大友良英 / Otomo Yoshihide
1959年生まれ。音楽家。
映画やテレビの音楽を山のように作りつつ、ノイズや即興の現場がホームの音楽家。ギタリスト、ターンテーブル奏者。活動は日本のみならず欧米、アジアと多方面にわたる。美術と音楽の中間領域のような展示作品や一般参加のプロジェクトやプロデュースワークも多数。震災後は故郷の福島でもプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げ、現在に至るまで様々な活動を継続中。その活動で2012年には芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞してる。2013年「あまちゃん」の音楽でレコード大賞作曲賞ほか数多くの賞を受賞。2014年よりアンサンブルズ・アジアのディレクターとしてアジア各国の音楽家のネットワークづくりに奔走。2017年には札幌国際芸術祭の芸術監督を務める。2019年NHK大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当。
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今週もFMNの石橋さんを迎え、音楽家 石橋英子さんの約7年ぶりとなる歌のアルバム『Antigone(アンティゴネ)』を特集してお届けしました。今年の3月28日Drag Cityからリリース、配信されています。
石橋英子さんというと2021年、濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」の音楽を担当され一層注目され、2023年には濱口監督と再びタッグを組み「悪は存在しない」の音楽とライブパフォーマンスの為のサイレント映画「GIFT」の音楽を制作されました。
こちらも以前、石橋さんのゲストの時にご紹介しましたね。レコードのジャケットもなんとも言えない風景感で素晴らしく、英子さんの透明感ある歌声が、まもなく来る6月の季節にぴったりのような気がします。
やっぱりレコードで聞きたいです。
■石橋英子 【Antigone/Eiko Ishibashi】
https://www.fruezinho.com/artists/eiko-ishibashi
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■OA楽曲
・Coma / 石橋英子
・The Model / 石橋英子
・Antigone / 石橋英子
■エンディングテーマ
・その街の子ども / 阿部芙蓉美
FMNの石橋さんを迎えて今年4月に亡くなったデヴィッド・トーマス(David Thomas)を追悼してお届けしました。
デヴィッド・トーマスはアメリカのポストパンク・バンド、ペル・ウブ(Pere Ubu)の創設者。このバンドのフロントマンとして活躍していましたが、長く闘病生活を送っていたとのことです。2025年4月23日、71歳で亡くなりしました。BOXセットから石橋さんの選曲でお届けしました。
さて、podcastでも話に出ていましたが、石橋さんの瞼の手術は無事終えられたそうで、SNSには「視界が明るくなり、映画鑑賞も具合が良い」みたいな内容のコメントがありました。術前の写真をアップしましたが次回、お目めパッチリの石橋さんにお会いできるのが楽しみです。
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■OA楽曲
・Pedsetrian Walk / David Tohmas
・Through The Magnifying Glass / David Tohmas
・Red Skay / David Tohmas
・Fishing(Live) / David Tohmas
前回の「JAMJAMラジオ版「レコ室からこんにちは!」は、なかなかの好評をいただき、是非またお届けしたいと思います。
昨日15日、京都は葵祭でした。この祭事が過ぎると京都は祇園祭の準備へと入っていきます。1年早いですね!JAMJAMラジオもそのころ何かしらのお知らせがあると思いますのでチェックしてくださいね。
さて、今回は2011年1月に福島駅前自主夜間中学をスタートさせた「福島に公立夜間中学をつくる会 代表の大谷一代(いちよ)さんをお迎えしました。大友さんが校歌の制作に携わったことを紹介した時その校歌もご紹介しましたが、今夜はその代表の大谷さんが、"自主"夜間中学をはじめたきっかけや、現状、これからを思うことなど、お聞きしました。30分では足りないですね。podcastでたっぷり引き続き対談を収録していますので是非お聞きください。
