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今日の祇園祭

祇園祭 船鉾で面の無事を確認する「神面改め」

祇園祭 曳き手ボランティアのオリエンテーション 約600人が参加 京都市東山区

祇園祭の山鉾のひとつ「船鉾」で、町内に伝わるふたつの面の無事を確認する神事「神面改め」が営まれました。「神面改め」は、ご神体が身に付ける面の無事を確認する船鉾保存会の恒例の儀式です。京都市下京区の会所で吉符入りの儀式が行われ、八坂神社の神職が祝詞をあげたあと、関係者らが玉串を奉納しました。このあと、保存会の理事らが、神面に息がかからないように懐紙を口にして、室町時代に彫られた「本面」と、江戸時代に本面に似せてつくられた「写し面」の無事を確認しました。巡行当日は、ご神体に「写し面」が取り付けられ、「本面」は木箱に収めて鉾に乗せられます。船鉾は、前祭巡行で列の最後尾、しんがりをつとめます。

[2025年07月03日|今日の祇園祭

祇園祭 曳き手ボランティアのオリエンテーション 約600人が参加 京都市東山区

祇園祭 曳き手ボランティアのオリエンテーション 約600人が参加 京都市東山区

7月に行われる祇園祭のハイライト山鉾巡行で、曳き手や沿道支援などを務めるボランティアへのオリエンテーションが29日行われました。山鉾巡行のボランティアの募集は、京都・祇園祭ボランティア21がおこなっています。ボランティアは高校生や18歳以上が対象で、ことしはおよそ600人が山鉾巡行に参加する予定です。ボランティアの多くは山鉾巡行の曳き手ですが、ことしも本番当日に酷暑が予想されるため、例年より救護係や給水係を多く配置したということです。オリエンテーションでは巡行中に携帯電話を使用しないことや、カメラで写真撮影しないなど、巡行中の注意事項などを確認しました。京都・祇園祭ボランティア21の西川知孝会長は「ことしは大阪・関西万博の開催とも重なり、そのあたりは気を付けて行動したいなと思います 猛暑も予想されますのでそのあたりも十分に注意していただいて事故やけがなく無事に巡行をやられることをボランティアの皆さまにお願いします」と訴えました。

[2025年06月29日|今日の祇園祭

祇園祭 綾傘鉾でちまき作り 大学生もお手伝い 京都市下京区

祇園祭 綾傘鉾でちまき作り 大学生もお手伝い 京都市下京区

祇園祭を前に、京都の大学生たちが、29日、厄除けのちまき作りを手伝いました。綾傘鉾保存会では、京都市下京区の大原神社で7月1日から始まる祇園祭でのちまき授与に向け準備を行いました。また、佛教大学や京都華頂大学、それに立命館大学などの学生およそ60人もちまき作りを手伝いました。祇園祭のちまきは、芯となるわらをチマキザサの葉でくるみ、イグサを巻いて仕上げ、厄除けとして玄関に飾られます。学生たちは、保存会の若手メンバーの指導を受けながら、ちまきにのし紙とお札を巻き付け、袋に詰める仕上げ作業を担当しました。参加した学生は「私自身が京都府外から来たんですが、伝統的な作業に携わるのが初めてなので、自分も地域の一員になった気持ちになった」と嬉しそうに語りました。綾傘鉾では、29日、4,500本のちまきを完成させる予定で、7月12日から授与します。

[2025年06月29日|今日の祇園祭

京都・祇園祭山鉾連合会 クラウドファンディングで寄付呼びかけ

京都・祇園祭山鉾連合会 クラウドファンディングで寄付呼びかけ

祇園祭の山鉾巡行を主催する祇園祭山鉾連合会がクラウドファンディングを立ち上げ、寄付を呼びかけています。このクラウドファンディングは、2017年から毎年実施していて、集まった資金は、主に山鉾巡行などの警備費用に充てているということです。祇園祭は、毎年7月に行われ、去年、前祭の巡行当日にはおよそ14万人が訪れ、山鉾連合会だけで、宵山期間や巡行当日の警備などに例年およそ2500万円の経費がかかるということです。山鉾連合会はクラウドファンディングを立ち上げ、同じ時刻に京都市内で記者会見を開きました。目標は300万円で、寄付の返礼品は5000円から15万円まで額に応じて、厄よけのちまきや京扇子などを用意し、15万円を寄付した人には、後祭の巡行当日に、山鉾の辻回しを間近で見られる特等席を提供するということです。クラウドファンディングは今年で9回目で、去年はのべ848人からおよそ1700万円が集まりました。祇園祭山鉾連合会のクラウドファンディングは、7月19日までです。

[2025年05月19日|今日の祇園祭
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