前祭 山鉾巡行

祇園祭前祭 山鉾巡行

台風11号の影響で巡行が心配されていた祇園祭前祭の山鉾巡行がきょう、京都市内で行われています。台風の影響で中止も懸念されていた山鉾巡行ですが、きょう午前9時、小雨が降るなか予定通り巡行が行われ、四条烏丸交差点では山鉾の先頭を行く長刀鉾の「エンヤラヤー」の掛け声とともにゆっくりと鉾が動き始めました。四条麩屋町では最大の見せ場、「しめ縄切り」が行われ、ことしの長刀鉾の稚児を務める内藤颯大くんが、ひと太刀で見事に切り落とすと大きなどよめきと拍手が沸きあがり、四条河原町では勇壮な「辻回し」が行われました。京都府では台風11号の影響で現在、福知山市、南丹市、亀岡市、京都市に大雨警報が出されていて京都市左京区久多地区の47世帯に避難勧告が出されています。また、宇治市で76歳の女性が風にあおられ転倒し右肘を骨折したほか、京都市伏見区に住む20歳の女性が強風により割れたガラスで手などを切るケガを負いました。

[2015年07月17日|今日の祇園祭

高校生が山鉾町の行事を体験

高校生が山鉾町の行事を体験

一方、前祭の山の一つ、蟷螂山では、高校生が伝統文化に触れる特別活動を行いました。京都市中京区にある長尾谷高校京都校は、山鉾の一つ、蟷螂山の町内にあって、生徒に京都の文化に触れてもらおうと特別活動の一環で10年前から毎年、保存会の手伝いに取り組んでいます。蟷螂山はカマキリのカラクリ仕掛けが人気で、きょうは女子生徒がおみくじの売り子を務めました。学校によりますと、あさって行われる前祭の山鉾巡行では男子生徒5人がかき手として参加するということです。

[2015年07月15日|今日の祇園祭

祇園祭前祭宵々山 霰天神山で消防訓練

霰天神山で消防訓練

祇園祭前祭りの宵々山のきょう、前祭の山の一つ「霰天神山」で消防訓練が行われました。きょうの訓練は、鉾や山が立ち並ぶ祇園祭期間中、消防車が現場近くまで到着できない場合に備え、消火や通報などの初動体制を確認しようというもので、霰天神山保存会の関係者や中京消防署の署員などおよそ20人が参加しました。訓練は、町会所からぼやが発生した想定で行われ、保存会のメンバーは、火元の初期消火や懸装品に見立てた箱を収蔵庫から運び出す作業にあたるなどしました。参加者たちは真剣な表情で訓練に取り組み、いざというときのために備え、防災意識を高めていました。

[2015年07月15日|今日の祇園祭

ことしも祇園祭クリーンキャンペーン

祇園祭クリーンキャンペーン

祇園祭の宵山期間中、山鉾などが立ち並ぶ鉾町にゴミの分別回収を行うクリーンボックスが、きょうから設置されました。「祇園祭クリーンキャンペーン」は祇園祭山鉾連合会とKBS京都が行うもので、ことしで25回目を迎えます。四条室町を上がった菊水鉾の鉾町では、縁起物の授与品を扱うテントの横に色分けされた「ペットボトル」や「空き缶」、「その他のゴミ」の3つのボックスが置かれ、道行く人たちが早速利用していました。クリーンボックスは前祭と後祭の宵山期間中、のべ1,200個が設置されます。

[2015年07月14日|今日の祇園祭

祇園祭 台風の影響は?

祇園祭 台風の影響は?

祇園祭山鉾連合会は、大型で勢力の強い台風11号が祇園祭のクライマックス、前祭の山鉾巡行の行われる17日に京都を直撃する恐れもあることから、市民や観光客からの問い合わせが相次いでいることなどを受け、対応を協議してきました。この結果、巡行当日、暴風雨などの影響で開催が危ぶまれる場合は対策本部を立ち上げ、当日朝5時30分までに中止か決行かを判断することを決めました。宵山行事については、それぞれの保存会の判断としています。なお、巡行中止に関する情報は京都市観光協会のホームページなどを通じて発表するということです。

[2015年07月14日|今日の祇園祭

京田辺35.9℃ 京都市35.3℃ 初の猛暑日 祇園祭も熱く

社参の儀

京都は祇園祭りムード盛り上がってきましたが、きょうは各地で気温も上がり、府内では京田辺で35.9℃、京都市で35.3℃といずれもことし1番の暑さを記録し、初の猛暑日となりました。ことし初の猛暑日となったきょう、祇園祭の山鉾の稚児が神の使いとしての資格を得る社参の儀が行われました。京都市下京区の長刀鉾町会所前では午前10時、ことしの稚児・内藤颯大くんが、強力と呼ばれる男性の肩に担がれて白馬にまたがると、沿道からは歓声が起こりました。ことしは四条通りの歩道拡幅工事に伴い、2車線になった車道の北側だけを車両通行止めにして禿2人が先導する50人ほどの列が、八坂神社を目指し、ゆっくりと進みました。きょう10歳の誕生日を迎えた稚児の内藤くんは厳しい暑さにも関わらず、しっかりと前を見据え、17日の前祭の山鉾巡行でしめ縄切りの大役に挑む意識を高めている様子でした。一方、祇園祭の神幸祭と還幸祭で馬に乗って神輿を先導する「久世駒形稚児」の2人もきょう午後、八坂神社で「社参の儀」に臨みました。2人は金色の烏帽子に朱鷺色の狩衣姿で登場して、八坂神社を参拝しました。うだるような暑さのなか、ふたりは神妙な面持ちを浮かべ、本殿に入り、御神木であるスギの葉をくるんだ「杉守り」を受け取って、稚児であることを神社に認めてもらいました。

[2015年07月13日|今日の祇園祭

長刀鉾 稚児社参の儀

長刀鉾 稚児社参の儀

祇園祭の前祭の巡行で先頭を行く長刀鉾の稚児が、神の使いとしての資格を授かる「社参の儀」が、きょう行われました。京都市下京区の長刀鉾町会所前では午前10時、ことしの稚児・内藤颯大くんが、強力と呼ばれる男性の肩に担がれて白馬にまたがると、沿道から歓声が起こりました。稚児社参の儀は、杉守りを授かり、稚児が神の使いとしての資格を得る儀式です。ことしは四条通りの歩道拡幅工事に伴い、2車線になった車道の北側だけを車両通行止めにして禿2人が先導する50人ほどの列が、八坂神社を目指し、ゆっくりと進みました。京都市内は午前中に34.3℃を記録し、猛暑となっていますが、きょう10歳の誕生日を迎えたばかりの内藤くんは時折、笑顔を浮かべ、社参の儀を務めていました。

