心はんなり旅気分「信楽で陶器と美食に触れる」

<みはる窯>
 家族3人がそれぞれに個性を打ち出して作品をつくるユニークな窯。
 戦後まもなく初代が 登り窯で焼き始め、現在は穴窯を使って作品を制作。


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*3代目当主  神崎継春(73才) 料理を引き立てる器の名人。
 穴窯は窯内の火の回り具合で出来上がりが変わるらしいです。

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*息子さん 神崎 秀策・・・伝統に新たな息吹を加え、シャープな作風が特徴。
 写真は朝ドラ「スカーレット」でおせち料理を盛り付けた大型皿。


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*お嫁さん 桝本佳子・・・「器であって器でない」「用途をもたない 飾るだけの器」。
 食の盛り付けも花器にもならず、大胆に変形・湾曲・拡大した作品が目をひきます。
  (ハクビシン・毛ガニなど)


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<かまーとの森>
 今は使わなくなった長い80mのトンネル窯を
 10年前におしゃれなギャラリー・カフェレストランに改装。
 「かまあと」と「かまアート」をかけて かまーとの森としたんだそう。


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 細長い室内は 主に3つのスペースに分かれる
 ・ショールーム・・・植木鉢をはじめ園芸・庭園用陶器が豊富に品揃え。

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 ・おしゃれでかわいい雑貨スペース
 ・そして一番奥がカフェレストラン
  コレクションのビンテージミシンがずらっと並ぶ様は壮観。
  奥のレトロな大型スピーカーからは 静かにジャズが流れています。
 

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 ここではワンプレートランチが人気。
 私が訪ねた時は、メインは台湾の豚バラを甘辛く煮込んでご飯にかけた「ルーローハン」。
 これにスープ・サラダ・副菜3種などが大皿に盛りつけられて提供(1300~1700円)
 月ごとにメニューが変わります。
 テーブルや椅子は1卓ごとにデザインがちがっていて、これもショールームのひとつ。
 定休:火曜日。

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