6月21日 ラジオカーリポート
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今日は、新町丸太町下ルにあります
京菓子のお店『亀屋友永』からラジオカーリポートをお届け!!昭和9年にのれん分けし、創業されました。現在は3代目が営んでいます。
創業以来、厳しい目で選び抜いた素材だけを、代々受け継がれてきた技法で、
機械に頼らず、手作りで丹念に仕上げており、
餡や羊羹にすり蜜の衣をかけた「松露」をメインに製造販売しているお店です。この「松露」は作るのに3日かかるんだとか。
1日目であんこを丸く整えて乾燥させ、
2日目に砂糖の蜜をコーティングし、
もう1日、乾燥させることで完成します。この「松露」を作るのに5年~10年はかかると言われています。
祖父から受け継いだ手作りの松露は絶品。
直径4~5cmで可愛らしい見た目だけではなく。
口の中で入れると、蜜衣が滑らかに溶けて、餡がお口に広がります。
濃い緑茶はもちろんコーヒー・紅茶、ブランデーやウイスキーにも合います。季節ごとに登場する松露も大変人気のようで、
おススメは「れもん松露」。
白あんに果汁を絞り仕上げるのですが、
中にレモンを閉じ込めているんじゃないかと錯覚するほど!その他にも「岩ごろも」も人気商品の一つで、
岩ごろもとは、こし餡を芯に大納言納豆を付け、すり蜜の衣をかけた松露。「松露」のようなお干菓子は、春夏秋冬の京の風情を漂わせる日本画のような美しさを持ち、
お茶を引き立てる、選び抜いた生砂糖の上品な甘さが特徴なんだとか。100g450円の量り売りや
水無月や季節の生菓子の販売も行っています。
『亀屋友永』のお問い合わせ先は、
電話 075-231-0282長い年月受け継がれてきた伝統の味「松露」
ぜひ、味わってみては?