2025年8月アーカイブ

8月20日、27日放送 大蔵流狂言師 茂山 竜正(たつまさ)さん、茂山 虎真(とらまさ)さん

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今回のゲストは大蔵流狂言師 茂山 竜正(しげやま たつまさ)さん、
茂山 虎真(しげやま とらまさ)さん双子のご兄弟です。

京都に根ざし、お豆腐狂言をモットーに広く親しまれる茂山家。
二人は2004年7月15日 十四世茂山千五郎の長男と次男として生まれました。

狂言の修業の道のりは、「猿に始まり、狐に終わる」といわれています。
幼少期に「靭猿(うつぼざる)」で愛くるしい猿を演じ、20歳前後で
秘曲「釣狐(つりぎつね)」に挑み、一人前の狂言師として認められるといいます。

「釣狐」を演じるのは狂言師のいわば成人式。
この9月、21歳になる二人はいよいよ「釣狐」に挑みます。
双子兄弟の同時開曲は狂言史上初だそうです。

対談では二人のへの道のりや結束の固い千五郎家の狂言師が育つ家風など
米團治が気の向くままにおしゃべりします。
若い二人が語る狂言の魅力とは。将来の目標とは。
茂山家とも親しい米團治がいかに二人の個性と向き合うか、ぜひお楽しみください。


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8月6日、13日放送 京都五山送り火連合会 会長・ 大文字保存会 理事長 長谷川英文さん

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今回のゲストはこの時期の恒例となりました京都五山送り火連合会 会長で大文字保存会 理事長の長谷川英文さんです。

今年も8月16日には京都の山々に送り火が灯ります。

その炎は帰ってきたご先祖の霊がふたたびあの世へと帰る道しるべです。
だから、雨が降ろうが風が吹こうが、絶対に火を灯す
そんな保存会の人々の思いがあの美しく、はかない炎を守ってきました。
一説には平安時代あるいは室町時代から続けられてきたといいます。
何百年も、大切な人々の霊を迎え、送る京都の人々の心に寄りそってきたのです。

送り火とは何か、先祖代々守り続けてきた長谷川さんにじっくりとお話をうかがいましょう。
保存会の人々の活動やその舞台裏もお聞きしたいと思います。
どうぞお楽しみに!


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