8/25(月)京都トークRUN!
京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。
■農業の担い手育成について
京都府の基幹的農業従事者数は、平成27年から令和2年の5年間で約13%減少し、農業従事者の高齢化や減少に拍車がかかる中、 農業人材の確保・育成を一層促進する必要があります。そこで、今回は農業の担い手育成について、綾部市にある「農業大学校」の取組と地域の観光拠点となる農林水産物直売所や道の駅で、食を楽しむことができる「食の京都TABLE(テーブル)」をご紹介します。
農業大学校の野菜経営コースでは、野菜を栽培するところから、収穫・調製・販売まで一連の流れで農業経営を学ぶことができます。授業料は年間11万8,800円、入学料は5,650円、全寮制ですが寮費は電気代のみで、食費は月額2万5,000円です。その他教材費や研修費など、間で総額70万円程度となります。また、就修資金制度があるので、一定の要件を満たせば、授業料や入学料の貸与を受けられます。そして、卒業後5年間府内で就農すれば返済は全額免除となります。
そんな魅力的な農業大学校では、来年度春に入学する農学科・野菜経営コースの学生を募集します。農業系でない学校でも、学校からの推薦で出願できる、「一般推薦入学試験」は、10月1日から10月24日まで願書を受け付けます。また、「前期の一般入学試験」は12月1日から12月12日まで願書を受け付けます。高校を卒業、または来年3月卒業見込みで40歳未満の方であれば、出願できます。定員は、20名程度です。興味のある方は、農業大学校への入学を目指してはいかがでしょうか。詳しくは、農業大学校のホームページをご覧ください。
そして、「食の京都TABLE」は、地域の観光拠点となる農林水産物の直売所や道の駅のことで、府内に25施設あります。「食」を目的とした観光誘客を促進することで、地域を活性化するとともに、京都府産の農林水産物の需要を拡大し、担い手の育成にもつなげています。2014年5月にオープンした「あやべ特産館」は、地元で採れた新鮮な野菜のほか、ほどよい渋みと爽やかな香りが楽しめる、「綾部茶」など販売しています。「食の京都TABLE」について詳しくは、京都府のホームページをご覧ください。
~西脇知事からのメッセージ~
京都府では、農業大学校をはじめ、様々な就農支援を行っています。農業大学校の試験までまだ期間はありますので、ご興味のある方は、しっかり検討していただき、応募していただければと思います。また、「京都府の食と農林水産業」の魅力を広く発信するため、「食の京都TABLE」事業を推進しています。観光客に限らず、府民の皆さんも、「食の京都TABLE」に、訪問していただき、京都府内の「食」を楽しんでいただきたいと思います。
西脇知事、ありがとうございました!
引き続き、「京都トークRUN」をよろしくお願いします。