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11月5日のテーマは...いい遺言を書こう

 
11月5日は「いい遺言を書こう」というテーマでお話しいただきました。
遺言は「書けばいい」というわけではありません。遺言があったせいで揉めるなんてこともあるので気を付けましょう。例えば、相続発生後に「遺留分を侵害している」と不公平に感じる人がいると、「遺留分侵害額請求」をされるかもしれません。


▼遺留分とは?
遺留分とは、法定相続人が最低限受け取ることができる相続財産の割合のことで、法定相続分の約半分が権利として保障されています。

例)法定相続人が配偶者と子供3人の場合
  法定相続分の2分の1→配偶者へ
   残りの2分の1 →子供3人へ(1人あたり6分の1)
  →この場合、子供たちは法定相続分の12分の1を遺留分として最低限受け取れます。

☆遺言で財産の分け方を指定する場合には、遺留分相当の価値がある財産を渡す配慮が必要!!


▼遺留分侵害について
分けるべき財産が不動産しかない時などは、注意が必要です。遺留分を侵害しないように、遺留分相当のお金を用意したり、生命保険の受取を他の法定相続人に指定したりしましょう。
ほかにも、相続税の対策で子供や孫に多額の生前贈与をしたり、財産を圧縮するためにローンを組んで収益物件を建てたりして財産が分けにくくなると遺留分を侵害するリスクが増えます。
遺留分侵害額請求は、「知った時」から「1年」という期限があるので気を付けましょう。


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番組について

私たちにとって身近な、お金にまつわる色々な法律問題についての解決方法を「みお綜合法律事務所」の弁護士・澤田有紀先生にお伺いする“法律相談番組”です。

出演者

澤田有紀 (さわだ・あき)

澤田有紀

兵庫県西宮市出身 大阪大学文学部英文科卒
趣味・特技 / エレクトーン演奏、ゴルフ
弁護士(主婦弁) 大阪弁護士会所属
弁護士法人みお綜合法律事務所代表

OL、エレクトーン奏者などを経て主婦に。阪神淡路大震災をきっかけに「社会の役に立つ仕事をしたい」と一念発起して司法試験の勉強を始め、平成9年司法試験に受験1回目で合格。個人及び法人の債務問題,相続・離婚などの個人の法律問題を中心に取り扱っている。

専業主婦から弁護士になった経緯については「人生を変える!3分割勉強法」(祥伝社)をご覧ください。

森谷威夫 (もりたに・たけお)

森谷威夫

KBS京都アナウンサー。ニュースからスポーツ実況、バラエティまでマルチにこなす実力派。

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