小説家 夢枕 獏
第2930回 放送日: 2025年6月 8日
空海を主人公に17年かけて小説『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』を書き上げた夢枕獏さんは、若き日の空海をロックな存在だったと評します。出家宣言書でもある『三教指帰』(さんごうしいき)で仏教の優位性を「みんなが幸せになる教え」にあるとした空海に対し、最澄は真面目で優しくて誠実だったと夢枕獏さんは考えています。各宗の祖師を育んだ比叡山はそうした最澄の徳目が礎になっているという夢枕獏さんは、4度の大病を経て、いろいろなことを先延ばししなくなったと語ります。
『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(全4冊) 著:夢枕獏(角川文庫)
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