今週のうまいもん!
番組が独断と偏見で選んだ「うまいもん」を紹介します。
今日は、北海道旭川市民のソウルフード「新子焼き」です。
若鶏の手羽を含む骨付きの半身を、炭火などで素焼きしたものです。
名称の由来ですが、出世魚のコハダは、稚魚の時は新子と呼ばれます。
若鶏は、肉ではありますが、同様の意味で新子で、
それを焼くので、「新子焼き」という名で広まったというのが定説だそうです。
戦後、肉は高価だった時代に、貴重なたんぱく源をとるために地鶏に目をつけて、
しかも成長を待っている余裕がなかったので、
若鶏の段階で最大限に栄養をとる料理法として開発されたとの説が有力だそう。
それぞれのお店で、オリジナルのアレンジが加えられているんですが、
今日ご紹介するのは、「新子焼きの会」というグループの初代会長さんのお店
「焼鳥専門 ぎんねこ」の「新子焼き」。
生後6週間の生の若鶏を、背中から割って内臓を中抜きして、
胸、あばら、モモ、手羽元など、鶏の形が感じられる部位を一体で残します。
あじの開きのように半身にした肉を、炭火で焼いて、
65年間継ぎ足してきた秘伝のしょうゆベースのタレにくぐらせて完成です。
手でちぎって、部位ごとの食感の違いを楽しみながら食べるのが流儀だそうです。
こんがり焼けた皮はパリっとかぐわしく、
ピンク色をした中の肉は、さくっと新鮮な味わい。
手羽やももに進むにつれて、軟らかみが増します。
(半身で届いたものを、食べやすいようにカット)
「焼鳥専門 ぎんねこ」の「新子焼き」は、ホームページからお取り寄せできます。
送料別で、一人前 1850円のところ、WEB価格 税込1500円、
3個入り5550円は、WEB価格 税込4350円。
電話でのお問い合わせは、0166-22-4604
営業時間は、午後1時〜10時までで、月曜日がお休みです。