< オンエア日時 >

─ KBS京都テレビ ─

2025816【土】

19:00~20:55

毎年8月16日に夜空を彩る「京都五山送り火」は、お盆の精霊を送る伝統行事です。東山に大の字が浮かび上がり、続いて、松ケ崎に妙・法、西賀茂に船形、大北山に左大文字、そして、嵯峨に鳥居形が点火されます。火は、地元保存会の人々の手によって灯され、これら5つの送り火はすべて京都市登録無形民俗文化財に指定されています。

この「五山送り火」を、本年も生中継。数百年に渡り伝統の炎を守り継ぎ、一夜のために準備を進めてきた地元保存会の人々の思いとともに亡き人を偲び、再びあの世へ送る、お盆のひと時をお送りします。

番組では、五山が東から順に点火されていく模様を、地上と山上、両視点のカメラからじっくりお見せするとともに、最後に点火する鳥居形近くで営まれている「広沢池 燈籠流し」の幻想的な様子も中継でお届けします。

また、五山送り火は、亡き人の冥福を祈り感謝の気持ちを込める行事であると同時に平和への祈りも込められています。 昭和100年、終戦80年にあたる2025年。番組では、数百年にわたる京都五山送り火の歴史の中で特に昭和時代にスポットをあて、過去の映像もまじえながら、改めて平和についても考えます。

特別放送席を設けるのは、京都市左京区の聖護院門跡。普段は一般公開されていない「宸殿」の貴重な襖絵の数々を背景に、特別な時間をお届けします。ゲストには、俳優の木村多江さん、解説には、テレビでもお馴染み、歴史学者で国際日本文化研究センター教授の磯田道史さんをお迎えします。

地元の人たちの尽力・支えのもと脈々と受け継がれている大切な伝統行事であることを念頭に、全国の視聴者に送り火の臨場感ある映像をお届けします。

< 番宣 >

< 出演者 >

木村多江

< ゲスト >

木村 多江

俳優

磯田道史

< 解説 >

磯田 道史

歴史学者 / 国際日本文化研究センター教授

< 進行 >

森谷 威夫

KBS京都アナウンサー

< リポーター >

梶原 誠

KBS京都アナウンサー

< リポーター >

佐藤 彩加

KBS京都アナウンサー