10/27(月)京都トークRUN!
「となりの森谷さん」月曜日の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事が文化財保護についてお話ししてくれました。

京都府内にある国の指定・登録有形文化財は、10月1日現在で2,904件あります。全国にあるのが28,063件なので、約10%も府内にあることになります。また、京都府も独自に文化財の指定・登録を行っていて、暫定登録分も含めて2,200件以上あります。
11月1日から7日までの1週間は「文化財保護強調週間」とされていて、1日(土)・2日(日)には、京都市東山区にある国の重要文化財、知恩院の勢至堂(せいしどう)の修理現場を公開します。1530年に建造された勢至堂は知恩院に現存する最古の建造物で、1899年に重要文化財に指定。柱の傾きや屋根瓦の破損、劣化などにより、去年から修理工事をしています。
【知恩院 修理現場公開 2025】
<概要>11月1日~7日の「文化財保護強調週間」に合わせて、大規模文化財修理の現場を公開
<日時>11月1日(土)・2日(日) 午前10時~午後3時 ※事前申し込み不要
<その他>伝統建築技術の実演や体験を行うブースも開設
他にも京都府は、このような歴史的な建物の保存や修理などに限定して活用する、「文化財を守り伝える京都府基金」というふるさと納税を、2008年に全国初の試みとして始めました。全国から寄せられた寄付は、去年12月までで3,665件、2億6,101万円にのぼります。
頂いた寄付は、長岡京市の長岡天満宮や伊根町の浦島神社の補修などに活用。寄付金額に応じて、清水寺の夜間特別拝観や知恩院のライトアップイベントの招待券など、京都の文化を体験できる返礼品を用意しています。
詳しくは、「文化財を守り伝える京都府基金」のホームページをご覧ください。
~西脇知事からのメッセージ~
京都には、絵画や彫刻などの美術工芸品、古くからの神社仏閣など、文化財が数多く存在します。こういった文化財が、地域に愛され、誇りとして適切に保存・継承されることが大切です。これからも、文化や観光などの貴重な資源として活用されるよう取組を進めてまいります。

西脇知事、ありがとうございました!
次回の「京都トークRUN」もお楽しみに!
 
 
 
 
 
 
 
 
 



