2018年8月アーカイブ

8月15日放送 ゲスト:大文字保存会 長谷川綉二さん

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京都の夏の終わりを彩る風物詩、五山の送り火。
五山それぞれに支え、守る保存会の人々がいます。
今回のゲストは「大文字保存会」長谷川綉二(しゅうじ)さん。

如意ヶ嶽の大文字は足利義政が亡き息子の供養のために行ったといわれています。大文字では準備から点火まで、一つの火床を一つの家族が担います。大文字を描きだす火床の数は75基。75は仏教の75法(しちじゅうごほう)に通じ、魂を送る際に一つでも欠けたら意味をなしません。保存会のメンバーは、代々銀閣寺の境内に住んでいた人たちの末裔だそうです。500年以上にわたる絆はいまも受け継がれています。物心ついたころから送り火に関わってきた長谷川さんに、たった15分のためにある保存会の人々の、熱い一年を語っていただきました。

案じられた雨も止み、今年も素晴らしい送り火の夜となりました。KBSの屋上から拝ませていただきました。長谷川さん、保存会の皆様、今年もお疲れ様でした。

長谷川綉二さん 長谷川綉二さん

長谷川綉二さん 長谷川綉二さん

長谷川綉二さん 長谷川綉二さん

長谷川綉二さん 長谷川綉二さん

長谷川綉二さん

8月1日・8日放送 ゲスト:河井寬次郎記念館 学芸員 鷺珠江さん

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土と炎の詩人とうたわれる陶工・河井寬次郎。
寬次郎氏の作品は強い個性を放ちながらも気取りなく、暮らしに溶け込む用の美にあふれています。土だけでなく、湧き出る創作意欲は木や金属を素材にした作品さらには書や文章にも向かいました。

「暮しが仕事 仕事が暮し」の言葉どおり、生涯あえて無位無冠のまま創作活動を続けた河井寬次郎氏。東山五条にその住まい兼仕事場を公開した河井寬次郎記念館があります。今回ご出演いただきました鷺さんは河井寬次郎の孫で、記念館の学芸員。祖父河井寛次郎の思い出、作家としての魅力、またご自身の幼い日のエピソードや陶器の街 五条坂の変遷についてたっぷりお話をお聞きしました。

河井寬次郎記念館
http://www.kanjiro.jp/
9月15日(水)まで東京のパナソニック 汐留ミュージアムにおいて没後50年 河井寬次郎展 ―過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今―が開催中

鷺珠江さん 鷺珠江さん

鷺珠江さん 鷺珠江さん

鷺珠江さん 鷺珠江さん

鷺珠江さん