[2015年07月13日|今日の祇園祭

前祭舁山の山建て始まる

前祭舁山の山建て始まる

きょうから前祭で巡行する舁山の山建ても始まりました。舁山の一つ・山伏山でも、きょう、山建てが行われ、保存会の役員をはじめ町内の関係者およそ50人が参加しました。ことしは、山の骨組みである櫓が143年ぶりに新調され、真新しいひのきの香りが漂うなか、参加者らは汗をかきながら、慎重に組み立てていきました。山伏山では、7年前から保存会のメンバーや町内の関係者が自らの手で山建てを行っています。また町会所では、山建てと同時に会所飾りの準備も進められ、懸装品が並べられました。あさって14日には前祭の山と鉾すべてが建ち並びます。

[2015年07月12日|今日の祇園祭

今年最高34.8度の中、祇園祭曳初め

祇園祭曳初め

祇園祭曳初め

祇園祭のハイライト山鉾巡行に向け、前祭の巡行の先頭を行く長刀鉾できょう、曳初めが行われました。きょう午後、お囃子が鳴り響くなか、ことしの稚児を務める内藤颯大くん(9歳)が太平の舞を披露しながら長刀鉾は、ゆっくりと東の方向へ動きはじめました。普段巡行に参加できない子どもや女性も参加できるとあって、きょうは多くの観光客もこの曳初めに参加しました。四条通の歩道が拡幅されたことを受けて、ことしから長刀鉾の曳初めは河原町から烏丸間を通行止めにして行われました。きょうは長刀鉾以外にも4つの鉾で曳初めが行われました。きょうの京都市内の最高気温は34.8℃とことし一番の暑さと
なりましたが、四条通界隈では気温とともに祇園祭ムードも一気に高まってきました。

[2015年07月12日|今日の祇園祭

四条烏丸界隈で きょうから前祭 鉾建て

きょうから前祭 鉾建て

きょうから前祭 鉾建て

祇園祭のハイライト山鉾巡行を来週に控え、京都市内の四条通り界隈ではきょうから前祭の「鉾建て」が始まりました。きょうは全部で33基ある祇園祭の山鉾のうち、四条烏丸に近い月鉾や鶏鉾など5つの鉾で朝から鉾建てが始まりました。このうち、17日の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾では午前7時頃から組み立て作業が始まり、午前11時前、八坂神社の神職らが鉾の本体となる櫓や鉾の中心に建てる巨大な真木などにお祓いをし、清めの塩を撒いて作業の無事を祈りました。鉾の骨組み部分の櫓は、釘を1本も使わずに縄だけで固定する「縄がらみ」という技法で組み立てられていて、四条通りを行きかう人たちは昔ながらの職人技に足を止めては作業を見上げていました。きょうの京都市内は南にある前線の影響で湿った空気が入り込み最高気温は33℃の予想で職人さんたちは額に汗しながら慎重に作業を進めていました。山鉾の曳き初めは今月12日の午後から順次行われます。

[2015年07月10日|今日の祇園祭

宵山露天商への火災予防講習

宵山露天商への火災予防講習

祇園祭の宵山に出店する露天商を対象にした火器の取り扱い講習会がきょう、京都市下京区の下京消防署で行われました。この講習会は、おととし福知山市で起きた花火大会での事故を受け、去年8月に施行された京都市火災予防条例に基づき、出店の数が100を超える大規模な催しを対象に行われるもので、祇園祭では初めてとなります。きょうはおよそ30人が参加し、カセットコンロや携帯発電機などの安全な取り扱い方法について担当者から説明を受けました。京都市消防局によりますと、去年の祇園祭での露店およそ760店のうち、火器を使用していたのが半数以上の430店でそのおよそ9割がLPガスを使用していたということです。条例施行後、京都市で初めて行われる講習会とあって、参加者らは、あらためて長年の習慣を見直し、気を引き締めているようでした。

[2015年07月08日|今日の祇園祭

祇園祭綾傘鉾稚児社参

祇園祭綾傘鉾稚児社参

祇園祭の山鉾のひとつ、綾傘鉾の稚児が祭の無事を祈る「社参の儀」がきょう行われ、お稚児さん6人が八坂神社を参拝しました。「社参の儀」に先駆け八坂神社の常盤神殿では「結納の儀」が行われました。金色の烏帽子に白塗りの化粧、色鮮やかな狩衣姿の稚児6人が保存会の役員に結納の品を渡し、固めの盃を交わすと、無事、町内に迎え入れられたことを喜びました。このあと、雨の中大きな傘をさした稚児らは八坂神社を参拝し、祭の無事を祈願しました。ことしの綾傘鉾のお稚児さんは、安井幼稚園に通う年長組の加納雅雪くん、田中大路くん、中嶋史都くんらあわせて6人です。鉾町の関係者らに付き添われたお稚児さんらは、本殿で宮司から稚児の証である「宣状」を受け取りました。きょうは、あいにくの雨となりましたが、本殿の周りを3周回る「お千度の儀」が行われ、本殿正面に差し掛かると6人の稚児は、神妙な面持ちで手を合わせていました。稚児らは17日の前祭巡行当日、鉾を先導し歩くことになっています。

[2015年07月07日|今日の祇園祭

「休み山」鷹山でちまきづくり

鷹山でちまきづくり

祇園祭の山のひとつで、現在は山鉾巡行に参加せず「休み山」となっている鷹山できょう、ちまきづくりが行われました。きょうのちまきづくりは、京都市中京区の町内にある専門学校の教室で行われ、保存会のメンバーや町内の人などおよそ50人が参加しました。子どもたちも交えた楽しい雰囲気のなか、参加者はのし紙、お札、そして病気退散と書かれた絵馬をひとつひとつ丁寧に付けていました。鷹山は1826年の巡行のあと、大雨や禁門の変の大火などで懸装品の多くを失い、以降巡行に参加できず、ご神体を飾る会所飾りは行ってきましたが、ことし5月に一般財団法人の鷹山保存会を設立して、山の復興を本格的に目指しています。このちまきは、今月22日と23日に授与されます。

