今回のゲストは書家の川尾朋子さんです。
川尾さんは6歳のころより書道を学び、国内外で様々な賞を受賞してきました。
2004年より祥洲氏に師事、書の奥深さにさらに惹かれることとなりました。
古典に向きあう日々の中で、代表作である「呼応」シリーズが生まれます。
これは点と点のあいだにある、空中での見えない筆の軌跡を三次元でとらえる試みです。
30歳を機に独立。その作品は新聞、テレビ等の各メディアや寺社、ファッション、インテリアなど、あらゆる媒体に登場しています。
KBSテレビのタイトルも手掛けていただいていますね。
近年は、自身が文字の一部となるHITOMOJIシリーズや、英語を縦書きにする二十一世紀連綿シリーズ等を発表し、ますます活躍の場が広がっています。
映像出演、さらにはミュージシャンやファッションブランドなどとのコラボレーションも積極的に取り組み、書の可能性を追求しておられます。
表現の枠をどこまでも広げる川尾さんに、書とは何か、その奥深さをお聞きします。

