本日、米團治日和。

KBS京都ラジオ 毎週水曜日 17:30-18:00 オンエア

8月7日・14日放送 ゲスト:京都五山送り火連合会 会長 長谷川綉二さん

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8月16日。京都の町を包むように、五山に火がともります。
京都の夏の終わりの風物詩、五山の送り火。
お盆に迎えた先祖の霊を、再び浄土へと送る炎。
迷うことのないようにと、ひとつひとつともる炎に人々は手を合わせます。

送り火は、明治以前は10もの山々に点火されていたという記録が残っています。
今に残る五山の起源にも様々な説があり、確かなことはわかりません。
それでも思いはひとつ。大切な人の魂を送るために。
毎年保存会の人々の尽力によって送り火はともされ続けています。
今回のゲスト長谷川さんは、五山のうち、最初に灯される東山如意ヶ嶽の「大文字」に物心ついたころからかかわってこられました。
その長谷川さんに送り火について、じっくりとお話をお聞きしています。
番組の中でも話されていましたが、送り火を参鑑賞する際にはカメラのフラッシュは避けて、ご先祖様の御霊をお見送り致しましょう。
また点火される山々への夜登山は非常に危険です。
送り火の時、観光で山へは入らないように厳守をお願いし五山の送り火に静かに手を合わせたいと思います。

長谷川綉二さん

長谷川綉二さん

7月17日・24日放送 ゲスト:小丸屋住井10代目当主 住井啓子さん

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ご先祖は京都の深草に住んだ公家。
時の天皇の勅命によって、深草の竹を用いたうちわの生産を託されました。
それが小丸屋のうちわの始まり。

それからおよそ400年、うちわのみならず、扇子や舞台の小道具を通じ京都ならではの文化を支えてこられました。
小丸屋さんでは深草うちわをはじめ、舞妓さんや芸妓さんの名前を朱書きした花街でおなじみの京丸うちわ、舞台の小道具や舞扇のプロデュース、制作などを手掛けまておられます。
外国産のうちわが幅を利かせ、エアコンなどの普及でうちわ自体の存在が問われる中、日本の工芸として、文化として。
決して失くしたくないうちわの奥深さをお聞きしました。

住井啓子さん

住井啓子さん

7月3日・10日放送 ゲスト:山鉾連合会理事長 岸本吉博さん

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令和初めての祇園祭。
この時季、番組では恒例となりました山鉾連合会理事長 岸本吉博さんにお越しいただき祭りの魅力と今年の見どころを語っていただきました。

絢爛豪華な祇園祭は町衆にとって年に一度の晴れ舞台。
自慢の山鉾を飾り立て、巡行に臨みます。
祭の始まりは、梅雨の時期に頻発する災害と疫病
人口が多い都の劣悪な衛生環境がもたらす疫病(えきびょう)は当時の人々は悪霊のせいだと考えました。
恐ろしい疫病から逃れるために疫病神を喜ばせよう。
だからより華やかに、賑やかに。
素朴な信仰はやがて観衆を意識した壮大な祭りへと進化しました。
町衆の思いを乗せた山鉾は変遷を繰り返しつつ、京都の街を堂々と巡行します。

岸本吉博さん

岸本吉博さん

6月19日・26日放送 ゲスト:OSK日本歌劇団 桐生麻耶さん

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OSK日本歌劇団 男役トップの桐生麻耶(きりゅうあさや)さん。
アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれた桐生さんは、陸上の7種競技のトップレベルのアスリートとして活躍されていました。

大学でも陸上競技一筋で全く舞台には縁がない生活。
転機はたまたま友人が見せてくれたOSKのビデオ。
運命に「出会ってしまった」桐生さんは大学を中退し、95年に日本歌劇学校に70期生として入学。97年にOSK日本歌劇団に入団されます。

人より下手なのは当たり前。陸上で培った精神力もあり、心折れることなく稽古に励み2018年ついにトップまで上り詰めました。

OSKとの運命の出会いからトップへと駆け上がるまで、その努力と喜びの日々を気さくにお話いただきました!

京都南座「OSK SAKURA REVUE」公演中
http://kyoto-sakurarevue.com
<第一部> 歌劇 海神別荘
<第二部> STORM of APPLAUSE

桐生麻耶さん

桐生麻耶さん

6月5日・12日放送 ゲスト:増田徳兵衛商店 14代目当主 増田徳兵衛さん

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延宝(えんぽう)三年、1675年創業の増田徳兵衛商店。

「月の桂(かつら)」の銘酒で知られる増田徳兵衛商店は、伏見の歴史ある造り酒屋で"にごり酒"と"古酒"の元祖蔵元。
芳醇な酒の季節性と個性を生かすため、米作りから、仕込みは厳冬期のみという、昔ながらの酒づくりを頑なに守り続けています。
その銘酒は多くの作家や墨客に賛美され「文人の酒」とも呼ばれているそう。
また酒は飲んで楽しむというものだけでなく、神聖なものでもあります。
神様と一体のものだからこそ、酒造りと丁寧に、真摯に向き合っておられます。
より個性の光る酒、ワインを超える純米酒など新たな分野の酒造りにも意欲的な増田さんと米團治が香り良いスタジオで酒談義が繰り広げられました。

https://www.tsukinokatsura.co.jp/ec_shop/

増田徳兵衛さん

増田徳兵衛さん

5月15日・22日・29日放送 ゲスト:古代丹波歴史研究所所長 伴とし子さん

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大和朝廷成立以前、神話の実話が交錯する時代かつて日本にはいくつもの王国があった...

