今日は、長岡天神にあります
『長岡京市埋蔵文化財センター』からラジオカーリポートをお届け！

今年、開設40周年を迎える『長岡京市埋蔵文化財センター』は
長岡京市内の埋蔵文化財の調査、保存、活用および研究を行い、
文化財の保護を図るとともに、文化財保護の普及啓発に努め、
地域の文化の発展に寄与することを目的として、昭和57年7月に設立。
長岡京跡をはじめ、市内各所から出土した旧石器時代から江戸時代までの埋蔵文化財を展示しています。

長岡京は、桓武天皇によって造営された都で、
784年(延暦3年)11月11日に奈良の平城京から遷都されました。
しかし、2度にわたる大洪水や、早良親王(さわらしんのう)の怨霊に悩まされた桓武天皇は、
794年(延暦13年)10月22日に都を平安京へ遷してしまいます。
わずか10年間の都である長岡京は、幻の都"長岡京"とも呼ばれています。

センターでは設立40周年を記念したプレゼント企画が行われています。
設立40周年記念事業の第1弾として、長岡京デザイン缶バッジをプレゼントしています。
缶バッジのデザインは、長岡京時代のテーマカラーである水色地に、
長岡京の代表的な遺物から選ばれた7種類
（軒丸瓦・蘇民将来呪符木簡・須恵器壺・和同開珎・絵画薄板（花喰い鳥）・土馬・四仙騎獣八稜鏡）
配布期間は6月から12月。
6月の軒丸瓦から12月の四仙騎獣八稜鏡まで、月毎、デザインが替わるんだとか。

現在ミニ展示も行われているようで、
平成24年から令和３年までの長岡京時代に関する発掘成果を中心とした写真パネルが展示されています。

「長岡京市埋蔵文化財センター」のお問い合わせ先は、
電話　075-955-3622
HP http://www.nagaokakyo-maibun.or.jp/

みなさんも『長岡京市埋蔵文化財センター』で長岡京の歴史を感じてみては？