5月19日のテーマは...B型肝炎給付金請求
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▼きょうはB型肝炎給付金請求についてお話します。
B型肝炎のキャリアといわれた方(発症していない人も、慢性肝炎を発症している人も、
肝がんになった人、B型肝炎が原因で
肝がんや肝硬変になって亡くなった方のご遺族の方)
給付金請求の対象になるかもしれません。▼請求期限は令和9年3月31日までで、
対象となる方は昭和16年7月2日以降の生まれの
昭和世代のB型肝炎ウイルスのキャリアの方です。
集団予防接種の注射器の使い回しでB型肝炎に感染したことを
一定の資料の証明することになります。▼給付金の額ですが、無症候性キャリアの方は50万円
慢性肝炎発症後20年以内の方は1250万円
軽度の肝硬変の方は2500万円
重度の肝硬変、肝がんや死亡のかたは3600万円となります。▼一般の健康診断では検査項目に入っていないことが多いので
自治体で無料で受けられる肝炎ウイルス検診をうけてみてください。
なお、妊娠の際には、抗原の検査が行われています。
また、献血の際には、抗原と抗体の検査がされています。
このほか、入院等の経験があれば検査されています▼お母さんがキャリアから肝がんで死亡された、
ご本人とお姉さんもキャリアという方からのご相談のケースでは、
お母さんが昭和22年生まれ(対象の年代)なので、
お母様が一次感染者として対象となれば、お母さん3600万円、
ご本人もお姉さんも50万円と今後の受診費用がでるほか、
将来もし発症した場合には、請求期限内に手続きをしておけば
追加の請求が可能となります。
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