今回は米團治が大好きな古代の歴史ロマンのお話です。
お迎えしたゲストは古代丹波歴史研究所所長の伴とし子さん。
伴さんは京都府京丹後市に生まれ、大谷大学文学部文学科を卒業。
さらに佛教大学の史学科博物館学芸員課程を修了後中学校講師などを経て古代丹波歴史研究所設立。
伝説や歴史の研究に取り組み、かつて存在した丹後王国論を展開されています。
生まれ故郷の京丹後市網野町に伝わる伝説をもとに「網野の浦島伝説」や「竜宮にいちばん近い丹後」などの著書も多数発行されています。
古代史ファンの米團治と、大いに盛り上がっていただきました。

http://kodai.holy.jp/

伴とし子さん

伴とし子さん

5月1日・8日放送 ゲスト:落語家 桂二乗さん

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京都は二条に暮らす落語家桂二乗さん。

三重県四日市市の出身。舞台に関わる仕事がしたいと大阪へやってきました。
それまで落語の世界とは全くの無縁。見たこともなかったとか・・・。
そこでたまたま見たのが「落語」でした。
舞台のその姿に惹かれ、弟子を取る気のなかった桂米二師匠の追っかけを1年間続けられます。平成15年、念願かない入門を果たします。25歳でした。
その2か月後太融寺「桂米二不定期落語会」にて初舞台。
通い弟子として修業に励み、平成25年には第8回繁昌亭輝き賞 受賞するなど実力をつけてこられ、この5月に初めての独演会を開きます。

番組では落語に出会ったきっかけや名前の意味、修業時代のエピソードなどたっぷりとお聞きしました。

桂二乗さん

桂二乗さん

桂二乗さん

4月17日・24日放送 ゲスト:UCHUwgashiオーナー 木本勝也さん

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可愛い動物やカラフルな幾何学模様、味は天然果汁やココアにバニラ。
UCHUwgashiの作る落雁です。
素材は和三盆を基本に、まるで洋菓子のようなさまざまな味を組み合わせます。
かたちや色が楽しくて、お皿に自由に並べたらまるでアート。
季節感もちゃんとあって、おもてなしにもおもたせにもきっと喜ばれることでしょう。

この落雁、和菓子のすばらしさを全部持ちながら現代感覚にぴったりマッチしています。

目指しているのは今の和菓子をつくること。それが百年後には文化になる、と。
今回は新しい和菓子 UCHUwgashiのオーナー木本勝也さんをお迎えしここ京都で新しい和菓子をつくる思い、新しい伝統をつくりだすその壮大で素敵な夢を語っていただきました。すらりと背の高い木本さん。
ゆっくりと口の中でとけてゆく和三盆の和菓子は「宇宙」の時間軸で流れて行く味のようでした。100年先、普通にある和菓子、それが「UCHUwgashi」

木本勝也さん

木本勝也さん 木本勝也さん

4月3日・10日放送 ゲスト:シンガーソングライター 豊田勇造さん

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ゲストは関西フォークの創成期から一貫してメッセージソングを歌い続けるフォーク&ブルースシンガーソングライター 豊田勇造(とよだゆうぞう)さん。
豊田さんは1949年 京都生まれ。兄の影響で小学5年生からギターを手にしました。

関西弁のイントネーションをいかし、時代を見据えた歌づくりと優れたギターテクニックによって独自のスタイルを確立。世界を旅し、人と出会う中で歌を生み出しています。年間100回ものライブ、ツアー、アルバムの制作やプロデュース、執筆活動などに精力的に取り組んでいます。
最新アルバム『再会』は現在発売中です。現在はタイと日本を行ったり来たりしながら活動中、
この日はタイから帰国したばかりの豊田さんと生歌も交えて大いに盛上がりました!酒こわい、酒こわい!

豊田勇造さん

豊田勇造さん

豊田勇造さん

3月20日・27日放送 ゲスト:アーボリスト / アーボジャパン代表 小林仁さん

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今、蒔いた種は100年見守ってあげればいい。
20年経った木ならあと80年、木と向き合う仕事はこんな視点が必要です。
自分一人ぶんの一生では足りないかもしれない。
それでも100年後のために仕事をする。

今回のゲストは植木職人、造園家であり、樹木医であり、またアーボリストでもあるアーボジャパン代表小林仁(こばやしじん)さんでした。
とにかくデカイ方でした!!
小林さんは1998年に南九州大学造園学科を卒業後アメリカの造園会社に勤務。
3年後に独立し、2008年には渡英、キューガーデンでアーボリストとして認定を受けました。
樹木の総合管理会社「アーボジャパン」設立は2009年。
以後樹木にかかわる様々なイベントや講習会を主催しながら2015年には樹木医の資格を取得。
100年後を見据えた誇りと責任あるお仕事について大いに語っていただきました。

小林仁さん

小林仁さん