[2015年07月05日|今日の祇園祭

長刀鉾稚児が「太平の舞」を披露

太平の舞

祇園祭のハイライト、前祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾できょう、神事始めの吉符入りが営まれ、稚児が「太平の舞」を披露しました。京都市下京区の長刀鉾町会所では、祭の無事を祈願する吉符入りが行われたあと、奉納囃子が鳴り響くなか、ことしの稚児を務める内藤颯大くん(9歳)が、禿の2人とともに、町会所の2階の窓辺を鉾の上に見立て、17日の巡行の際に舞う「太平の舞」を披露しました。頭に蝶とんぼと呼ばれる飾りをつけ、振袖にかみしも姿の稚児は、胸につけた鞨鼓と呼ばれる小ぶりの太鼓をポンと響かせ優雅で堂々とした所作で舞いました。時折日差しが差すなか、四条通りには、稚児舞を一目見ようと人だかりができ、徐々に高まってきた祭りムードに酔いしれていました。

[2015年07月05日|今日の祇園祭

去年復帰の大船鉾 前懸など新調披露

大船鉾 前懸など新調披露

祇園祭の山鉾のひとつ、大船鉾で正面に飾る前掛などが新調され、きょう披露されました。きょうは大船鉾保存会の関係者らが出席するなか、真新しくなった前掛などが披露され、政策担当者が説明しました。大船鉾の正面に飾る前掛「紅地雲龍青海文綴織」は、縦2m28cm、横65cmの大きさで、金や銀、朱色など34色の絹糸で竜や雲、波などを表現しています。以前の前掛は長年の傷みから巡行に耐えられないということで、保存会が京都市の龍村美術織物に依頼し、およそ10カ月かけて制作しました。事業費はおよそ1,500万円です。前掛は今月20日の曳き初めで披露されるということです。他にも屋根の下の飾り幕につるす房や金箔の格天井、それにご神体が履く袴なども披露されました。

[2015年07月04日|今日の祇園祭

駒形提灯に使う電気コードの安全点検

電気コードの安全点検

祇園祭を火災から守るため、山や鉾を飾る駒形提灯に使う電気コードの安全点検がきょう行われました。きょう午前、京都市下京区の元格致小学校の体育館には、それぞれの山鉾町から駒形提灯に使われる電気コードが持ち込まれ、消防署員らがコードの切断やコンセントの損傷など火災につながる問題がないかをひとつひとつ手にとって細かく確認しました。祇園祭の山や鉾に使われる電球は、徐々に発熱の少ないLED電球などに切り替えられていて、きょうは、およそ1,000個の電球が検査を受けたということです。駒形提灯は、それぞれの山や鉾の曳き初めが終わったあと飾り付けられ、宵々山や宵山を祭りムードに盛り上げます。

[2015年07月03日|今日の祇園祭

2つの面の無事を確かめる 「神面改め」

神面改め

祇園祭の山鉾のひとつ、「船鉾」に伝わる2つの面の無事を確かめる儀式「神面改め」が、きょう行われました。午前10時、下京区にある船鉾町の会所では、羽織はかま姿の保存会の役員たちおよそ20人が参列するなか、祭壇前で「吉符入り」の儀式が行われ神職が祝詞を捧げたあと、参列者が玉串を奉納しました。つづいて神面改めが行われ、保存会の古川雅雄代表理事と井尻茂樹町内会長が並んで正座し、息がかからないように懐紙を口に挟み、2つの面を取り出しました。神面は室町時代中期に作られたとされる「本面」と江戸時代に本面に似せて掘られた「写し面」があって、神事始めの「吉符入り」にあわせて毎年、それぞれの面の無事を確認しています。17日の前祭では写し面をご神体の神功皇后像に付けられ、本面は木箱に入れたまま、鉾に乗せられ巡行が行われます。

[2015年07月03日|今日の祇園祭

山一番は前祭「孟宗山」 後祭「役行者山」

くじ取り式

今月17日と24日に行われる祇園祭のハイライト山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」がきょう行われ、注目の山一番は、前祭が「孟宗山」に後祭が「役行者山」に決まりました。祇園祭山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」は、巡行の際、山鉾の先陣争いが絶えなかったことから、515年前に始まったとされます。きょうは、午前10時から京都市議会本会議場でくじ取式が行われ門川市長立会いのもと、慣例で順番が決まっている「くじ取らず」を除く24基の代表者が、前祭の鉾、山、傘鉾、後祭の山の順で緊張した面持ちで壇上に上がり順番にくじを引いて行きました。くじでは、先頭を行く長刀鉾に続く前祭の山一番に「孟宗山」が5年ぶりに、後祭の山一番は、「役行者山」がそれぞれ引き当てました。祇園祭の山鉾巡行は、前祭が今月17日、後祭が24日に行われます。

[2015年07月02日|今日の祇園祭

お千度の儀で祇園祭開幕

お千度の儀

きょうから7月です。京都市東山区の八坂神社では、古都の夏を1ヶ月にわたり彩る祇園祭の幕開けの神事、「お千度の儀」が行われました。きょう午前、京都市東山区の八坂神社では、前祭の山鉾巡行の先頭を行く長刀鉾の稚児や関係者らが参拝し、祭りの安全を祈る「お千度の儀」が行われました。祭りのハイライト山鉾巡行でしめなわ切りの大役を務めることしの稚児、内藤そうだいくん9歳は、稚児を補佐する禿役の山代あつふみくん8歳と原かずのりくん6歳とともに白塗りの化粧に袴姿で少し緊張しながらお祓いを受けました。続いてどしゃ降りの雨の中、稚児らは保存会の役員に朱色の傘と雨傘を差し向けられながら、本殿の周りを時計回りに3周し、祭の無事を祈願しました。あいにくの天候にもかかわらず、稚児らを一目見ようと、大勢の観光客も足を止めていました。

