今月9日(金)から大阪南港のATCギャラリーで開催されています
「バンクシー展 天才か反逆者か」に行ってきました\(^o^)/
バンクシーって...名前は聞いた事あるけど~...(・ω・)
という方もいらっしゃるかと思いますが!
最近でいうと、2年ほど前...
イギリスで行われたオークションで
バンクシーの絵画が1億5千万円で落札された瞬間!!

額縁に飾られているその絵画が、額縁の内部に仕掛けられた
シュレッダーにかけられて切り刻まれた...
というパフォーマンス(?)があったという衝撃的ニュースが
一時期話題になっておりましたね。
ただ、世界的に話題になっているバンクシーですが
彼(もしくは彼女?)がどんな人物なのかは
明らかになっておりません。
というのも、そもそもバンクシーというのは
イギリスを拠点に活動している匿名のアーティストなんです。
1人なのか複数人なのか...
はたまた男性なのか女性なのか...
本名すら分からないという謎に包まれた芸術家なのです!
だいたい1990年あたりから活動を始めたみたいなんですが、
最初は公共の壁とか橋、柱などにスプレーを使って
アートを描くグラフィティアーティストとして活動していたみたいです。
徐々にイギリス以外でも公共の場に描く
グラフィティアートを残し始め、
今や世界中のあらゆるところに神出鬼没しておりまして...
彼らのアートを発見した人がSNSなどで拡散し、
バンクシーの知名度は一気に上がっていったということなんです。
ちなみに日本にもバンクシーは来たことがあったみたいで、
バンクシーのアートが東京で発見され
話題になっていたみたいです!(∗ ❛⃘ ❛⃘∗)
ちなみに作風は社会風刺的なものが多いです。
一見ポップでユーモラスな作品に見えますが、
現代社会への批判であったり、イギリス政治の風刺、
戦争への怒りであったりと案外センシティブな問題を
色んな角度から訴えかけてきます。
ポップさとシニカルさのギャップが
魅惑的なのかもしれませんね。
そんな覆面アーティストバンクシーの作品たちを
今大阪で見ることが出来るのです!
ただ、そんな壁に描いた作品とかをどうやって展示するんだ!?
と思うかもしれませんが......
バンクシーはもちろん壁だけに絵を描いている訳ではなく!
版画作品などを世に出しておりまして。
個人のコレクターさんに協力いただき、
オリジナル作品やポスター、立体作品など70点以上が展示されています。
またこのバンクシー展では、音声解説ガイドを
スマホを使って無料で聴くことができまして。
その解説を聴くことでバンクシーの世界観が
非常にわかり易く理解することができます。
このバンクシーというアーティストを通して、
芸術家のあり方というのは劇的に変わって来ているんだと
実感しました。
昔のように、紙に絵を描き、
その作品が評価され、名前を売っていく...というのは
もはや当たり前ではないんだなと。
一歩間違えれば落書きと間違えられ、
すぐ消されてしまうかもしれない
グラフィティアートから、
これだけ世界中から注目されるアーティストになることも
可能な時代なのだなと...
常識を疑え!ということなんですかね。
そういう時代の流れというものも、強く感じられる展覧会となっているんじゃないかなとおもいました。
バンクシー展 天才か反逆者か
2021年1月17日(日)まで、
大阪南港ATCギャラリーで開催中!
アクセス 地下鉄・ニュートラムトレードセンター前駅すぐ
料金 平日大人1800円、土日祝は2000円
ぜひ新しいアートの在り方、その肌で感じてみてください!