祇園祭を学ぶ

総論山鉾建て方・巡行・曳き手囃し方粽(ちまき)長刀鉾音頭取り昔の山鉾巡行祇園祭の変遷その他番外・研修旅行

■粽(ちまき)

粽の由来
昔、素盞鳴命が旅で一夜の宿を求めたとき、貧しい蘇民将来の家で受けたあたたかいもてなしに対し(富福な家の兄は断わった)そのお礼として蘇民将来の子孫には疫病の厄を免れさせようと約束して、そのしるしとして茅の輪を腰に付けさせたのが、粽のおこりとされている。
※この粽は、厄除けの物であり、食物は入っていない。
粽を吊す(飾る)場所
一般的には、玄関の入り口(軒下)の見易いところと言われている。
玄関入り口内側に吊す所もあるが、この場合でもすぐに目に入りやすい所がよい。
※疫病神が家に入って来るのを除けるためのものであり疫病神がすぐに目に入る所。
粽が買えるところ
各山鉾町内の会所売店(山鉾が建っているところ)
13日又は14日から16日迄(一部を除く)
八坂神社
1日から31日迄
粽の値段
各山鉾町内によって違う。1本 500円〜1,000円(一部を除く)
粽を買えば山鉾に乗れるか?
山鉾町内によって乗れないところもあります。
別に拝観券が必要なところ
女子が乗れないところ
巡行中の粽投げ
一切しておりません。
(以前はしておりましたが、観客に怪我人が出たりしましたので、事故防止のために現在は、行なっていません。)
昨年の粽はどうすれば良いか
八坂神社の古いお札等を納めるところがあるので、そこに納められたら良い。
遠方の方については、近くの神社にも古いお札を納めるところがあればそこに納めらたら良い。
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