[2015年07月01日|今日の祇園祭

祇園祭「久世駒形稚児」決まる

祇園祭「久世駒形稚児」決まる

来月行われる祇園祭の神幸祭と還幸祭で馬に乗って神輿を先導することしの「久世駒形稚児」が決まり、きょう京都市南区の神社で奉告祭が営まれました。ことしの稚児に選ばれたのは、洛南高校附属小学校2年生の蓜島駿貴くん(8歳)と長岡京市立長岡第八小学校4年生の坂本匠くん(10歳)です。2人はきょう午後、京都市南区の綾戸國中神社で稚児に選ばれたことを報告する神事に臨み、玉ぐしを捧げ祭りの無事を祈りました。久世駒形稚児は、八坂神社とゆかりが深い綾戸国中神社の氏子から毎年選ばれていて、来月17日の神幸祭では蓜島くんが、24日の還幸祭では坂本くんが、馬の頭の形をしたご神体「駒形」を身につけて烏帽子に狩衣姿で馬に乗り、祇園祭を彩ります。

[2015年06月15日|今日の祇園祭

無病息災を祈る 祇園祭締めくくる疫神社「夏越祭」

祇園祭締めくくる疫神社「夏越祭」

7月の1ヵ月間にわたった祇園祭を締めくくる疫神社の夏越祭がきょう、京都市東山区の八坂神社境内で営まれ、参拝者が茅の輪をくぐって無病息災を祈りました。疫神社は、八坂神社の境内にある摂社のひとつで、八坂神社の祭神スサノオノミコトを助けた蘇民将来を祀っています。夏越祭は、祇園祭の関係者らおよそ400人が参列して、午前10時から神事が営まれました。 神事では、森壽雄宮司が祇園祭の無事終了に感謝する祝詞を奏上し、玉串をささげました。最後に、八坂神社の森宮司が「ことしは2つの喜びがあった」と後祭り復活と大船鉾の復興と大きく変わった祇園祭山鉾巡行を振り返りました。神事のあと参列者が次々と直径およそ2mの茅の輪を次々とくぐり抜けました。ことしの長刀鉾の稚児と禿らも、祇園祭の大役を無事務められたことに感謝するとともに、無病息災などを願っていました。

[2014年07月31日|今日の祇園祭

150年ぶりの大船鉾も 49年ぶり復活 後祭山鉾巡行

後祭山鉾巡行

後祭山鉾巡行

49年ぶりに復活した祇園祭の後祭の「山鉾巡行」が行われ10基の山や鉾が都大路を進んでいます。午前9時半、巡行は、くじ取らずの橋弁慶山を先頭に烏丸御池交差点を東にむけて出発し先週木曜日に行われた前祭の巡行と逆回りで四条烏丸へ向かいます。これまでの巡行では左折しかなかったためおよそ半世紀ぶりの右折の辻回しとなりましたが、それぞれの山や鉾は、スムーズに右折を成功していました。
後祭巡行のトリを務めるのは幕末の蛤御門の変で焼けて失われ150年ぶりに巡行に復帰した大船鉾です。これまでは焼失を免れたご神体や懸装品で「居祭」を行いおととしから空櫃巡行で復帰しましたが、念願かなって豪華絢爛で勇壮な姿が平成の世によみがえりました。後祭は「本来の祭りの姿に戻したい」という祇園祭関係者の願いから49年ぶりに巡行を分割し33基の山や鉾のうち10基が巡行する後祭が復活しました。京都府警によりますと午前10時現在で、およそ2万2000人の観客が沿道から見守りました。一方、昨夜の宵山では、駒形提灯に明かりがともる中、大勢の人が山や鉾を眺めながらそぞろ歩きを楽しみました。
49年ぶりに復活した後祭の宵山期間は落ち着いた雰囲気を重視するために露店や歩行者天国は設定されませんでした。このうち150年ぶりに復活した大船鉾には、鉾を近くで楽しもうと長蛇の列ができ、写真におさめるなどしていました。京都府警によりますと、昨夜午後11時の人出は、5万人でした。

[2014年07月24日|今日の祇園祭

祇園祭 後祭 こども報道記者

後祭 こども報道記者

小学生が報道記者に変身です。この「祇園祭こども報道記者」は、49年ぶりに復活した後祭にあわせ、本来の祇園祭の風情を感じてもらおうと、ことし初めて企画されたものです。きょうは京都市内の小学生を中心に30人の児童が参加し、このうち南観音山を訪れたグループは、山にあがって懸装品を見学したり、保存会の担当者から御神体などの説明を受けていました。報道記者ということで、児童らは積極的に質問したり、真剣な表情でメモをとっていました

[2014年07月21日|今日の祇園祭

祇園祭 後祭 エコ屋台村

後祭 エコ屋台村

後祭の宵々々山のきょう、露店に代わるエコ屋台村が登場しました。祇園祭の後祭の宵山期間は歩行者天国が設定されず、公道では露店は出店されません。そこで京都市は、露店に代わる場所として繰り返し使うことができるリユース食器を使った「屋台村」をきょうから4つの会場で開いています。このうち京都市中京区の京都芸術センターのグラウンドにはサバ寿司やそうめん、焼きそばなどエコ食器を使った屋台が並び、多くの家族連れで賑わっています。このエコ屋台村は4つの会場で午後5時から午後10時までです。

[2014年07月21日|今日の祇園祭

そぞろ歩を楽しんで! 祇園祭 後祭 ご利益巡り

後祭 ご利益巡り

49年ぶりに復活した祇園祭の後祭。祝日のきょう各山鉾町はそぞろ歩きを楽しむ観光客など、多くの人で賑わっています。後祭の10基の山鉾では黒主山は「泥棒除け」、浄妙山では「勝負運・交通安全」などそれぞれにご利益をうたっていて、後祭の復興を記念してきょうから行われている「ご利益巡り」では、専用の用紙をもらってすべての山鉾町の朱印を集めると、特製の手ぬぐいがもらえるということです。特製手ぬぐいは3,500枚限定で配布され、ご利益巡りは各山鉾町の町会所で、あさってまで行われています。

