大友良英のJAMJAMラジオ

パーソナリティ 大友良英

大友良英 / Otomo Yoshihide
1959年生まれ。音楽家。
映画やテレビの音楽を山のように作りつつ、ノイズや即興の現場がホームの音楽家。ギタリスト、ターンテーブル奏者。活動は日本のみならず欧米、アジアと多方面にわたる。美術と音楽の中間領域のような展示作品や一般参加のプロジェクトやプロデュースワークも多数。震災後は故郷の福島でもプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げ、現在に至るまで様々な活動を継続中。その活動で2012年には芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞してる。2013年「あまちゃん」の音楽でレコード大賞作曲賞ほか数多くの賞を受賞。2014年よりアンサンブルズ・アジアのディレクターとしてアジア各国の音楽家のネットワークづくりに奔走。2017年には札幌国際芸術祭の芸術監督を務める。2019年NHK大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当。

» 大友良英のJAMJAM日記

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2022
Oct 29

#656

いよいよ始まりましたTVドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」はご覧になりましたか?眞栄田郷敦の目力に吸い込まれそうになりましたが、劇伴の音楽もいい感じでドラマと関わって面白くないわけがないくタートでした。

最初「エルビス」?かと聞き間違いました「エルピス(Elpis)」とは?古代ギリシャ神話で、中からさまざまな災厄が飛び出したと伝えられる「パンドラの箱(壺)」に唯一残されていたものとされ、良きことの予測として【希望】、悪しきことや災いの予測として【予兆・予見】とも訳される言葉。なのだそうです。

これからどうなっていくのか、ワクワク楽しみです。サウンドトラックのリリースも決定!これまた楽しみです。

そして「ルパンZERO」、以前の放送で理由は告げずの山下毅雄特集がありましたが・・・これだったのですね。『LUPIN ZERO』は「ルパン三世」がまだ少年だったころを描いたもので、ルパン三世のはじまりの物語。舞台は原作『ルパン三世』連載当時と同じ1960年代の、高度経済成長期である日本。監督は酒向大輔監督。

12月から配信でスタートするとのことです!こちらも楽しみ!


■ルパンzero
https://www.lupin-zero.com/

■エルピスのサントラのお知らせ
https://columbia.jp/prod-info/COCP-41898/

■エルピス ―希望、あるいは災い―
https://www.ktv.jp/elpis/

■ラジオクラウド
https://radiocloud.jp/hp/index.html
アプリをダウンロードしてチェックして見てください!

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2022
Oct 22

#655

明日10月22日から大阪、シアターセブンで上映が始まる音遊びの映画「音の行方」。一度特集した内容ですがあらためて映画を鑑賞した大友さんの感想とともに、音の行方の、そしてCD「OTO」の特集でした。

フライヤーには「神戸の至宝、結成17年。その音楽性には驚きと感嘆、時には笑いをもって迎えられる「音遊びの会」。みるものの目を釘付けにする彼らの豊かな表現は即興音楽の概念を塗り替える。音楽の歴史に残るドキュメンタリー」とあります。

大阪は10月28日迄。京都は10月28日~11月3日迄、出町座での上映です。

そして、いよいよ10月24日(月)から大友さんが音楽担当のドラマ「エルピス ―希望、あるいは災い―」がスタートします。


■映画「音の行方」
https://www.whereabouts-of-sound.com/

■エルピス ―希望、あるいは災い―
https://www.ktv.jp/elpis/

■ラジオクラウド
https://radiocloud.jp/hp/index.html
アプリをダウンロードしてチェックして見てください!

■OA曲
音遊びの会CD「OTO」から

・つぐみとおおとも
・しおりのうた
・ともといなだ
・ふじもととおおとも
・ゆうたとみやけを
・あやとにし

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2022
Oct 15

#654

10月24日(月)から放送される関西テレビ・フジテレビ系全国ネットの月10(テレビ)ドラマ「エルピス ―希望、あるいは災い―」ポスターには、主演の長澤まさみ、眞栄田郷敦、そして鈴木亮平が!私的には呑み鉄の六角精児さん登場が気になる所ですが。脚本、渡辺あやさんとタッグを組んでの音楽がまたまた楽しみです!

