本日、米團治日和。

KBS京都ラジオ 毎週水曜日 17:30-18:00 オンエア

8月15日放送 ゲスト:大文字保存会 長谷川綉二さん

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京都の夏の終わりを彩る風物詩、五山の送り火。
五山それぞれに支え、守る保存会の人々がいます。
今回のゲストは「大文字保存会」長谷川綉二(しゅうじ)さん。

如意ヶ嶽の大文字は足利義政が亡き息子の供養のために行ったといわれています。大文字では準備から点火まで、一つの火床を一つの家族が担います。大文字を描きだす火床の数は75基。75は仏教の75法(しちじゅうごほう)に通じ、魂を送る際に一つでも欠けたら意味をなしません。保存会のメンバーは、代々銀閣寺の境内に住んでいた人たちの末裔だそうです。500年以上にわたる絆はいまも受け継がれています。物心ついたころから送り火に関わってきた長谷川さんに、たった15分のためにある保存会の人々の、熱い一年を語っていただきました。

案じられた雨も止み、今年も素晴らしい送り火の夜となりました。KBSの屋上から拝ませていただきました。長谷川さん、保存会の皆様、今年もお疲れ様でした。

長谷川綉二さん 長谷川綉二さん

長谷川綉二さん 長谷川綉二さん

長谷川綉二さん 長谷川綉二さん

長谷川綉二さん 長谷川綉二さん

長谷川綉二さん

8月1日・8日放送 ゲスト:河井寬次郎記念館 学芸員 鷺珠江さん

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土と炎の詩人とうたわれる陶工・河井寬次郎。
寬次郎氏の作品は強い個性を放ちながらも気取りなく、暮らしに溶け込む用の美にあふれています。土だけでなく、湧き出る創作意欲は木や金属を素材にした作品さらには書や文章にも向かいました。

「暮しが仕事 仕事が暮し」の言葉どおり、生涯あえて無位無冠のまま創作活動を続けた河井寬次郎氏。東山五条にその住まい兼仕事場を公開した河井寬次郎記念館があります。今回ご出演いただきました鷺さんは河井寬次郎の孫で、記念館の学芸員。祖父河井寛次郎の思い出、作家としての魅力、またご自身の幼い日のエピソードや陶器の街 五条坂の変遷についてたっぷりお話をお聞きしました。

河井寬次郎記念館
http://www.kanjiro.jp/
9月15日(水)まで東京のパナソニック 汐留ミュージアムにおいて没後50年 河井寬次郎展 ―過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今―が開催中

鷺珠江さん 鷺珠江さん

鷺珠江さん 鷺珠江さん

鷺珠江さん 鷺珠江さん

鷺珠江さん

7月18日・25日放送 ゲスト:松下装束店 山本正毅さん

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あらゆるものに神を感じていた日本人は、神職が身に着ける装束や、儀式で用いられる数々の道具たちにも特別に心を砕いてきたに違いありません。そこには長い歴史のなかで洗練され、磨かれてきた技があります。

たとえば、神事に欠かせない鈴。それは、装飾品でもなく、楽器でもない。神具と呼ばれる特別のアイテムです。拝殿の前で、また神楽を舞う際に鈴を鳴らす意味は?

今回は松下装束店の山本正毅さんをゲストにお迎えしました、高価な鈴の話題を中心に、神具のお話や現代に息づく装束師のお仕事についてとても分かり易くお話いただきました。 


山本正毅さん 山本正毅さん

山本正毅さん 山本正毅さん

7月4日・11日放送 ゲスト:山鉾連合会理事長 岸本吉博さん

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絢爛豪華な祇園祭。その始まりは、疫病が流行るたびに、時の朝廷が怨霊を鎮めるために行った御霊会。
中でも祇園の御霊会が最も効果があると、祭礼は勅祭として恒例の行事になりました。

疫病神を喜ばせて、恐ろしい疫病から逃れるために。少しでも華やかに、賑やかに。
人々の願いはやがて観衆を意識した壮大な祭りへと変わってゆきました。

苦難の時代には休み山となった山鉾も数基。
いつか必ず復興すると、あえて休み山とした山鉾は
復活を遂げたものも、間もなく遂げようとするものも。

1000年以上もの時空を超えて、町衆の思いを乗せた山鉾は京都の街を堂々と巡行します。
時代に合わせ、変遷を繰り返しつつ、大切なものを守り続けて。

平成最後の祇園祭に向けて祭りの歴史とエピソードなど色々語っていただきました。

岸本吉博さん 岸本吉博さん

岸本吉博さん

6月20日・27日放送 ゲスト:尺八奏者 ウベ・ワルターさん

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出身は旧東ドイツ。
母国で聞いた尺八の音色に魅せられて1980年に来日されました。
尺八の他にも能や狂言、茶道の門をたたき、
いつしか日本人以上に日本文化への造詣を深められます。