[2014年07月21日|今日の祇園祭

曳き初めに見物客が押し寄せる 150年ぶり復興の大船鉾をお披露目

150年ぶり復興の大船鉾をお披露目

ことしの祇園祭・後祭の山鉾巡行で、150年ぶりに復興する「大船鉾」がきょう、関係者にお披露目されました。祇園祭の山鉾の一つ大船鉾は、幕末の1864年、蛤御門の変で山鉾が焼失して以来、休み鉾となっていましたが、地元の保存会などが再建し、ことし150年ぶりに復興することになりました。京都市下京区の四条新町下ルに全長7.5m、高さ6.4mほどの「大船鉾」が組み上げられ、きょう、記念の式典が行われました。保存会の松居米三理事長は「150年ぶりという節目に復興でき、さらに復活した後祭の掉尾を務めることは何よりの喜びです」とあいさつし、鏡開きで完成を祝いました。「大船鉾」には囃子方が乗り込み、町内に喜びの祇園囃子を響かせました。また、午後には「曳き初め」が行われました。150年ぶりの復興ということで四条新町交差点付近には、道路にあふれるほどの見物客が押し寄せました。「エンヤラヤー」の掛け声とともに綱が引っ張られると、鉾がミシミシと車輪をきしませながら進んで行き、見物客たちは150年ぶりに復興した「大船鉾」の雄姿を見上げながら写真を撮ったりしていました。「大船鉾」は来週24日に行われる祇園祭・後祭の山鉾巡行で最後尾を進みます。

[2014年07月20日|今日の祇園祭

豪快な神輿 練り歩き 祇園祭 神幸祭

豪快な神輿 練り歩き 祇園祭 神幸祭

きのう夕方、八坂神社の祭神を乗せた神輿を、四条寺町の御旅所に移す神事「神幸祭」が行われ、勇壮で豪快な神輿がまちを練り歩きました。きのう、京都市東山区の八坂神社本殿で神事が行われたあと、舞殿から、中御座、東御座、西御座の3基の神輿が運び出されました。このあと、午後6時過ぎ、祇園石段下には久世駒形稚児の戸倉昭人くん(7歳)が乗る白馬を先頭に、子ども神輿を加えたおよそ3千の人の渦ができ、「ホイット、ホイット」と大きな掛け声を上げながら、神輿を激しく上下に揺らして、高く差し上げる「差し上げ」が行われると、大勢の観客からは大きな歓声が上がりました。祇園祭は、平安時代のはじめ、京の都に疫病が流行し、疫病退散を願い、八坂祇園社から66本の鉾を神泉苑に送り、神輿を繰り出したのが起こりと伝えられています。八坂神社の祭神を乗せた神輿は、氏子地域をまわったあと、四条寺町の御旅所に移され、1週間留まったあと、24日の還幸祭で八坂神社へと帰ります。

[2014年07月18日|今日の祇園祭

後祭のしんがり務める 復興する大船鉾 150年ぶり鉾建て

復興する大船鉾 150年ぶり鉾建て

ことしは49年ぶりにもう一度、巡行が楽しめます。150年ぶりに祇園祭の山鉾巡行で復興する大船鉾で、後祭の先陣を切ってきょう、鉾建てが始まりました。午後2時過ぎ、大船鉾保存会の松居米三理事長ら鉾町の人たちが見守る中、四条新町下ルの四条町にはトラック5台で、菊水鉾から譲り受けたという車輪など、およそ400の部材が次々と運び込まれました。鉾建ての始まったきょうは、本体部分の櫓とそれを支えるはねぎの組み立てが行われました。作業はあすから、縄がらみや懸装品が飾られたあと、20日には車輪が取り付けられて全長およそ7.5m、高さおよそ6mの勇壮な姿を現し、曳き初めが行われる予定です。大船鉾は150年前の蛤御門の変で鉾がほぼ焼失し、長い間休み鉾となっていましたが、24日の後祭では殿を務め、150年前ぶりに山鉾巡行を果たします。

[2014年07月17日|今日の祇園祭

祇園祭 山鉾巡行 前祭 23基が都大路で

祇園祭 山鉾巡行 前祭

京都の夏を彩る祇園祭のハイライト、前祭の山鉾巡行がきょう行われ、ことしは後祭の復活をうけて、去年より10基少ない23基の山鉾が都大路を優雅に進みました。午前9時、四条烏丸の交差点では、巡行の先頭を行く長刀鉾が、「エンヤラヤー」の掛け声とともに出発し、重さ11tの鉾がゆっくりと四条通りを進みました。ことしの祇園祭は49年ぶりに後祭が復活し、きょうの前祭と24日の後祭に分けて巡行が行われます。四条麩屋町では最大の見せ場で「しめ縄切り」が行われ、ことしの長刀鉾の稚児平井誠人くん(9歳)が、ひと太刀で見事に切り落とすと、大きなどよめきと拍手が沸きあがりました。四条堺町では巡行の順番を確認する「くじ改め」が行われ、20年ぶりに山一番を引いた「占出山」の正使が、見事な所作を決めると大きな拍手に包まれました。また四条河原町では勇壮な「辻回し」が行われ、巨大な鉾が勢いよく向きを変えると、沿道を取り囲む人々から大きな歓声が上がりました。

[2014年07月17日|今日の祇園祭

熱気とにぎわい最高潮に 宵山、34万人の人出

宵山

さくやの宵山はおよそ34万人の人出で賑わいました。祇園祭の前祭はきのう宵山を迎え、京都市内中心部の山鉾町で駒形提灯の灯りが照らすなか、コンチキチンのお囃子が鳴り響きました。きのうの京都は日中、35℃を超え、ことし2回目の猛暑日となり、深夜まで25℃を下回らず、うだるような暑さとなりましたが、大勢の市民や観光客が繰り出し、京都府警の調べでは午後11時現在の人出は、去年より7万人多い34万人でした。歩行者天国の烏丸通と四条通は浴衣姿の見物客らでごった返し、祭りの熱気とにぎわいであふれました。

[2014年07月17日|今日の祇園祭

2026年巡行復帰へ 休み山「鷹山」190年ぶりお囃子

祇園祭の山の一つで現在は、山鉾巡行には参加せず、「休み山」となっている「鷹山」のお囃子がおよそ190年ぶりに復活しました。京都市中京区の京町家で昨夜、おこなわれた「鷹山」のお囃子の公開練習会では、21人の囃子方が、そろいの緑のTシャツ姿で、復興の願いを込め、コンチキチンの音色を響かせました。鷹山は、大型の曳山で1826年の後祭の巡行のあと大雨や禁門の変の大火などで、懸装品の多くを失い、以来巡行から遠ざかっています。近年、町内では祇園祭宵山にご神体を飾る「会所飾り」は行ってきました。しかし、大船鉾や後祭の復活で地元有志たちの「鷹山」再興への機運が高まり、今年2月からお囃子の稽古をはじめきのう、「鷹山」のお囃子としてはおよそ190年ぶりにお披露目しました。「鷹山」は、最後の巡行から200年の節目となる2026年の巡行復帰を目指しています。

