2025年6月アーカイブ

6月18日、25日放送 四代目 桂米紫さん

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今回のゲストは四代目桂米紫さんです。

米紫さんは1974年 京都市に生まれました。
1994年、20歳の時に桂都丸、現在の四代目桂塩鯛師匠に入門、一番弟子となりました。
芸名は桂とんぼ。
 

一方でもともとは映画監督になりたかったという米紫さん。
KYOTO映画塾卒業という異色の経歴の持ち主です。
2007年からは劇団「仏団観音びらき」に所属。 演劇活動にも力を入れています。

映画や演劇の手法を取り入れた生々しくも愛らしい人物描写に、ざこば一門ならではの
迫力ある熱血性があいまった落語こそ桂米紫の真骨頂です。

米紫さんがめざす落語とは?とっくりとお話を聞かせていただきましょう。



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6月4日、11日放送 落語家 桂千朝さん

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今回のゲストは落語家の桂千朝さんです。

千朝さんは1956年2月、大阪生まれ。
1974年1月に3代目桂米朝師匠に入門、米團治の兄弟子にあたります。
入門の年の4月、京都市東山区の安井金比羅会館での「桂米朝上方落語研究会」にて
初舞台にあがりました。

入門のきっかけは出演した『素人名人会』で名人賞を受賞、その後米朝師匠に入門を直訴しました。ネタの覚えも早い千朝さんを、師匠は内弟子修行をきっちりしたと評価、その堅実さを買い、自身が出すレコードや著書の校正を任せたといいます。

古典落語派の噺家としての評価が高く、米朝一門らしい、正統派で端然とした芸風。一方枕ではとぼけたユーモアも見せてくれます。目指すのは「あの人の落語をもう一度聴きたいなあ」と思っていただけるようなほのぼのとした落語です。

米團治と兄弟子の同門対談。師匠の米朝との思い出や内弟子時代のエピソードなど懐かしい話題や互いの落語観など、じっくりと語り合っていただきます。


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