そして今週は先週ラストの少ししか流れなかったたChris Pitsiokosの楽曲を、終盤にはÉMILIE SKRIJELJ & TOM MALMENDIER のduo作品をお届けしました。ライブで聞きたくなりますね。是非、日本での公演が実現しますように!

小林は昨日、現在開催中の「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」のプログラムのひとつ梅田哲也『リバーウォーク』を観てきました。場所は今年の夏ブライアン・イーノ展が開催されていた京都中央信用金庫 旧厚生センター。9名で建物を(屋上まで)ツアーしながら作品を観る(体感する)展示。

今回ツアーして以前、人が働いていた場所であったことや、会場の窓から見える、仕事終わりであろう駅へ向かう人々や、車のクラクションまでもが作品の一部であるかのように響いてきました。約50~60分のツアーですが、もっと時間をかけてツアーしたくなります。

これから行かれる方もいらっしゃると思うのでこの辺にしますが、是非、梅田哲也さん、JAMJAMゲストにお迎えしたいです!エントランスの1階フロアは写真撮影がOKでしたので少し掲載します。追加公演がされたようですが未だチケット入手できるかな。


■KYOTO EXPERIMENT梅田哲也『リバーウォーク』
https://kyoto-ex.jp/shows/2022_tetsuyaumeda/

■エルピス ―希望、あるいは災い―」
https://www.ktv.jp/elpis/

■ラジオクラウド
https://radiocloud.jp/hp/index.html
アプリをダウンロードしてチェックして見てください!

■OA曲
・Orelius / Chris Pitsiokos
 https://noearplugs.no/chris-pitsiokos/

・DUO作品 / ÉMILIE SKRIJELJ & TOM MALMENDIER :
 https://youtu.be/268b3iGVkX0

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2022
Oct 08

#653

653回目の放送。JAMJAMラジオは無事10月を迎えることが出来ました!ありがとうございます。

KBS京都、ラジオ福島、静岡放送、でお聞きいただいている皆様、いつも応援ありがとうございます。podcast、radikoで楽しんいただいている皆様もありがとうございます。2010年4月9日にスタートして12年。まだまだ行きます!よろしくお願いします。

さて、めちゃくちゃ寒くなりましたね~。慌てて冬物の衣服を引っ張り出してきて、アイロンで皺を伸ばす昨日、今日です。体調など崩さないようにしないといけませんね。

今夜は大友さんが久しぶりに渡航したヨーロッパへツアーので感じた色々をトークと音楽でお届けしました。と言っても、音楽はほんの少し。こちらは来週の放送でということなのでお楽しみに。

殆どマスク・ゼロの街は日本ではまだ想像できませんが、そのうちやって来るのでしょうか。
ビビりの私は、海外でもまだまだ外せないかなぁ。


■ラジオクラウド
https://radiocloud.jp/hp/index.html
アプリをダウンロードしてチェックして見てください!

■OA曲
・Arnaud_Riviereの作品
・Chris_Pitsiokosの作品

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2022
Oct 01

#652

NRQは「New Residential Quarters(ニュー・レジデンシャル・クォーターズ=新興住宅地)」の略ですが、今ではもうNRQで周知されているのではないでしょうか。何かの折にどうしてこの名前を付けられたのか聞いてみたいです。

メンバーは服部将典(contrabass)、吉田悠樹(二胡)、中尾勘二(drums / sax / tb / kl)、牧野琢磨(guitar)の編成。

今回ご紹介したアルバムは通算5枚目のアルバムとのこと。大友さんが中尾さんと久しぶりに出会い受け取ったという新作。全編聞いてみたくなりました。番組中「ボヤイスの春」「ボヤイスの冬」と紹介していますが正確には「ボヤイス」です。

グレガー・マグレガーのPoyaisからネーミングされているのだろうか?
これも聞いてみたい。


■ラジオクラウド
https://radiocloud.jp/hp/index.html
アプリをダウンロードしてチェックして見てください!

■NRQ
https://nrq.jp/

■OA曲
・あの丘のむこうがわへ
・ポヤイスの春
・SEIBU TRAIN
・ポヤイスの冬

アルバム「こもん」から
SDCD-054 / Sweet Dreams Press
・その街のこども / 阿部芙蓉美

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