[2014年07月16日|今日の祇園祭

久世駒形稚児「社参の儀」

久世駒形稚児「社参の儀」

祇園祭の神幸祭と還幸祭で馬に乗り、神輿の先導を務める久世駒形稚児もきょう京都市東山区の八坂神社で「社参の儀」に臨みました。久世駒形稚児は、八坂神社とゆかりの深い南区の綾戸國中神社の氏子から選ばれ、今年は17日の神幸祭が戸倉昭人くん、24日の還幸祭が山口輝くんです。2人は顔に化粧を施し、金色の烏帽子に朱鷺色の狩衣姿で、綾戸國中神社の宮司らと八坂神社を参拝しました。2人は緊張した面持ちで、おはらいを受けた後、祭りの無事を祈願し、稚児の証である杉守りを授かりました。

[2014年07月13日|今日の祇園祭

長刀鉾稚児が「社参の儀」

長刀鉾稚児が「社参の儀」

祇園祭の前祭の巡行で先頭を行く長刀鉾の稚児が、神の使いとしての資格をもらう「社参の儀」が、きょう行われました。京都市下京区の長刀鉾町会所前では午前10時、ことしの稚児・平井誠人くんが、白塗りの化粧をして、くじゃくの羽根飾りに鳳凰が舞う豪華な文様の衣装で登場しました。そして、強力と呼ばれる男性の肩に担がれて白馬にまたがると、沿道からは歓声が起こりました。稚児社参の儀は、杉守りを授かり、稚児が神の使いとしての資格を得る儀式で、「お位もらい」とも呼ばれ、十万石の大名と同じ「正五位ご少将」の位を授かるとされています。きょうの京都市内はあいにくの雨となり50人ほどの列は、禿2人と長刀鉾保存会の役員の先導で、四条通りをゆっくりと進みました。平井くんは時折り笑顔を見せるなどリラックスした表情でしたが、しっかりと前を向き、八坂神社へ向かいました。長刀鉾は今月17日の前祭の山鉾巡行で先頭を進みます。

[2014年07月13日|今日の祇園祭

山鉾巡行前に5つの鉾で"曳き初め"

曳き初め

祇園祭のハイライト「山鉾巡行」を前に、鉾を試しに動かす「曳き初め」がきょう、5つの鉾で行われました。きょうの曳き初めは長刀、函谷、月、鶏、菊水の5つの鉾で行われ、このうち四条通烏丸西入ルにある「函谷鉾」では、鉾の前に立つ音頭取りの掛け声を合図に、5つの鉾の先陣を切って曳き初めが行われました。また室町通四条下ルの「鶏鉾」では、浴衣姿の女子大生のほか、地元小学校の児童も参加しました。大きな鉾が「ギシギシ」と音を立てて動き出すと、沿道の人たちは鉾を写真に収めていました。ことしの山鉾巡行は49年ぶりに後祭が復活して、17日の前祭と24日の後祭に分けて行われます。

[2014年07月12日|今日の祇園祭

ことしは松原通りを巡行 洛央小の児童らがひと足早く鉾曳き初め

ことしは松原通りを巡行

かつて祇園祭りの山鉾が巡行していた松原通できょう、地元の洛央小学校の児童らが飾り付けした鉾の曳き初めが行われました。京都市下京区の洛央小学校は22年前に近隣の5つの小学校が統合して開校しましたが、現在地にあった元・豊園小学校から鉾を引き継ぎ、毎年、学校前で曳き初めを行っていました。かつて松原通では祇園祭の山鉾巡行が行われていたことから、地域の住民らがふたたび、にぎわいを取り戻そうと呼びかけ、ことしは初めて、近くの因幡薬師前を出発し、松原通に出て洛央鉾を曳くことになったものです。可愛らしい掛け声とともに汗をかきながら、一生懸命、鉾を曳く子供らの姿に地元のお年寄りらも思わず通りに出て、懐かしそうに眺めていました。

[2014年07月11日|今日の祇園祭

台風接近も 祇園祭鉾建て始まる

祇園祭鉾建て始まる

祇園祭のハイライト山鉾巡行を1週間後に控え、京都市内の四条通り界隈ではきょうから「鉾建て」が始まりました。きょうは全部で33基ある祇園祭の山鉾のうち、四条烏丸に近い月鉾や鶏鉾など5つの鉾で朝から鉾建てが始まりました。このうち、17日の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾では、午前8時頃から組み立て作業が始まり午前11時前、八坂神社の神職らが鉾の本体となる櫓や鉾の中心に建てる巨大な真木などにお祓いをし、清めの塩を撒いて作業の無事を祈りました。鉾の骨組み部分の櫓は、釘を1本も使わずに縄だけで固定する「縄がらみ」という技法で組み立てられていて、四条通りを行きかう人たちは昔ながらの職人技に足を止めて作業を見上げていました。きょうの京都市内は台風8号の影響で朝から雨が降りしきり、縄が湿ると絞まりにくくなるという事で、職人さんたちはいつも以上に、慎重に作業を進めていました。山鉾の曳き初めは今月12日から順次行われます。

[2014年07月10日|今日の祇園祭

祇園祭2014「山一番」占出山 145年ぶり櫓新調

占出山 145年ぶり櫓新調

17日の祇園祭・山鉾巡行で先頭の長刀鉾に続く「山一番」となった占出山の櫓がおよそ145年ぶりに新調されました。ことし新調されたのは占出山の本体となる櫓で長年の巡行などで傷みがひどくなっていたものを岐阜産の尾州檜を使い総事業費およそ600万円をかけ山全体の枠組みを造り替えたということです。京都市南区の工務店では朝から職人が手仕事で担ぐための棒の轅や見送りを固定する鳥居台などの調整をしていました。建てられた櫓は高さおよそ2.7m、長さおよそ4.5mで、およそ70の部材から組み立てられています。占出山保存会によりますと、古文書などに櫓が江戸と明治期にも新調されたと記録が残っていて、今回は145年ぶりの新調となります。 今月13日の山建てには、懸装品を飾らない状態で展示し、宵山には貴重な古文書も公開するということです。

