心はんなり旅気分「東播磨のシーサイドラインを疾走する列車たち」

 
神戸市内と姫路を結ぶ山陽電車。
今回は沿線の中ほどの区間にあたる 
明石から高砂までの東播磨エリアの見どころをご紹介します。
 
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明石は駅前に城跡を中心にした広大な明石公園。
そばには美しいフォルムの明石海峡大橋。
魚の棚商店街には朝揚がった新鮮な魚がいっぱい。
もちろん名物・明石焼きも外せません。
 
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JRと隣接する「山陽明石」を出発。
次の「西新町」は僕が愛用する歩行者・自転車専用道「浜の散歩道」のスタート地点。
ここから江井島までの8kmは気持ちのいいシーサイドコースです。
そして国道沿いには地元で大人気のうどんの「ふじきち」。
太麺に和風カレーだしが沁みこむボリューム満点のカツカレーうどんをぜひ。
 
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「江井島」はヤシの木が立ち並ぶ美しい海岸がひろがり、
かつては海水浴場として大変賑わいました。
そしてこの一帯は神戸の<灘>に対して、<西灘>と呼ばれ 
かつては多くの酒蔵が存在しました。
中でも代表格は7つの木造蔵をもつ老舗の「江井島酒造」。
またブルワリーでは洋酒も手掛けていて、
地ウイスキー「あかし」は多くのファンをもっています。
そして濃厚辛口なら江戸末期創業の「太陽酒造」の<たれくち>がおすすめ。
たった3人でつくる木槽(きぶね)絞りは通に評判です。
 
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直通特急停車駅「東二見」、人口急増中の「播磨町」を経て、
かつて貨物輸送中心で走っていた別府鉄道や旧国鉄高砂線の線路をまたぎ、
兵庫一の大きさを誇る加古川を渡ります。
 
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そして「高砂」に到着。
まずは(高砂や~、この浦舟に帆をあげて~)の謡曲の発祥地・高砂神社に向かいます。
ここには夫婦和合の象徴とされる立派な<相生の松>があります。
 
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また街中には「千と千尋の神隠し」を想起させる創業80年の銭湯「梅ケ枝湯」や、
数多くの古民家もしっかり保存されていて、楽しい街歩きができます。
あまり乗る機会も少ない山陽電車の明石からの高砂までの21.6kmですが、
この東播磨のシーサイドラインは隠れた魅力を数多くもつエリアなんです。
 
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羽川さんのYouTubeも併せてお楽しみください!
「#60 山陽電車②(山陽明石~高砂)」
 
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山陽電車の東播磨エリアを紹介します。今回は初のドローン映像や貴重な別府鉄道の資料写真も入り、見応え充分。明石~高砂の沿線の魅力をテンポよくお伝えします。
 
  
YouTubeで「羽川英樹」と検索するとすぐ見つかります。
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