今回やってきたのはKBS京都のすぐそば。
京都市上京区にあるこんな場所です。
こちらは仏像を作っておられる工房で、今回は三浦耀山さんに仏師のお仕事について教えていただきました。
まずは仏像を修復している作業場へ。
江戸時代の仏像を直しているところを見せていただきました。
400年近く前の仏像のすぐ横には何やら見慣れないものが。
三浦さん「これは3Dスキャナーでして・・・」
学天即 「え!?」
実際動かしていただくと・・・
驚きの連続ばかりの【仏師学】。
続いては三浦さんが実際に彫っておられる工房へ。
普段どういう風に彫っておられるのか教えていただきました。
普段見られない貴重なものを沢山見せていただき、学天即も大満足だったのですが
三浦さんから「ぜひ見せたいものもう1つがある」ということで中庭へ。
ブーンという大きな音に誘われ外に出て見ると・・・
仏像が空を飛んでいる!!!!!!
こちらは三浦さんが作ったもので「ドローン仏」と呼んでいるそうです。
仏教画の中に雲に乗ってやってくる阿弥陀様を描いたものがあるそうで、
それを何とか実現したいと考え生み出したのがこちらのドローン仏。
宙に浮かせるためには軽くする必要があり
三浦さん自身が彫った仏像を3Dスキャナで作って軽量化し、見事飛ばすことに成功したそうです。
仏像を何とか宙に浮かせたいという願いを最先端技術で実現した三浦さんですが
もっと大きな夢があるそうです。
今のところ3体はできあがっているそう。
26体の仏像が一斉に飛ぶ姿が実現するのが楽しみですね。
三浦さん、ありがとうございました!
※「きらきん!」に掲載されている情報はオンエア当時のものになります。