[2014年07月08日|今日の祇園祭

大船鉾のお囃子も披露 アートで盛り上げ「祇園祭なう」

祇園祭なう

祇園祭のムードも高まってきましたが、アートで祭りを盛り上げようというイベントも始まりました。京都市下京区の高島屋で開かれているのは、ことしで3回目を迎える「祇園祭なう」。1階エントランスでは、絵師・木村英輝さんによる祇園祭絵図屏風が訪れた人を出迎えます。さらに鮎や鱧、また賀茂ナスといった京都の夏の食材を描いたユニークな駒形提灯も新調され、祭ムードを盛り上げています。そして、おととい土曜日。ことしの祇園祭は49年ぶりに後祭りが復活しますが、最後尾を飾る大船鉾の保存会のメンバーが店内で、お囃子を披露しました。大船鉾は幕末の蛤御門の変で焼失して以来、休み鉾となっていて、ことし150年ぶりに巡行に復活します。復興する大船鉾のコンチキチンのお囃子の音色に買い物客も足を止めて聞き入っていました。京都髙島屋の「祇園祭なう」は後祭りの24日まで行われ、老舗店舗のグッズも販売されます。

[2014年07月07日|今日の祇園祭

祇園祭2014 綾傘鉾の稚児 社参の儀

綾傘鉾の稚児 社参の儀

祇園祭の山鉾のひとつ、綾傘鉾の稚児が祭の無事を祈る「社参の儀」がきょう行われ、お稚児さん6人が京都市東山区の八坂神社を参拝しました。金色の烏帽子に白塗りの化粧、鮮やかな色の狩衣姿で八坂神社を参拝したのは綾傘鉾のお稚児さんたちです。お稚児さんらはきょう午後、契りの盃を交わす「結納の儀」のあと、祭の無事を祈る「稚児社参の儀」に臨みました。ことしの綾傘鉾のお稚児さんは、中京区に住む小学2年生、濱田真慈くんをはじめ6歳から8歳までの男の子あわせて6人です。鉾町の関係者らに付き添われたお稚児さんらは、本殿で宮司から稚児の証である「宣状」を受け取ったあと、本殿の周りを3周する「お千度の儀」を行いました。きょうは、あいにくの曇り空でしたが風があり、暑さもやわらぐなか稚児らが神前で拍手を打つと、境内を訪れた人たちは、かわいらしい姿にカメラを向けていました。6人の稚児は、17日の巡行当日、綾傘鉾を先導して歩くことになっています。

[2014年07月07日|今日の祇園祭

大船鉾 お囃子披露

大船鉾 お囃子披露

150年ぶりに都大路を巡行する大船鉾の保存会のメンバーらがきょう、京都市内の百貨店でお囃子を披露しました。ことしの祇園祭山鉾巡行は49年ぶりに復活する後祭と、山鉾のひとつ大船鉾が150年ぶりに復興することが決まっています。大船鉾は、幕末の1864年、京都御所で起こった蛤御門の変で山鉾が焼失して以来、休み鉾となっていました。地元四条町の住民らによって少しずつ復興へ向けて準備が進められ、お囃子は鉾の再建より一足早く1997年に復活していました。きょうは四条町大船鉾保存会のメンバー26人がお囃子披露しました。会場では多くの買い物客らが足を止め、コンチキチンの音色を聞きいっていました。大船鉾は今月24日の後祭で最後尾を飾ります。

[2014年07月05日|今日の祇園祭

山一番 前祭は占出山 後祭は八幡山 祇園祭くじ取り式

くじ取り式

祇園祭のハイライト、山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が行われ、ことしの山一番は、「占出山」に決まりました。京都市議会本会議場では、はじめに祇園祭山鉾連合会の吉田孝次郎理事長が「ことしは49年ぶりに後祭が復活し、さらに大船鉾が150年ぶりに復興する年、古式にのっとり巡行したい」とあいさつしました。そして、あらかじめ巡行の順番が決まっている「くじ取らず」の9基を除く24基の代表者が緊張した面持ちで次々とくじを引き、順番を読み上げました。先頭を行く長刀鉾に続く注目の「山一番」を引き当てたのは、「占出山」でした。「占出山」の山一番は20年ぶりです。また後祭のくじ取らず、北観音山に続く山一番は「八幡山」に決まりました。祇園祭の山鉾巡行は17日に前祭、24日に後祭が行われます。

[2014年07月02日|今日の祇園祭

祇園祭が幕明け 八坂神社で「お千度の儀」

お千度の儀

きょうから7月です。古都の夏を1カ月にわたり彩る祇園祭が幕開けしました。午前10時、京都市東山区の八坂神社では、「山鉾巡行」の先頭を行く長刀鉾の稚児や関係者らおよそ30人が参拝し、祭りの安全を祈る「お千度の儀」が行われました。祭りのハイライト、山鉾巡行で注連縄切りの大役を務めることしの稚児、平井誠人くん(9歳)は、補佐役の禿の石田佳希くんと井上喜晴くんとともに白塗りの化粧にはかま姿でお祓いを受けました。続いて、稚児たちは父親に手を引いてもらいながら、本殿をゆっくりと3周回って祭りの無事を祈願しました。きょうの京都市内は朝から強い日差しが照りつけましたが、境内には稚児の姿を一目見ようと、多くの観光客が集まり、写真に収めていました。ことしの山鉾巡行は49年ぶりに後祭が復活して、17日の前祭と24日の後祭に分けて行われます。

[2014年07月01日|今日の祇園祭

大船鉾「竜頭」製作にも着手 後祭に大船鉾 節目の祇園祭へ会見

会見

山鉾巡行での後祭の復活と、大船鉾の復興という節目を迎えたことしの祇園祭を来月に控え、きょう、記者会見が行われました。東山区の八坂神社で行われた記者会見には、八坂神社の森宮司、山鉾連合会の吉田理事長に京都市の門川市長など関係者が出席しました。ことしの祇園祭山鉾巡行は、49年ぶりに復活する後祭と、山鉾のひとつ大船鉾が150年ぶりに復興することが決まっていて、7月24日の後祭は、17日の前祭と反対のルートで巡行します。記者会見では、後祭が復活する経緯などが説明され、門川市長は、「静かな中に賑わいを感じる後祭の復活でもある」とその意義を語りました。また、鉾が焼失し、150年ぶりに山鉾巡行に復活する大船鉾の鉾先に飾る龍をかたどった「竜頭」の製作にも取り掛かると発表されました。大船鉾は「竜頭」と飾りの「大金幣」を隔年ごとに使用していたということです。