自然と共鳴する尺八の音色。
それらをより深く理解するために選んだのが自らも自然と共に暮らすこと。
現在は京都府美山町に居を構え、音楽活動の傍ら半自給自足の生活を送られています。

尺八の演奏会や他ジャンルとのコラボなど、音楽の枠を超えた講演活動にも引く手あまたのワルターさん。
番組では多くの日本人が知らない尺八の奥深い魅力、さらには日本の田舎暮らしを通じて感じた日本人、日本の文化について、尺八の生演奏も交えながら語り合っていただきました。

ウベ・ワルターさん

ウベ・ワルターさん

6月6日・13日放送 ゲスト:文化庁地域文化創生本部 事務局長 松坂浩史さん

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平成28年、文化庁の京都への全面的な移転が決まりました。
翌29年4月1日付で京都市に「地域文化創生本部」が設置され、本格移転に向けた準備とともに、観光や、まちづくり分野などと積極的に連携したりするなど、これまでの文化行政の枠組みにとらわれず、文化庁に期待される新たな政策ニーズに対応した事務や事業を地元の知見やノウハウを生かしながら行うことになりました。京都に文化庁が設置されることの意味、これから展開される新たな事業など、「京都らしいことを学びたい」と狂言のお稽古を始められた松坂さんに和やかで楽しい雰囲気のなかお聞きしました。

松坂浩史さん

松坂浩史さん


5月30日放送 ゲスト:ソプラノ歌手 四方典子さん

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オペラと落語。この二つを合体させた「おぺらくご」を確立したのが、われらが桂米團治です。
5年目の公演を迎える今年、米團治が挑むのはモーツアルト最後のオペラ「魔笛」。
ソリストとして「おぺらくご」に出演される四方典子(よものりこ)さんをゲストにお迎えしました。
四方さんはご両親の影響で子どもの頃から地元の合唱団に入団。
本格的に声楽を学ぶため同志社女子大学 学芸学部音楽学科へ進学されます。
プロになるか、まだあいまいだった学生時代。ところが在学中に運命の出会いがありました。
オペラ「ラ・ボエーム」を見て大感激。
「私はこの世界で生きていく!」と大決心。以後ソプラノ歌手としてご活躍されています。

四方典子さん

四方典子さん

5月16日・23日放送 ゲスト:国友銃砲火薬店煙火部 上野昌紀さん

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始まりは戦国時代。現在の滋賀県長浜市國友に興った鉄砲鍛冶集団。
織田信長によって開かれた新しい戦に鉄砲は欠かせない武器となりました。
しかし、江戸時代、平和な時代になると鉄砲は無用の長物に。
鉄砲鍛冶たちは金工彫刻や花火などに活路を見出していきました。

そして...明治時代、この國友鉄砲衆の伝統を受け継ぐ國友藤九郎が上洛し國友銃砲火薬店を創業。
火薬を操る伝統の継承とともに、コンピュータ等の最新技術を駆使した演出など伝統的な風物詩であった花火を、新たなアミューズメントに生まれ変わらせました。5月30日に行われた「京都芸術花火2018」は24500人もの観客のもと華やかに京都の夜空を彩りました。


上野昌紀さん

上野昌紀さん

5月2日・9日放送 ゲスト:寄席三味線奏者 浅野美希さん

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浅野さん、実家は大江町。看護師として働いていらしゃいました。
が、寄席のお囃子(はやし)さんに転職されます。
こよなく古典芸能を愛し、長唄の三味線を習っていた美希さんは寄席三味線に出会いすっかり魅せられてしまわれたから。

2003年、二代目桂枝雀夫人で囃子方のかつら枝代(しよ)さんに弟子入り。
2005年には医療現場との二足のわらじを断念し、芸の道一本でいくことを決意。
お囃子さんを育てよう、そんな落語家さんたちの応援もあり、今では各地の寄席で舞台を盛り上げる、上方寄席になくてはならないお囃子さんでいらっしゃいます。

浅野美希さん 浅野美希さん

浅野美希さん

4月18日・25日放送 ゲスト:筝曲家 野田弥生さん 野田友紀さん

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今回のゲストは筝曲家としてさまざまな舞台で活躍する野田弥生さん。
野田さんは京都市生まれ。
幼いころから音楽に親しみ、三歳で叔母野田秀琴(のだしゅうきん)に師事。
1988年には京都市芸術新人賞を受賞。ラテンやポップスなどとの共演や、海外での公演で筝曲の世界を広げました。

2008年G8サミット外相会合では京都迎賓館で演奏を披露するなど京都の筝曲家の第一人者として活躍されています。筝曲の新たな挑戦とともに、大切にしてきた古典もしっかりと受け継いでいきたいとおっしゃいます。
現在は演奏活動の傍ら、その心と技を次の世代へ、未来へと伝えるべく後進の指導にも情熱を注がれています。25日の放送ではお嬢様であり筝曲家の野田友紀さんとのご出演となりました。

野田弥生・友紀さん

野田弥生・友紀さん