12月17日 ラジオカーリポート
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今日は、一乗寺にある「グラフィックデザイン工房 りてん堂」にお邪魔しました!
店内で心地よい音を響かせているのは、「チャンドラー」と呼ばれる日本製の活版印刷機。
アメリカ製の印刷機と同じタイプで、50年から60年以上も前のものだといわれているそう。
店内にはたくさんの活字も並んでいます。
活版印刷は、活字を組み合わせて作られた「版」を用いたアナログな印刷方法で、現在では減少しつつあります。りてん堂は、グラフィックデザイナーの村井さんが、廃業となった活版印刷所からチャンドラーと活字を引き受け、2012年にオープンしました。
活版印刷とグラフィックデザインを組み合わせることで、パソコンではできなかったり思いつかないような表現ができるそうです。今の時期は年賀状の印刷を行うことが多く、ほかにも名刺やお店のカードなども作られています。
和紙など、いろいろな紙で印刷できるのも魅力的。
活版印刷ならではのシンプルで言葉を大切にしたデザインは、自分にとっても相手にとっても特別なものになりそうです。店内では活版印刷でつくられたポストカードや一筆箋なども並んでいます!
活版印刷で今の時代だからこそ、魅力に触れてみてはいかがでしょうか。