[2014年06月25日|今日の祇園祭

祇園祭2014 長刀稚児 京都市役所を表敬訪問

京都市役所を表敬訪問

祇園祭のハイライト山鉾巡行で先頭を行く、長刀鉾の稚児と補佐役の禿がきょう、京都市役所を表敬訪問しました。ことしの長刀鉾の稚児、京都教育大付属京都小学校4年の平井誠人くん(9歳)は、禿役の井上喜晴くん(10歳)と石田佳希くん(10歳)とともに京都市役所を訪れました。応対した門川市長は、「祇園祭は世界に誇る京都の宝。心を込めて務め上げ、大きく成長してほしい」と大役を担う稚児らを激励しました。少し緊張した面持ちで稚児役の平井くんが立ち上がり、「しめ縄切りを頑張ります」と抱負を述べると、禿役の2人も「平井くんを支えられる頑張りたい」と語り、祭の本番を来月に控え、決意を新たにしていました。

[2014年06月23日|今日の祇園祭

祇園祭を前に 長刀鉾の稚児を迎える「結納の儀」

結納の儀

祇園祭の山鉾巡行で、先頭を行く長刀鉾の保存会はきょう稚児を町内に迎える「結納の儀」を行いました。ことしの稚児の平井誠人くんの自宅には祭壇が設けられ、八坂神社の祭神である「祇園牛頭天皇」と書かれた掛軸が掛けられました。稚児の父親、誠一さんと親族、それに稚児を補佐する禿の父親らが紋付袴姿で参列し、はじめに八坂神社の神職によって稚児の住まいを清める神事「清祓いの儀」が行われました。続いて、長刀鉾の保存会が鉾町の「養子」として稚児を迎え入れる「結納の儀」が行われました。結納の儀では、長刀鉾保存会の西村利男代表理事から扇子などの結納品が贈られ、稚児の父親・誠一さんは、「伝統と格式のある長刀鉾の稚児として大役を覚悟して臨みます」と神妙な面持ちで答えていました。

[2014年06月22日|今日の祇園祭

綾戸國中神社 祇園祭・久世駒形稚児発表

稚児発表

祇園祭で馬に乗って神輿を先導することしの久世駒形稚児が決まり、きょう京都市南区の綾戸國中神社で、奉告の神事が営まれました。ことしの稚児に選ばれたのは、京都市立久世西小学校1年生の戸倉昭人くんと山口輝くんです。2人はきょう午後、稚児に選ばれたことを奉告する神事に臨み、少し緊張した面持ちで神前に玉串を捧げていました。祇園祭では、八坂神社の和御魂と綾戸國中神社の荒御魂がひとつとなってはじめて神輿を動かすことが出来るとされています。来月17日の神幸祭では戸倉くんが、24日の還幸祭では山口くんが、馬の頭の形をした木彫りの御神体「駒形」を胸に付けて馬に乗り、神輿を先導することになっています。

[2014年06月15日|今日の祇園祭

山伏山で茅の輪づくり

山伏山で茅の輪づくり

祇園祭の山鉾の一つ「山伏山」で東日本大震災の復興を願う「茅の輪」づくりがきょう(5/10)、京都市内で行われました。中京区室町通蛸薬師下るにある山伏山保存会では、きょう午後、保存会の会員ら12人が祇園祭で使われる「茅の輪」制作に取り掛かりました。山伏山では、東日本大震災の被災地を支援しようと、去年から、宮城県岩沼市と交流を図るプロジェクトを行っていて、震災復興を願い岩沼市で収穫された藁で茅の輪を作ることになりました。きょうの作業は、去年の秋、震災後に初めて収穫された藁を使い、木槌で叩いて柔らかくしたあと、束にして直径およそ3メートル重さおよそ6キロの茅の輪に作り上げていきました。山伏山町会所では、7月13日から4日間、茅の輪くぐりが行われる予定です。

[2014年05月10日|今日の祇園祭

大船鉾 裾幕完成

ことしの祇園祭で150年ぶりに鉾として巡行する大船鉾に学生がデザインした幕が取り付けられ、きょうお披露目されました。躍動感のある海の波を表現した裾幕。きょうお披露目された大船鉾の裾幕は縦90cm、横6.5mの大きさで、京都市立芸術大学の学生が制作しました。大船鉾は祇園祭の山や鉾の一つで150年前にほぼ焼失し、長い間休み鉾となっていました。しかし、150年の節目となることし、巡行を目指して再建が進められ、裾幕も市立芸術大学の学生が焼失前の姿を記した古文書やびょうぶ絵などを参考に図案を考えて制作しました。大船鉾の裾幕は、京都市下京区にある京都市無形文化遺産展示室で来月31日まで公開されます。

[2014年02月13日|今日の祇園祭

今夏復活 大船鉾屋形をお披露目

ことし夏の祇園祭で150年ぶりに巡行への復活を目指す大船鉾の屋形部分が完成し、きょう、お披露目されました。京都市下京区のヨドバシカメラ1階にある展示室には、真新しいヒノキの香りが漂うなか、山鉾連合会の吉田理事長らがお祝いに駆けつけました。1864年、幕末の蛤御門の変で焼失して以降、休み鉾になっていた大船鉾は、2010年に保存会を設立し、復興への機運が高まっていました。ことし7月の巡行復帰に向け、これまで出来上がっていた船体の上にのる屋形部分が今回、京都ライオンズクラブの寄付を受け、町内に残る屏風絵などの資料元に忠実に復元され、完成しました。江戸末期に焼失するまで、後祭のしんがりを豪華絢爛な姿で務めていた大船鉾が、ことしの祇園祭から後祭が復活するのに合わせて、再び勇壮によみがえることになり、訪れた関係者は晴れやかな笑顔で鉾を見上げていました。大船鉾は、3月31日まで一般公開された後、囃子方の乗る『はねだし高欄』を完成させ、7月の山鉾巡行にのぞみます。

[2014年01月15日|今日の祇園祭
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