また番組にもありましたように、自主夜間中学の質問や感想などありましたら、JAMJAMラジオのホームページまでお送りください。jam@kbs.kyoto お待ちしています。
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■OA楽曲
福島駅前自主夜間中学校歌 / 大友良英、皆さん
今回はKBS京都での収録で、毎週月曜日から木曜日の夕方5時15分から15分間放送している「レコ室からこんにちは!」よろしく、大友さんがKBSのレコ室でみつけた音源を紹介しました。その2枚組アルバムとは「京都円山祇園さん宵々山コンサート'79」。永六輔さん、高石友也さんらが主となって1973年から始まった宵々山コンサートの79年公演のライブ盤です。
先日は大阪で1971年から開催されていた「春一番コンサート」・春一番 BE-IN LOVE-ROCKがフィナーレを迎え話題になっていますが。宵々山コンサートは京都の祇園祭の宵々山(開催期間)に合わせ八坂神社の奥にある「円山公園音楽堂」で1973年から2011年の間、途中、中断なども挟みながら30回開催されたコンサートです。
毎年、ミュージシャンはもとより、役者、落語家、文化人など多ジャンルからゲストが出演し繰り広げられる演奏会で、京都の夏の風物詩のひとつでした。今回のアルバムには、ザ・ナターシャーセブン、谷啓, 安田伸, 高石ともや&ザ・ナターシャーセブン、自切俳人とヒューマンズー、淀川長治、赤尾三千子らの名前が連なっています。この中から、今夜は谷啓、安田伸のパフォーマンスをお聞きいただきました。JAMJAM版「レコ室からこんにちは!」またお届けしたい企画です!
先日紹介したKYOTOGRAPHIEがいよいよ11日の日曜日で閉幕します。間に合う方は是非チェックしてくださいね~!
■KYOTOGRAPHIE2025
https://www.kyotographie.jp/
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■OA楽曲
「京都円山祇園さん宵々山コンサート'79」から
・12番街のラグ / 谷啓, 安田伸, 高石ともや&ザ・ナターシャーセブン
・スコットランド・ザ・ブレイブ / 〃
・ハーレム・ナクターン / 〃
・スター・ダスト / 〃
・スター・ダスト / ザ・ピーナッツ(シャボン玉ホリデーエンディング曲)
特殊音楽大友良英ソロワークスの第2弾!『Otomo Yoshihide Plays Christian Marclay』のリリース記念ライヴ@京都METROへお越しいただいた皆さん、ありがとうございました!
カジワラさんのパフォーマンスもかっこよかったぁ~!大友さんは、MCで作品の細かい説明がまた演奏をより深く聞くことが出来てよかったです。しかしマークレーのあのレコードのノイズが上質の油に天ぷら前の水が弾ける音に聞こえたのは私だけでしょうか。
今週は4月12日からスタートして、5月11日(日)まで開催中のKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2025をご紹介しました。話に出てきた展示はほんの少しでしたが、京都の中心市街地をベースに歩いたりバスに乗ったりしながら回れます。
ただ鑑賞時間を入れると一日では難しいかもですが、いよいよ本格的に明日から始まるGW。KYOTOGRAPHIEのマップをもって歩いてみては?パチリ!今回の写真は内覧会の時に撮影したものです。
・JRプロジェクト「クロニクル京都 2024」京都駅の大壁面の作品の前のJR氏
「Printing the Chronicles of Kyoto」京都新聞ビル地下1F(印刷工場跡)& 1F
・Graciela Iturbide(グラシエラ・イトゥルビデ)@京都市美術館 別館
作品の前のグラシエラさん。「1979, Juchitán de Zaragoza, Oaxaca, Mexico © Graciela Iturbide」
・Eamonn Doyle(イーモン・ドイル)「K」@東本願寺 大玄関
・Laetitia Ky(レティシア・キイ)LOVE & JUSTICE @ASPHODEL
A KYOTO HAIR-ITAGE@出町桝形商店街 ― DELTA/KYOTOGRAPHIE Permanent Space
■KYOTOGRAPHIE2025
https://www.kyotographie.jp/
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■OA楽曲
・SO KONO/SALIF KEITA
2023年KYOTOGRAPHIEの姉妹イベント、KYOTOPHONIEに出演した際、サリフケイタが禅寺を訪れインスパイアされ、宿泊中の京都リッツカールトンで録音されたという素晴らしい音源が詰まった作品です。