立命館大学地域連携コーナー 第5回は、「ヨシストローでSDGs推進プロジェクト」
-
12月2日
立命館大学では、地域の方々と連携して、様々な取り組みを行っています。
この番組では、その様々な取り組みを、立命館大学や地域の方に出演いただき
紹介していきます。
5回目のきょうは、ヨシストロー・プロジェクトを紹介していただきます。立命館大学びわこ・くさつキャンパスの経済学部のゼミで
びわ湖のヨシを使った環境にやさしいストローを使って、
アンケート調査をおこない、社会貢献につなげようという取り組みだそうです。スタジオには、ヨシストロー・プロジェクトに取り組む
経済学部の寺脇拓教授と、
寺脇ゼミの3回生でプロジェクト代表の千葉友里加さん、
副代表の田中志織さんにお越しいただきました。
毎年、地域連携に力点を置いた課題解決型の研究プロジェクトを立ち上げて
ゼミ全体で取り組んでいるそうです。今年はプラスチックストローから紙ストローへの転換をテーマに
その紙ストローに対してどのくらいのお金を支払えるかを明らかにする研究を行ったそうです。ただ、紙ストローは長時間水に浸すと強度が落ちてしまうことから
びわ湖のヨシでストローを作ることを考えました。まず、今年の夏休みに、近江八幡市で、
江戸時代から400年以上ヨシの卸売を営んでいる西川嘉右衛門商店さんを訪れ、
ヨシについて詳しく教えていただき、
ヨシを分けていただいたそうです。そのヨシを使ってゼミの3回生19人総出で、
調査用にストロー400本、検査用に50本を製作しました。
1ヶ月もかかったそうです。丁寧な出来栄えに驚くあさこさん
衛生面での検査を通過するために、検査機関からのアドバイスをもらいながら
問題がないという結果も得られました。
梶原アナが実際にヨシストローで冷たいお茶を飲んでみました。
いいですね~♪
そして、アンケート調査を行うのですね。
ヨシストローと紙ストローを実際に使ってもらって
その使用感やそれぞれプラスいくらまで支払えるかという質問を
1月上旬に実施する予定だそうです。環境面や品質面でも質の高いストローとはいえ
商品化となるとコスト面で普及が難しくなります。そのためにもアンケート調査が参考になるわけですね。
ヨシストローは琵琶湖の環境保全でも地域貢献できますし、
世の中のプラスティックゴミ削減の第一歩として
研究の成果が商品化につながるといいですね。ありがとうございました。
立命館大学地域連携コーナー、次回の放送は1月です。
お楽しみに!