今回の夢追人は、京都府南丹市八木町の馬渕 勝英さんと滋賀県愛荘町の奥川和哉さんを訪ねました。
(リポーター:京都・稲富菜穂、滋賀・西上真帆)
【京都編】
京都府南丹市八木町にやってきました。今回の夢追人さんは、公務員として勤めたあと、60歳を前に本格的に農業を始めた方だそうです。早速会いに行ってみましょう!
栗の栽培のスタートは、17年前、父親が亡くなった際に父親の同僚にすすめら れ植えた10本の苗木。
今では、もうひとつの圃場に120本以上の栗の木を栽培するほどに。比較的手間がかからないとされる栗の栽培ですが、剪定作業など一筋縄ではいかないことも多いと馬渕さん。
妻の政子さんも馬渕さんをサポートしています。昨年収穫した栗で作った、お手製の栗ご飯と甘露煮を頂きました!
地元・日置の区長も務める馬渕さん。栗拾いの収穫体験イベントなど、高齢化が進み限界集落となっている日置の活性化にも取り組んでいます。
なんとバンド活動も!田舎好き、カントリーミュージック好きが高じて、コンサートを開いたり自費でCDを出すまでに。地元・八木町を想って作ったという曲を披露して頂きました。
体力的にあと10年はいける自信があるので、この10年の間に後継者を見つけたいそう。地域に移住してきた若い人の中にもし栗に挑戦したい人がいれば、自分のできる範囲でサポートしたいと考えています。
【滋賀編】
滋賀県愛荘町にやって来ました。
今回の夢追人、奥川和哉さんは、農業生産法人の従業員として農業に従事している方だそうです。早速会いに行ってみましょう!
「JA東びわこアグリサービス」の従業員として、彦根市・多賀町・愛荘町など、管内一市四町の圃場を飛びまわり、コメ・小麦・大豆の生産に取り組んでいる奥川さん。
耕地面積は合わせておよそ145ヘクタールにも及びます。
農業の担い手がいないなどの理由で活用・保全が難しくなった農地を借り、利用調整を図っているとのことで、「自分が見に行きたいと思う圃場を作りたい」と奥川さん。
「人を育てられる人を育てたい」と話す奥川さん。仲間たちからの信頼も厚いようです。
奥川さんたちの圃場で作られたお米で作ったおにぎりをごちそうになりました!
利益や手柄を独り占めするのではなく仲間と共有し、組織・チームでの農業の力を伸ばしていきたいと語る奥川さん。「就職就農」ならではのやりがいを感じておられます。
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