昨日公開されたばかりの『ヤクザと家族 The Family』
観にいきましたのでご紹介\(^o^)/
こちら、なかなか今では珍しい攻めたタイトルではありますが
ただのヤクザ映画では無く......
ヤクザとしての生き様を3つの時代を通して描かれている
ヒューマンドラマなのです。
主演は綾野剛さんで、早くに両親を亡くし自暴自棄になっていたところを
地元のヤクザ組織の組長である舘ひろしさんに手を差し伸べてもらい
ヤクザとして生きていく...というお話です。
この映画、正直観ないと損します!!
というくらいに大傑作だと思ったのが、やはり主演綾野剛さんの演技力。
綾野さんご自身も舞台挨拶で
「現時点での自分の集大成」だと語るほど。
もはや綾野剛さんではなかったですね。
山本賢治という人の役だったんですが、
山本賢治という人生を綾野剛さんが生きていた。
としか思えないくらいに、作りこまれている以上のものを感じました。
圧巻です!!
またこの作品は日本アカデミー賞をいくつも受賞した
『新聞記者』の藤井道人監督が脚本も手がけており、
独特の世界観を楽しむことが出来ますし、
キャストも豊原功補、市原隼人、尾野真千子、北村有起哉、磯村勇斗と非常に豪華。
愛と人情にグッとくるシーン本当に沢山あるんですが、
特に来たのはやはり舘ひろしさん。。
綾野剛さんも仰ってたんですが、舘ひろしさんって
セリフで語らない圧倒的存在感がすごい。
背中ひとつで親分としての器量を表現出来てしまうところが
さすが舘ひろしさんという感じでしたし、
綾野剛さんをグッと抱きしめるシーンがあるんですが
もう涙腺崩壊間違いなしですよ(T▽T)ハンカチ必需品(笑)
ちなみにそんな舘さんは、今回の役作りでは
「渡さんだったらどうしてただろう...」
って常に考えながら役を作り込んだみたいです。
師匠への想いというのにまたグッと来ました(これ書きながら泣きそうになっています笑)。
この映画、ヤクザ映画はちょっと...と思っている方にこそ観てほしい、
本当の家族の絆とは何なのか?普通の幸せとは?という
非常に深い、考えさせられる、
そして愛が非常に身に染みる内容となっております!
ヤクザと家族
全国の映画館で公開中です!